ソニー銀行株式会社のプレスリリース
日本における在留外国人は、2019年6月時点で282万人(*1)と前年同月比で7.3%増加しており、今後も増加することが見込まれています。その一方で、ソニー銀行が在留外国人を対象に実施したインターネット調査(*2)によると、6割以上の在留外国人が日本の銀行での手続きに不満を感じたと回答しています。不満を感じた具体的な内容としては、「手続きに必要な情報・モノ(印鑑など)が多すぎる」や「言語サポートが不足している」ことが上位にあがっています。
また、日本の銀行にどのようなサービスを望むかという質問では、「窓口に行かずに手続きが完了できるWEBサービス」が1位となったことからも、手続きのしくみや、サポート体制を整えることで在留外国人にとってより使いやすいサービスを提供できる可能性があることがわかりました。
こうした社会的背景や在留外国人のニーズを踏まえて、ソニー銀行では口座開設から取り引きまでを手軽に行える新サービス「English online banking 」を提供することといたしました。本サービスでは、OCR(*3)を活用した在留外国人向け口座開設アプリを導入するなど、シンプルな手続きを実現しています。
ソニー銀行は今後も、お客さまの多様なニーズにお応えし、利便性の向上に貢献してまいります。
(*1)出典:法務省「在留外国人統計(旧登録外国人統計)統計表」
(*2)出典:「在留外国人を対象とした日本の銀行に対する意識調査」(2020年3月23日 ソニー銀行調べ)
(*3)手書きや印刷された文字を、イメージスキャナやデジタルカメラによって読みとり、文字データに変換する光学文字認識機能です。
【English online banking のサービス概要】
1.OCR を活用した在留外国人向け口座開設アプリ
2.分かりやすい、英語のサービスサイト(https://moneykit.net/en/)
3.スマートフォンで完結する取り引きサイト
4.英語によるチャットやメールでのコミュニケーション
※ English online bankingでは、円・外貨預金、振り込み、外貨送金、デビットカードなどの商品・サービスをご利用いただけます。詳細はサービスサイトをご覧ください。
【English online banking の画面イメージ】