三菱UFJファクターが、デジタル請求書の真正性を担保する仕組みを構築。AI時代の改ざん・偽造へのリスク対応にデジタルトラスト「Trustee」を導入

ウイングアーク1st株式会社のプレスリリース

1000文書/1秒の高速タイムスタンプが、存在証明と非改ざん証明を確保した安心安全な請求書運用を実現し、ビジネス拡大を支える

 ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤)は、三菱UFJファクター株式会社(以下三菱UFJファクター)がファクタリング事業における顧客向け請求書の発行において、デジタル帳票基盤「SVF」とデジタルトラスト「Trustee」を導入したことをお知らせします。
 同社では、「Trustee」によるタイムスタンプをデジタル請求書に付与することで、請求書がいつ存在していたかを示す存在証明と、付与後に改ざんされていないことを示す非改ざん証明の仕組みを構築しました。生成AIの普及によって高まる文書の改ざん・偽造リスクへの備えを強化するとともに、真正性を確保した安心・安全な請求書運用を実現しています。現在、2,000社を超える企業への請求書発行に活用されています。 

ファクタリング業務を支える帳票システム 

■背景 

 三菱UFJファクターは、「ファクタリング」「代金回収」「でんさい一括ファクタリング」の3事業を展開しています。同社では、顧客の利便向上を目的に請求書発行業務のデジタル化を進めており、2018年にSVF製品を導入、2020年には取引先と安全かつ効率的に帳票をやり取りできる帳票流通「SVF Transact」を導入し、請求書をWeb配信する環境を整備しました。
 2022年1月に改正電子帳簿保存法が施行によって要件が緩和され、請求書を発行する企業におけるタイムスタンプ付与要件が緩和されました。しかし、三菱UFJファクターでは、顧客に届ける請求書の真正性を確保し、「信頼・信用」を守ることを重視する方針のもと、法令対応にとどまらない安心・安全な請求書運用を実現するため、タイムスタンプを付与する方針を継続し、2022年から「SVF Transact」と外部のタイムスタンプサービスを連携した運用を実施しました。 

 こうした中、ウイングアークが2025年に「Trustee」の提供を開始したことを受け、タイムスタンプサービスの見直しを実施。将来的な取引拡大や請求書発行量の増加にも対応できる処理性能などを評価し、以下のポイントから「Trustee」の採用を決定しました。
・1秒間に1000文書、タイムスタンプ発行の精度の高さ 

・高速処理でビジネス拡大に備えた運用が可能 

■導入後 

 三菱UFJファクターは、2026年4月からTrusteeタイムスタンプの利用を開始しました。デジタル文書のハッシュ値と時刻情報を組み合わせたタイムスタンプを請求書に付与することで、その文書が付与時点に存在していたこと、付与後に生成AIなどによって改ざんされていないことを確認できる仕組みを構築しています。現在、請求書の帳票作成からWeb配信、郵送による送付まで、ビジネスを支える請求書の発行の仕組みをウイングアークのソリューションが支えています。
 
請求書は、顧客のご希望に応じて以下の方法で配信されています。 

(1)SVF Cloud for Salesforceで請求書データをPDF化し、Trusteeでタイムスタンプを付与し、SVF Transactを通じてWeb配信し、顧客自身が請求書ファイルをダウンロードする
(2)タイムスタンプが付与された請求書データをSalesforce側に戻し、営業担当者が直接顧客へ請求書を送付する
(3)紙の請求書を希望する顧客に対して郵送する 

 三菱UFJファクターの顧客は約5,000社にのぼり、このうち2,000社以上の顧客にWeb配信で請求書を提供しており今後は全顧客へのWeb配信を目指します。 

 MUFGグループは、安心・安全な運用とお客様信頼を守ることを重視し、法令対応にとどまらないデジタル文書の真正性確保に取り組んでいます。その企業姿勢や考え方が、AI時代の偽造書類リスク回避の解決策につながっています。今後三菱UFJファクターは、デジタル文書の発行元の非改ざん性を証明するeシールの活用も検討し、デジタル文書の真正性をこれまで以上に高めていくことを視野に入れています。 

 ご担当者のコメントをご紹介します。

 「タイムスタンプの付与は、電帳法対応の必要条件ではありません。ポイントは、請求書PDFを添付したメールが届くまでの間にデータが改ざんされても検知できないことです。当社にとって、発行する請求書が本物であること(真正性)の証明は、当社が掲げる『信頼・信用』の根幹にかかわることです。当社がお客さまに最もお届けしなければならないものは安心安全です。その信頼感があるからこそお取引いただいていると思っています」 

「数少ない総務省の認定事業者として認証を取得していることは信頼感の観点から高く評価しています。特にTrusteeは、スペック上1秒間に1000文書タイムスタンプが付与できるため、1秒間に1文書しか付与できない他サービスに比べてスピードの桁が違う。ビジネスが拡大して扱う帳票類が増えたとしても、バッチ処理の迅速化によって1秒でも早く請求書を受け取りたいと考える経理部門の方のニーズにお応えできる環境が整備できました」 

■事例紹介 
URL: https://www.wingarc.com/product/usecase/1615.html

■デジタルトラスト「Trustee」について 

Trustee(トラスティ)は、企業間でやり取りされるデジタル帳票や文書の安全性と信頼を保証するデジタルトラストサービスで、PDFドキュメントの存在時刻を証明する「Trustee タイムスタンプ」と発行元を証明する「Trustee eシール」の機能を備えます。生成AIとの共存で文書の真正性や改ざんリスクへの懸念が高まるなか、Trusteeはあらゆる帳票・電子文書に改ざん防止技術を適用し、生成・保管・流通の各プロセスで信頼の証跡を残すことで、企業間取引の透明性を高めます。帳票ソフトウェア市場でシェアNo.1(※2)を誇るデジタル帳票基盤「SVF」と連携し、「帳票×デジタルトラスト」により、生成AI時代に必要な業務基盤を実現します。

https://www.wingarc.com/product/trustee/

■ デジタル帳票基盤「SVF」について 

「SVF」は、商取引において発生する請求書、納品書、発送伝票や、公的機関が発行する各種証明書などの各種帳票類の設計から出力にいたるまでをオールインワンで実現するデジタル帳票基盤です。企業の基幹業務を支え国内トップシェア(※2)を保持し、42,000社以上(※1)に導入いただいています。 

https://www.wingarc.com/product/svf/

■デジタル帳票基盤「SVF」、提供開始から30周年。

1996年の提供開始以来、企業システムから帳票を生成するデジタル帳票基盤として、多くの企業の業務を支えてきたシェアNo.1(※2) の「SVF」が、2026年12月に30周年を迎えます。
 これまでの感謝を込め、「帳票は戦略になる時代だ。」をテーマとしたアニバーサリーイヤープロジェクトを展開してまいります。 

アニバーサリーイヤープロジェクト特設サイト: 

https://www.wingarc.com/product/svf/svf30th/ 

■ウイングアーク1stについて 

ウイングアーク1stは、20年以上にわたり約42,000社以上(※1)に導入いただきトップシェア(※2)を保持する帳票基盤ソリューション「SVF」等の帳票・文書管理ソリューションと、データにより新たな価値をもたらすデータエンパワーメントソリューションの2つのソリューションを開発・提供しています。 

※1クラウド版とパッケージ版の累積社数(2026年2月末) 

※2出典:デロイトトーマツミック経済研究所株式会社発刊ミックITリポート2025年12月号「帳票設計・運用製品の市場動向2025年度版」図表2-5 【運用】製品/サービスのベンダー別売上・シェア推移2024年度実績( https://mic-r.co.jp/micit/2025/) 

<製品・サービスに関するお問い合わせ先> 

ウイングアーク1st株式会社 

〒106-0032 東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー 

TEL:03-5962-7300 

お問い合わせフォーム:https://www.wingarc.com/contact/  

▼ユーザー事例・製品情報・イベントなどウイングアークの最新情報をお届けしています。 

・ウイングアーク1st公式Facebook   http://www.facebook.com/wingarc  

・ウイングアーク1st公式X   https://x.com/WingArc  

・ウイングアーク1st公式note https://note.wingarc.com/  

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

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