第7回『わたし遺産』結果発表

三井住友信託銀行株式会社のプレスリリース

三井住友信託銀行株式会社(取締役社長 橋本 勝)は、第7回目を迎えた「わたし遺産」の「大賞」3作品、「準大賞」20作品、「心のふるさと賞」1作品(準大賞作品とのW受賞)、「学校賞」3校を発表いたしました。

 2013年にスタートした「わたし遺産」企画は、一人一人の心にある、その人ならではの大切な「人・モノ・コト」について、その理由やエピソードを400文字の文章にし、未来にのこし伝える企画として多くの方にご応募いただいています。第7回では国内外から、7,239作品が集まりました。
 令和に入り初回の募集となった今回、さまざまな世代から寄せられた作品には、時代が移り変わる中で、より強く未来に伝えのこしたいという思いが綴られていました。それら心温まるすべての応募作品の中から表彰作品を選考させていただきました。
 回を重ねるごとに応募作品の進化・深化を感じるだけでなく、前回の大賞受賞作品「バレンタイン地蔵」(所在
地:大分県)が、受賞者地元の地方紙や中央紙にも記事として取り上げられるなど地域社会への広がりも見せてい
ます。

第7回「わたし遺産」応募概要
●応募内容

未来に伝えのこしたいと思う大切な「人・モノ・コト」。その理由やエピソードを400文字で表現。
●応募期間
2019年10月1日(火)~2019年11月30日(土)
●応募方法
郵送・インターネット(三井住友信託銀行ホームページ)
●表彰
「わたし遺産」大  賞        3名
「わたし遺産」準大賞       20名
「わたし遺産」心のふるさと賞 1名(準大賞とのW受賞)
「わたし遺産」学校賞        3校
●選定委員
栗田 亘(コラムニスト)、穂村 弘(歌人)、大平一枝(ライター)
●主催
三井住友信託銀行

<受賞作品>
「わたし遺産」大賞:3作品

「忘れられた歩道橋」小田中準一
(千葉県68歳)

 

「たからものさん」戎晃子
(岡山県38歳)

 

「竹の中の蜂蜜」久家祥子
(福岡県 32歳)

「わたし遺産」準大賞:20作品
孫に捧げる歌/後藤 豊(大阪府 60歳)
パーティーの思い出/東 菜緒(熊本県 19歳)
カセット・テープ/グレアム 明美(海外 65歳)
お父さんのランドセル/落合 りか(埼玉県 15歳)
突然のひとこと/室 英代(埼玉県 66歳)
枯れない…/喜田 久美子(宮崎県 67歳)
メロンパン/山口 万里紗(神奈川県 27歳)
教師の温かい心配り/佐藤 保(栃木県 70歳)
最強の応援団/中田 彩日(北海道 14歳)
ばあちゃんランドセル/小松崎 潤(東京都 35歳)
汚い定規/齋藤 眞江(宮城県 15歳)
100号の油絵/松川 千鶴子(兵庫県 64歳)
玄関に並んだ靴/柴田 さゆり(兵庫県 58歳)
頼もしい「ヤカン」/奥寺 幸子(北海道 75歳)
そっと置かれた湯桶/山本 のり子(山梨県 76歳)
おやまさん/赤尾 津多子(愛知県 72歳)
夏だけ開く駅、そして海/広井 直美(神奈川県 66歳)
約束の聴診器/長谷川 苑子(秋田県 22歳)
祖父とサザエ/飯沼 綾(東京都 27歳)
糠味噌/東山 由実(北海道 55歳)

「わたし遺産」心のふるさと賞:1作品
祖父とサザエ/飯沼 綾 (東京都 27歳)※準大賞とのW受賞※敬称略・受賞者の年齢等は応募時点のものです。

「わたし遺産」学校賞:3校
西米良村立西米良中学校 (宮崎県)
本庄東高等学校 (埼玉県)
宮城県仙台二華中学校・高等学校 (宮城県)

各選定委員の方々から応募作品へ
「自分が感動し、ほかの人も感動させる素材は、どこにでもある。そんな思いがますます強くなりました。」(栗田亘/コラムニスト)、「「わたし遺産」とは、今も生き生きとその人の心の中にある時間の塊のことなのかもしれない。」(穂村弘/歌人)、「行間から、書き手の日常や過去の「わたし遺産さがし」を楽しんでいる様子が、生き生きと伝わってきた。」(大平一枝/ライター)といった言葉を寄せていただきました。

詳細は、「わたし遺産」特設サイトへ https://www.smtb.jp/personal/watashi-isan/
 

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。