Securitize、デジタル証券のピアツーピアの取引を可能にするInstant Access機能を提供開始

Securitize Japan株式会社のプレスリリース

 デジタル証券の発行・管理プラットフォームを提供するSecuritize Inc.(本社:米国サンフランシスコ、CEO:カルロス・ドミンゴ、以下、Securitize)は本日、Instant Access(インスタントアクセス)機能を公開いたしました。
 Instant Access機能はデジタル証券の発行体が投資家に対して、カウンターパーティーリスクのないピアツーピア取引を、素早く簡単にコンプライアンスに準拠した形で実施する方法を提供する業界初の機能です。なお、日本における本機能の利用可否については現在確認中です。

 Instant Access 機能とSecuritizeの業界最高水準のDSプロトコルを利用することで、投資家は、これまでにない方法でデジタル証券の取引できるようになりました。この機能を利用すると、投資家は、保有するデジタル証券を売却する意思表示をウェブのURLリンクで表現することができます。このURLリンクは、メールやチャットなど、お好みのプラットフォームで共有することが出来ます。

 Instant Access機能は、旧来の私募証券取引で必要となる典型的なアナログ手続きを一切必要としない、完全にデジタル化されたプロセスを提供します。発行体がInstant Access機能を有効化すると、発行体からのKYC/AMLチェックを済ませている投資家は、保有者から取引用のURLリンクを受けとることで、保有者からデジタル証券を購入することができます。この時、KYC/AML要件を満たし、かつDSプロトコルを通して発行体が課す全ての取引制限事項を満たす取引のみが許可されます。

 Instant Access機能はEthereumトークンのピアツーピア取引ネットワークであるAirSwapを利用しています。両チームは共同で、デジタル証券を安全に取引しやすくする取り組みを過去数ヶ月にわたって行ってきました。2018年には、SecuritizeとAirSwapの技術を用いて、史上初のピアツーピアの証券トークンの取引が実現しています。

■Securitize 共同創業者兼CEO Carlos Domingoのコメント
「新機能のInstant Accessを使うことで、発行体はSecuritizeの技術を用いて、デジタル証券のメリットの1つである、コンプライアンスを遵守しながら簡単に効率よく取引できるという特徴を世界規模で活用できるようになります。SecuritizeはInstant Accessというパワフルな新機能でデジタル証券業界のさらなる発展に貢献していきます。」

■Blockchain Capital社 共同創業者兼業務執行社員 Brad Stephens 氏のコメント
「弊社はブロックチェーンとデジタル証券分野におけるイノベーター、投資者、および発行体として、テクノロジー特有の強みを活かした流動性のオプションを投資家に最大限提供することを目指してまいりました。ブロックチェーンによって完全に新しい取引方法が可能になった例は今後も増えるでしょう。」

■AirSwap 共同創業者 Michael Oved 氏のコメント
「Securitizeは業界最高峰の証券プロトコルで、弊社は長年技術パートナーとして提携してまいりました。AirSwap技術を用いることで、発行体に流通市場の機能も提供できるようになり、弊社も楽しみにしています。」
Securitizeのデジタル証券(DS)プロトコルは、業界で最も幅広く採用されているプロトコルです。DSプロトコルを用いた5つのデジタル証券が、OpenfinanceやSharespostなどの規制されたデジタル証券市場で取引できるようになっており、取引可能な市場は今後も増える見込みです。Securitizeに関してさらに詳しくは、Securitize.co.jpをご覧ください。

■Securitizeについて
Securitizeは、デジタル証券を通して、より容易に所有でき、より簡単に管理でき、より迅速に取引を可能にすることにより、資本市場の近代化を進めています。 Securitizeプラットフォームおよびプロトコルは、デジタル証券のライフサイクル全体に対応する実績のあるフルスタックソリューションを提供します。 SecuritizeのDSプロトコルは、業界で最も採用率が高く、コンプライアンスに準拠したシームレスな取引を複数の市場において同時に可能にします。 Securitizeが支援しているデジタル証券は、公開市場で既に国際的に取引されており、今後さらに増える予定です。

■AirSwapについて
AirSwapはスムーズな取引を通じて世界をより良くします。AirSwapはEthereumブロックチェーン上に構築され、自動化された、OTCのピアツーピア取引向けに簡単に使える製品を提供しています。また、トークン化プラットフォームとその発行者に対して、安全で効率的なセキュリティートークンの取引が可能となるホワイトラベルのソリューションを提供しています。問い合わせ先:partners@airswap.io

■Blockchain Capitalについて
Blockchain Capitalは2013年に設立され、起業家がブロックチェーン技術を活用した世界規模の企業やプロジェクトの立ち上げを支援することをミッションとし、創業者に成功に必要なもの(資本、専門知識、パートナーシップ、人材採用、戦略)を提供しています。Blockchain Capitalは、ブロックチェーン業界で最も古く、最も活発なベンチャー投資家の1つであり、創業以来75以上の企業やプロジェクトに資金を提供してきました。同社は株式とトークンの両方に投資しており、マルチステージの投資家です。また、ブロックチェーン・キャピタルは世界初のトークン化投資ファンドのパイオニアであり、その延長線上でブロックチェーン業界初のセキュリティ・トークンであるBCAPを2017年4月にSTOを通じて販売しました。同社はブロックチェーン技術は伝統的なビジネスを破壊し、全く新しい市場やビジネスモデルを生み出す可能性があると考えており、ブロックチェーン技術を活用して世界を深遠な方法で変えたいと考えている創業者に投資しています。
問い合わせ先:contact@blockchaincapital.com、www.blockchaincaptal.com

■Securitize Japan 会社概要
新社名      :Securitize Japan株式会社(セキュリタイズジャパン)
代表者        :代表取締役 ジェームス・エイチ・フィン
所在地        :東京都中央区日本橋室町2-1-1 日本橋三井タワー 6F
登記変更日    :2020年4月1日
事業内容         :デジタル証券のためのコンプライアンス準拠プラットフォームを提供
コーポレートサイト:https://www.securitize.co.jp/

■本件のお問い合わせ先
Securitize Japan
Mail: info@securitize.io

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