「人が足りない!」がM&Aを加速。人手不足を支えるエッセンシャルワーカー関連業界(建設/物流/人材派遣)動向レポートを公開

フーリハン・ローキー株式会社のプレスリリース

少子高齢化を背景に深刻化する人手不足。建設・物流・人材派遣業界で再編本格化

米投資銀行フーリハン・ローキー(Houlihan Lokey, Inc./NYSE:HLI)の日本法人であるフーリハン・ローキー株式会社は、国内外のクライアントに対しM&Aアドバイザリーサービスを提供しています。当社では、グローバルでM&A案件数No.1の実績に裏打ちされた豊富な業界知見をもとに、市場動向やM&Aトレンド、注目テーマに関する分析・考察をまとめた「セクターレポート」を公開しております。

この度、エッセンシャルワーカー関連業界である建設・物流・人材派遣を対象に、2026年度第1四半期の業績動向およびM&A動向をまとめたレポートを公開しました。

本調査では、建設・物流・人材派遣の各業界において、人手不足への対応や事業基盤の強化を目的とした再編の動きが広がり、M&Aが重要な経営戦略として定着しつつあることが明らかになりました。

当社加藤良輔マネージングディレクターは、調査結果について次のように述べています。
「コロナ禍以降人材不足は深刻化しており、人が資本であるエッセンシャルワーカー関連業界においては、人材確保や専門領域の強化を目的としたM&Aがますます増加していくと考えています。近年は事業会社による戦略的買収だけでなく、PE(プライベートエクイティ)ファンドによる投資も活発化しており、各業界の再編を後押しする重要なプレーヤーとなっています。」

<調査結果サマリー>

建設業界
――底堅い需要を背景に業績は堅調推移。人手不足を背景に建設業界のM&Aが加速、スーパーゼネコンによる買収も相次ぐ

(レポート詳細:https://japan.hl.com/insight/business-services/133518)
  • データセンター・半導体関連投資や再開発等の底堅い需要を背景に、1Q時点の業績は前年同期比で増収増益となったプレイヤーが多数

  • 一方、株価・マルチプルについては、中東情勢や金利上昇等への懸念を背景に、2026年初のピーク時と比べると落ち着きが見られる状況

  • 建設業界関連のM&Aは、人手不足等を背景に近年、件数・金額ともに増加傾向にあり、特に2026年はスーパーゼネコンによる買収が相次いでいる

物流業界
――人手不足・コスト増への対応を背景に業界再編が進展。物流業界M&Aは大型案件を含め活発化

(レポート詳細:https://japan.hl.com/insight/business-services/133562)
  •  価格改定や輸送効率化の進展に加え、中東情勢を背景とした運賃上昇などにより、業界全体としては増収増益基調が継続。特にトラック(企業物流)セクターは価格改定に加え、ナフサ不足を見越した在庫確保・前倒し出荷、原油価格高騰を背景とした大手へのスイッチなどを背景に物量が増加したトラック物流の業績が好調

  • 26年度については、各種コスト増による利益圧迫は継続するものの、業界全体として引き続き増収増益が見込まれており、上期の好調な業績を受け上方修正も公表されている

  • 直近1年間の株価は、好調な決算を背景に業界全体として上昇傾向にあるものの、一部企業を除くとTOPIXを下回る水準で推移しており、バリュエーションは前年比で概ね横ばい。倉庫・外航海運を除き、EV/EBITDA倍率は7-8x程度に収斂

  • ドライバー不足やコスト増などを背景に中小物流企業の大手傘下入りが継続。日本郵船によるNSユナイテッド海運の非公開化やFedexの組織再編等、国内外で大型再編も公表

人材派遣業界
――人手不足の構造的課題を背景に成長続く。専門領域強化を目的とした戦略的M&AとPE投資が業界成長を後押し

(レポート詳細:https://japan.hl.com/insight/business-services/133491)
  • 稼働人数と契約単価の上昇により、業界全体として増収増益基調が継続。各種コスト増は業界共通の利益圧迫要因だが、単価上昇による粗利改善やコスト削減による大幅増益となった企業も存在

  • 通期見込みにおいても増収増益が見込まれており、特に派遣先である建設セクターの人手不足を背景に引き続き建設派遣企業の成長が顕著

  • 2026年以降株価が下降傾向にあったが、2025年度通期決算がおおむね好調だったこともあり、足元3か月は株価回復の動きがみられ、直近決算が好調だった製造、事務・営業、建設派遣は株価が急騰。但し前年比でみれば株価はほぼ横ばいであり、バリュエーションに大きな変化はない。かつて見られた技術者派遣や建設派遣の高バリュエーションも平常化しつつある

  • 特定分野の強化を目的としたM&Aや、PE投資先企業による選択と集中を企図したM&Aなどのトレンドは継続。人手不足を背景に今後も人材派遣のニーズは継続することが見込まれ、事業会社のみならずPEファンドの投資意欲も高いと思料

<調査概要>

調査名

「エッセンシャルワーカー業界(建設/物流/人材派遣)の2026年度第1四半期決算概要とM&A動向」に関する調査

調査対象

建設/物流/人材派遣業界 国内主要企業各社

調査方法

各社決算報告をもとに当社分析

<当社ビジネスサービスグループのご案内>

フーリハン・ローキーのビジネスサービスグループは、ITサービス、ソフトウェア/SaaS、フィンテック、BPO・人材サービス、物流、建設、環境サービス、ファシリティマネジメント等のセクターをカバーし、M&Aアドバイザリー、資金調達、財務リストラクチャリングおよび財務・バリュエーションアドバイザリーにおいて、高い評価を得ています。

各セクターにおいて主要なストラテジック・ファイナンシャルバイヤーそれぞれとシニアレベルで深い関係を構築しており、クライアントに対して戦略的パートナーや買い手候補のご紹介、資金調達サポート等、最善のソリューションを提供しています。

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<セクターレポートのアーカイブ>

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<お問合せ先>

フーリハン・ローキー株式会社
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フーリハン・ローキーについて

フーリハン・ローキー(Houlihan Lokey, Inc./NYSE上場)は、企業や機関投資家、投資ファンド、および政府機関に対し独立した立場から戦略的・財務的な助言を提供する、世界トップクラスの投資銀行です。独自の深い業界知識と広範なグローバル・ネットワークを背景に、信頼を礎としたパートナーシップを重視し、M&A、キャピタル・ソリューション、事業再生(フィナンシャル・リストラクチャリング)、財務・評価アドバイザリーの各分野において、革新的かつ統合的なソリューションを提供しています。また、業界屈指の圧倒的な成約実績から得られる、客観的データに基づいた独自の視点を活用することで、クライアントの最も重要な目標達成において確固たる価値を提供しています。

フーリハン・ローキー株式会社(日本法人)公式ウェブサイト https://japan.hl.com/

LinkedIn https://www.linkedin.com/company/houlihan-lokey/

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