株式会社FOLIOのプレスリリース
株式会社FOLIO(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:梶原 俊一、以下FOLIO)は、AlpacaJapan株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:四元 盛文)と協業し、従来の運用手法に加えて、新たなAIスコア機能を追加することで誕生した進化版ロボアドバイザー「FOLIO ROBO PRO」を1月15日に提供を開始いたしました。提供開始から約1ヶ月が経ち、「FOLIO ROBO PRO」の運用実績についてお知らせいたします。
■リーマン・ショック以来の歴史的下げ幅!
2020年2月の株式市場は、様々な要因が重なり、歴史的に見ても相場の下落幅が大きな一ヶ月でした。日経平均株価の終値は、1月31日の終値が23,205円でしたが、2月28日は21,142円と2,063円の下落となりました。ダウ平均株価も、1月31日の終値が28,256ドルでしたが、2月28日の終値は、25,409ドルと、2,847ドルの下落となりました。
■株も債券も大幅下落した2月の相場の中で…
このような急落は、日経平均やダウ平均のような株式指標だけでなく、各アセット別に見ても、2月の下げ幅は(図-1)のように殆どが大幅下落をしました。一番下落が大きかったのが先進国株や米国株、途上国株などで平均約12%の下落、不動産は約9%の下落、金も約1%の下落という中、唯一プラスであったアセットは米国債で、プラス約1%という結果でした。
■大幅な下落相場の中、FOLIO ROBO PROは他ロボプロ比較で約+4.9%
そんな中、2020年1月よりサービスを開始した、FOLIO ROBO PROも、2月の大幅下落の煽りを受けましたが、一般的なロボアドと比較すると、下げ幅が少ないことが(図-2)のグラフでもわかります。
FOLIO ROBO PROがスタートした2020年1月15日からのパフォーマンスを見てみると、2月20日頃までは似たような線を描いていますが、2月20日以降で一般的なロボアドバイザーが急速に下落し、2月28日時点で約8.3%マイナスになる中、FOLIO ROBO PROは約3.4%で下げ止まっているのがわかります。つまり、公開から2月末までのFOLIO ROBO PROの実績は、一般的なロボアドと比べてプラス約4.9%となっている、ということです。
なぜFOLIO ROBO PROは、一般的なロボアドよりも下落幅が少なかったのでしょうか?
それは、AIによるアセットクラスの取捨選択のバランスが良かったからです。特に、他のロボアドと比べて、米国債や金を比較的多く持つポートフォリオを選択したことが、この下落幅で収まった理由であると考えます。
■下落相場を乗り切るために大切なことは?
資産運用の王道の一つに「分散投資(一つに集中せずに、様々な金融商品に投資すること)」がありますが、この2月のように、大幅にマーケットが下がった時は、この「分散投資」が効果を発揮するということが、今回のFOLIO ROBO PROの実績を見てもおわかりいただけるのではないでしょうか?
■FOLIO ROBO PROとは?
FOLIO ROBO PROは、金融機関向けにAIによる市場予測ソリューションを提供しているAlpaca社と協業して開発したロボアドバイザーです。
FOLIO ROBO PROは、今まで金融のプロのみに提供されていたAI技術を、ETFマーケットを対象に個人投資家向けに初解禁したプロダクトです。運用プロセスとしては、世界各国の株式指数や債券・通貨など40種類以上のマーケットデータなどを収集し、統計的処理によって数百種類以上の特徴量を計算しています。
また特徴量から機械学習の技術を用いて大量の予測スコアを生成して厳選しており、その予測スコアの精度を再度評価して、平均精度が高く、かつ性能のばらつきが少ない予測スコアを採用しています。そして採用された予測スコアから期待リターンを推定し、マーケットリスクも考慮した上で最適な資産配分を算出しています。
■「FOLIO ROBO PRO」公式サイト
https://folio-sec.com/robopro
※注1 運用実績の算出について
・サービス開始当初(2020年1月15日)から2020年2月28日まで、FOLIO ROBO PROサービスに投資していた場合のパフォーマンスです。運用手数料を年率1%(税抜)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資したと仮定して計算しています。 ・比較対象としている「一般的なロボアドバイザー」とは、一般的な運用アルゴリズムでROBO PROと同じETFを運用した結果を算出したものです。一般的な運用アルゴリズムとして、ノーベル賞を受賞した理論に基づいており、金融機関においても広く使われている平均分散法を採用しています。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出しており、リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出しています。なお、「一般的なロボアドバイザー」のシミュレーションにおいても、運用手数料を年率1%(税抜)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資すると仮定して計算しています。
・信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
【FOLIOについて】
国内株を取り扱う独立系証券会社において、約10年ぶりに新規参入し話題となったオンライン証券会社。2018年8月に本格的な事業展開を開始。テーマに投資できる日本初*1のサービス「テーマ投資」を展開しています。2018年11月には、いわゆるロボアドバイザーサービスの「おまかせ投資」をローンチしました。
「テーマ投資」では、『5Gフェーズ1』や『京都』、『ガールズトレンド』といったテーマを選ぶだけで、それぞれのテーマに関連した複数の企業に1万円台から分散投資が可能*2。FOLIOが選定した複数企業にリスクを分散させた投資を、簡単に行うことができる次世代型の投資サービスです。
2018年10月には、LINE Financial株式会社(金融商品仲介業者 関東財務局長(金仲)第854号)と「LINE」上からテーマ投資を行える『LINEスマート投資』をローンチ。2019年4月には『LINEスマート投資』内で500円から身近な目標に向かって積立投資ができる「ワンコイン投資」をローンチしました。月間アクティブユーザー8300万人というユーザー数*3を抱えるLINEアプリから、気軽に投資を行える新しいプラットフォームは、FOLIOが展開する次世代型投資サービスを基盤としています。
社名 :株式会社FOLIO
所在地 :東京都千代田区一番町16-1 共同ビル一番町4階
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2983号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
代表者 :代表取締役会長 甲斐真一郎、代表取締役社長 梶原俊一
設立 :2015年12月10日
資本金 :91億2万1636円(資本剰余金含む)2019年3月時点
URL :https://folio-sec.com
記載内容は資料の作成時点のものです。画像はサンプルです。掲載の投資テーマは一例であり、個別の投資テーマの推奨や将来の運用成果等の示唆又は保障をするものではありません。金融商品の取引においては、株価、為替、金利、その他の指標の価格変動等により損失が生じるおそれがあります。ご契約の際は契約締結前交付書面の内容を十分にご確認ください。
リスク・手数料の詳細はこちら https://folio-sec.com/support/terms/transaction-fees
*1:テーマ投資はテーマに投資ができる日本初のサービスとして特許取得済(特許6285525)
*2:投資金額は各テーマにより異なります。
*3:2019年12月期第4四半期決算説明会LINE株式会社より引用。