総括と展望│金融サービスの在り方だけでなく生活者の選択も変化した2020年。2021年は法改正により更なるデジタル化で金融サービスが身近に

ブロードマインド株式会社のプレスリリース

保険・証券・住宅ローン、 不動産と複数の金融関連商品を横断して1社で取り扱い、 金融コンサルティングを行う「ブロードマインド株式会社」(本社:東京都渋谷区、 代表取締役社長:伊藤清、 以下当社)は、「金融業界と個人のライフプランニング」に関する2020年の総括と2021年の展望を発表しました。

 

 

  • 2020年│総括:金融サービスはデジタル化、生活者はニューノーマルに適応

 2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、生活者だけでなく金融業界にも大きな影響がありました。対面営業が中心の金融業界においては、緊急事態宣言に伴い営業縮小や自粛を余儀なくされたケースも少なくありませんでしたが、新型コロナウイルスの収束が見えないことから、対面での営業を義務付けていた金融機関でも一時的にオンラインでの面談を許可するようになりました。このような金融機関側の取り組みも受けてオンラインでの相談が急増し、金融サービスのデジタル化が一気に加速した年となりました。当社でも月間約1,000世帯のお客様に金融コンサルティングサービスを提供していますが、オンライン面談の比率は多い時期で8割を超える状況でした。

 他方、当社にお寄せ頂いたご相談内容を例に挙げると、「飲食店を経営しているが減収しているので今のうちに打てる対策を聞きたい」「保有している株や投資信託が下落しているので相談したい」という直接影響を受けてのものだけでなく、「芸能人の訃報を聞いて自分が加入している保険の保障は大丈夫か心配になったので確認してほしい」など間接的なものも含め、新型コロナウイルスの影響に起因する具体的なお問い合わせが発生しました。また、不安定な社会情勢で漠然とした不安を感じ「現時点でそこまで経済的な影響は受けていないが、自分もいつ困るか分からないから話を聞いておきたい」という方も増えました。
 きっかけはこのような内容ですが、お客様の不安や関心事を解きほぐしながら将来の見通しを立てていくと『新しい生活様式』を踏まえた選択を検討される方が多かったことも今年の特徴でした。例えば「勤務先がリモートワークの態勢を整えて、通勤がほとんど必要なくなった」という理由で住宅購入のエリアを勤務地近辺の都内から価格が安く緑が多い郊外へ変更されたり、「店舗サービスの利用が減り収入が厳しくなった」という理由で副業を検討されたりと、ポストコロナ社会における新たな生活の送り方を想定してライフプランニング(=人生設計)を行い、金融商品選定をする傾向が見られました。

 

  • 2021年│展望:さらに進むデジタル化で、金融サービスが身近なものに

 新型コロナウイルスの感染拡大は収束を見ず、生活者の中の将来に対する不透明感は今後も残り、これまで以上に人々が自分の人生やお金について考える機会が増えることでしょう。併せて「新しい生活様式」は今後も浸透し、働き方・住まい・消費といったテーマで従来よりも多様な選択が取れるようになることから、不安な将来に対し見通しを立てる際の“ライフプランニング”が益々重要視されると予想されます。

 当社が実施したアンケート調査(参照:「『人生設計(ライフプランニング)とお金』に関する実態調査」 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000059559.html )によると、子育て世帯の半数以上の方が「今までライフプランニングを行ったことがない」と回答しているにも関わらず、その内の6割以上はその重要性を認識しているという実態が明らかになっています。そして、この意識と実践のギャップには「そもそもライフプランニングという考え方を知らない」、「やり方がわからない・難しい」ということが要因になっていることも分かりました。

 このような現状を変える可能性のある2021年の大きなトピックとして、2020年の国会で金融商品販売法が一部改正されたことによる「金融サービス仲介業」の創設が挙げられます。金融サービス仲介業は、保険・証券・住宅ローンなどの金融商品の取り扱いに本来必要な個別ライセンスの取得を不要とし、1つのライセンスのみで取り扱いができるという業態です。これまでよりも参入障壁が下がるためITベンチャーを中心とした企業が金融サービス仲介業に新規参入し、デジタルを駆使したサービス展開が業界全体で加速すると予想されます。社会的背景と法改正による業界の動きにより生活者にとってこれまで以上に金融サービスが身近になることが期待されますが、金融サービスのデジタル化が進むことでライフプランニングについても同様に身近なものとなり、上記で述べたギャップの要因が解消されてゆくのではないでしょうか。

 

  • ブロードマインドについて

 『私たちは金融サービス業として革新を起こし続け、自分らしい未来を歩む人々が溢れる世界を創る』というミッションを掲げるブロードマインドは、特定の金融機関に属さず、保険・投資信託・債券、住宅ローンなど国内50 社以上の幅広い金融商品を取り扱い、主に個人のお客様に対して保険の見直し・家計相談・相続対策・不動産コンサルティング、法人の財務基盤強化など、様々なお金に関するニーズにワンストップでお応えするフィナンシャルパートナーサービスを提供しています。
 金融業界において保険代理店業・住宅ローン代理業・金融商品仲介業、加えて宅地建物取引業のライセンスを1 社単独で有する企業は国内で当社のみです。(2020 年12月現在当社調べ)

□会社名   :ブロードマインド株式会社(https://www.b-minded.com/
□代表者   :代表取締役社長 伊藤清
□本社所在地 :〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル7F
□設立    :2002年1月
□資本金   :2億8,379万円
□事業内容  :生命保険・損害保険・少額短期保険代理店業、宅地建物取引業・住宅ローン代理業・金融商品仲介業 関東財務局長(金仲)第424号、銀行代理業 関東財務局長(銀代)第281号、経営コンサルティング業務

□主なサービス:
・フィナンシャルパートナーサービス(個人・法人向け金融コンサルティング)
・無料ライフプランニング シミュレーション『マネパス』https://www.moneypass.jp/
・BtoC特化型オンライン商談システム『ブロードトーク』https://www.b-minded.com/broadtalk/
 

  • 本掲載に関するお問い合わせ

経営企画室 広報担当:冨永 (mobile:080-4754-5395)
☎:03-6675-7748(直通、平日10~19時) / ✉:bm-pr@b-minded.com

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