緊急事態宣言が発令された「4月前半の国内消費動向データ」を公開。

JCBのプレスリリース

株式会社 Finatextホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:林 良太)の子会社で、ビッグデータの解析・分析を行う株式会社ナウキャスト(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:辻中 仁士、以下:ナウキャスト)、及び株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役会長兼執行役員社長:浜川 一郎、以下:JCB)が提供する「JCB消費NOW」は、クレジットカード会員の決済や属性データ等を活用し統計化することで、日本国内の“現金も含めた消費全体の実勢”を捉えた消費活動の“今”を知ることができるサービスです。

本日、「JCB消費NOW」の4月前半(4月1日~4月15日)の速報データの一部を公開します。また、現在ナウキャストとJCBでは、新型コロナが消費に与える影響をより詳しく分析するため「参考系列」データを算出しており、今回は1月後半のコロナの感染拡大前に比べて足元の消費がどう変化しているかも併せて公開します。
なお、「交通」「娯楽」「宿泊」「旅行」といったレジャー関連業種、サービス業種の分析については、別紙のTopics: 東京大学大学院教授の渡辺努らによる「サービス支出からみた自粛効果の推計値」分析もご参考ください。
 

【4月前半・概況(本系列)】
・「総合消費指数」は前年比-18.0%と3月後半の前年比(-7.6%)より一段と悪化。
・「小売(財)総合」は前年比-9.1%と3月後半の前年比(-9.0%)より悪化。
  -「スーパー(25.3%)」、「酒屋(15.3%)」、「EC(8.1%)」は引き続き好調。
  -「織物・衣服・身の回り品(-15.9%)」や家電を含む「機械器具小売業(-15.1%)」といった半耐久財、耐久財の下げ幅拡大が下押し要因に。
・「サービス総合」は前年比-25.0%と3月後半の前年比(-9.0%)より一段と悪化。
  -「外食(-48.9%)」や「旅行(-28.6%)」、「宿泊(-20.6%)」、「娯楽(-17.1%)」などの“レジャー消費”がより一層悪化。
【4月前半・概況(参考系列)】
・「総合消費指数」は新型コロナ感染拡大前である1月後半から緊急事態宣言後の4月前半にかけて、約3割程度、大幅に悪化。
※参考系列については、後述の「『JCB消費NOW:参考系列』について」をご覧ください。
・「EC(12.0%)」、「コンテンツ配信(12.9%)」といったオンラインに関連する消費にシフト。
・「居酒屋(-78.9%)」が大幅に悪化する一方で、「酒屋(20%)」が伸長。

プレスリリース詳細はこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d11361-20200501-1984.pdf

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。