豊橋信用金庫、豊橋市、株式会社Origamiとの「キャッシュレス環境整備による地域経済活性化に関する連携協定」締結

豊橋信用金庫のプレスリリース

地域金融機関である豊橋信用金庫(本社:愛知県豊橋市、理事長:山口 進)は、2020年1月17日(金)に、愛知県東三河地方の中核市である豊橋市、モバイルにおける金融プラットフォームの企画・運営を行う株式会社Origamiとの三者間において、キャッシュレス環境整備による地域経済活性化に関する連携協定」を締結しました。

(写真左から、株式会社Origami 桑原取締役、佐原豊橋市長、豊橋信用金庫 山口理事長)

信用金庫が関わる株式会社Origamiと自治体とのキャッシュレス協定は、愛知県で初、全国でも稀な取り組みとなります。今回の協定締結では、豊橋信用金庫、豊橋市、株式会社Origamiの3者で連携を結ぶことで、最先端の金融テクノロジーにより、地域の資源や魅力を活かしながら、消費の流出・流入の双方にとって有効な施策を三者で協力して取り組みます。

テレビや映画でロケの多い豊橋市では、年2回の映画祭が開催されています。2020年3月に開催予定の「ええじゃないか とよはし映画祭2020」をキャッシュレスイベントの第一弾とし、その後も豊橋市内において、地域の魅力を活かしながら、継続的なキャッシュレスイベントを行う予定です。今後、3者の協力関係を着実に進展させ、地域経済の面的活性化を促進します

協定締結に至った背景
豊橋市は、国道23号バイパスの整備、JRや名鉄の往復割引切符の普及などにより、近隣都市に気軽に出かけられる環境が整っており、また、インターネット通信販売市場の拡大もあり、地域内における消費に少なからず影響を受けています。
2018年に国が公表した「キャッシュレス・ビジョン」では、消費刺激という生活者の視点だけでなく、働き方改革や経営改善などの事業者側の視点も考え、2025年までにキャッシュレス決済比率を40%にする目標が掲げられました。2019年10月の消費税率引き上げと同時に開始されたキャッシュレス・消費者還元事業により、徐々に豊橋市内にキャッシュレスが浸透してきましたが、まだ十分に推進できているとは言えない状況です。また、来年度に新たな消費活性化策として実施が予定されている「マイナポイント事業」も、キャッシュレスを活用した施策であり、引き続き、キャッシュレス化を推進していく必要があります。
とりわけ、株式会社Origamiは、地域限定クーポンなどによる「地域活性化型キャッシュレス」を特徴としています。豊橋市内において、キャッシュレスを更に普及していくためには、地域の魅力を活かした、地域ならではの取り組みを進め、地域内のみならず、地域外からの消費を呼び込むことが重要であり、今回の協定締結に至りました。

協定の名称
豊橋市、豊橋信用金庫及び株式会社Origamiとのキャッシュレス環境整備による地域経済活性化に関する連携協定

協定締結の目的
豊橋市内におけるキャッシュレス環境の整備により、地域経済の活性化を図ること

連携協力事項
1. キャッシュレス決済の普及及び啓発に関すること
2. キャッシュレス決済を活用したイベントの連携協力に関すること
3. 市内中小企業者及び小規模企業者への事業活動支援に関すること
4. 決済データの利活用の検討に関すること
5. その他本協定の目的を達成するために必要な事項に関すること

協定締結後の取組み
「ええじゃないか とよはし映画祭2020」とタイアップし、キャッシュレスイベントを開催
~とよはしの魅力に触れて、お得にお買い物~

協定締結後の初めての取り組みとして、2020年3月13日(金)~15日(日)の「ええじゃないか とよはし映画祭2020」とタイアップし、映画のまちで有名な豊橋市の「ロケ地」でOrigami Payのクーポンを配布するイベントを、豊橋信用金庫、豊橋市、株式会社Origamiの3者連携で開催します。
最先端の金融テクノロジーにより、映画祭に訪れる人たちに、豊橋の魅力に触れてもらいながら、お得にお買い物をしてもらう体験型のキャッシュレスイベントです。
Origami Payをダウンロードし、豊橋駅近郊に点在する複数の「ロケ地」をめぐりながら、QRコードを読み取ることで、豊橋市内のOrigami加盟店で使える地域限定クーポンを取得できます。クーポンは、取得日より、豊橋市内のOrigami加盟店で使用できるもので、映画祭以降も一定期間使用可能です(一部利用できない店舗・商品等があります)。なお、今回のイベントで使用するクーポンの発行費用は、全て豊橋信用金庫と株式会社Origamiが負担します。

豊橋市について
豊橋市は、1906年(明治39年)8月1日に、全国62番目の市として誕生しました。その後、1999年(平成11年)4月1日に中核市へ移行(全国で22番目)し、2016年(平成28年)には市制施行110周年を迎えました。人口は約38万人、市域面積は261.88平方キロメートル。東は弓張山系を境に静岡県と接し、南は太平洋、西は三河湾に面しており、豊かな自然と温暖な気候に恵まれています。
農業産出額は全国9位(2017年)、うずらの卵、大葉(青じそ)の生産量は全国1位、また、豊橋市・田原市・豊川市・蒲郡市にまたがる三河港の輸入自動車の金額・台数は26年連続で全国1位、輸出自動車については、金額・台数ともに全国2位を誇ります。

【文化・観光】
・手筒花火:豊橋発祥と言われています。
・豊橋総合動植物公園:年間約85万人が入場する人気の施設です。
・路面電車:夏は「ビール電車」、冬は「おでんしゃ」へと装いを変えて、豊橋市内を走ります。
・吉田城:2017年に続日本100名城に選定されました。
・グルメ:豊橋カレーうどん

【最近のニュース】
2019年5月26日、道の駅とよはし 開駅 ※10月13日には来場者100万人を突破
2019年7月、「SDGs未来都市」に選出
2020年3月30日からNHK朝の連続テレビ小説「エール」が放送予定
※豊橋は、ヒロイン・関内音のモデルとなった内山金子さんが生まれ育った町です。

株式会社Origamiについて
Origamiは、「お金、決済、商いの未来を創造する」とのミッションの下、2012年に創業し、2015年に日本で先駆けて、スマホ決済サービス「Origami Pay」を開始しました。その後、全国のコンビニ、ファストフード、タクシー、百貨店や地域の小売・サービス業など、多岐にわたる業種・業態の加盟店へ導入が拡大しています。2019年9月より、Origamiの決済インフラを解放し、企業が自社のPayを開始して顧客接点をデジタル化し、デジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進できるオープンネットワーク「Origami Network」を始動しています。また、テクノロジーの力を活用した柔軟で利便性の高い新たな金融サービスを提供していくため、株式会社Origami Financial Servicesを新たに設立するとともに、パートナー企業における効果的なデータ利活用とDXの推進に貢献するため、新規事業「Origami Technologies」を開始しています。

【会社概要】
会社名:株式会社Origami
所在地:東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー 31F
代表者:代表取締役社長 康井義貴
設立:2012年2月22日
URL:https://origami.com/
事業内容:モバイルにおける金融プラットフォームの企画・運営

豊橋信用金庫について
豊橋信用金庫は、1911年の創業以来、地域金融機関存立の原点に立って、今日まで一貫して「できるだけ多くの皆様と接し、その取引を通じ、地域社会の発展に貢献する」ことに努めてきました。今後も、金融環境の変化への備えに万全を期し、地域に密着した営業活動と健全で堅実な経営により、「皆様に信用され、頼られ、愛される信用金庫」を目指し、地域の面的活性化に取り組み、地域金融機関としての役割を果たしています。

【会社概要】
会社名:豊橋信用金庫
所在地:愛知県豊橋市小畷町579番地
代表者:理事長 山口 進
設立:1911年10月
URL:https://www.toyo-shin.co.jp/
事業内容:預金業務、融資業務、内国・外国為替業務、代理業務、国債等・投信窓口販売業務、保険商品販売業務

【お客様からのお問い合わせ先】

豊橋信用金庫 事業支援部(担当:宮川、西郷)
TEL:0532-57-7033(9:00~17:00)
e-mail:shien@toyo-shin.co.jp

 

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