株式会社アジケ、金融UI設計支援サービス「FINUI」の提供を開始

〜金融UIの定石を、銀行のデジタル責任者がそのまま使えるリファレンスに(金融機関・パートナー限定)〜

株式会社アジケのプレスリリース

金融機関向けUI設計支援を手がける株式会社アジケ(本社:東京都、メンバーズグループ、以下:アジケ)は、金融機関とそのパートナー限定で、金融機関向けのUI設計支援「FINUI」の資料公開およびデモ受付を開始いたします。

本サービスは、金融機関のデジタル責任者が抱えてきた「振込画面をゼロから議論する」「ベンダーが変わるたびにUIの考え方がリセットされる」といった負担に対し、銀行に必須の画面が完成した状態で手に入る「金融UIの定石」を提供するものです。

◾️「FINUI」とは

本サービスは、金融機関のデジタルサービスにおけるUI設計を数多く支援してきたアジケの「設計の型」を、振込・口座開設・認証など、金融機関に必要とされる画面が完成した状態で受け取れる、金融UI設計のリファレンスとして提供するものです。

一般的なUIキットが見た目の部品を中心に構成されるのに対し、FINUIでは、金融機関のUI設計で培った実践的な画面パターンと、その設計意図をあわせて提供します。色や文言を差し替えることで、毎回ゼロから設計を検討することなく、金融機関の画面として議論の起点にできます。さらに各画面には、「なぜこの形なのか」という設計意図に加え、関連法令やWCAGの考え方も併記しています。

提供物は、FigmaファイルStorybook(実装コード)の2つで構成されています。デザイントークン・コンポーネント・パターン・テンプレートの4階層で整理し、Figmaで参照できるだけでなく、そのまま動くコードとしても受け取れます。

※デモ画面

3つの構成要素

  1. デザイントークン

    色・タイポグラフィ・スペーシング・角丸など、ブランドに合わせて差し替えられる変数群

  2. コンポーネント

    ボタン、入力フォーム、金額表示、認証コードなど、金融UIで頻出するUI部品

  3. 利用シーンテンプレート

    「他行宛・初回振込」「口座開設」など、業務シナリオをステップ単位で組み上げた画面群

なお、FINUIで提供するのは、特定の金融機関向けに個別構築した成果物そのものではなく、アジケが積み上げてきた金融UI設計の型・考え方です。金融機関ごとのブランドに合わせたカスタマイズや実装への展開は、アジケとのプロジェクトの中で進めます。

◾️何が変わるか

金融機関のデジタル責任者・担当者は、振込画面を見直すたびにゼロから議論が発生する、ベンダーが変わるたびにUI設計の考え方が引き継がれにくい、違和感はあっても改善理由を言語化しづらいといった課題を抱えています。

こうした課題の背景には、金融UIにおける「型」を一覧できる共通の参照先が少なく、各社の知見が個別のプロジェクト内に閉じやすいという構造があります。FINUIは、金融機関向けUI設計で培ってきた知見を、実際の画面パターンと設計意図として整理し、議論や判断の起点となるリファレンスとして提供します。

FINUIを活用することで、以下のような場面での変化が期待できます。

  1. 白紙からの議論を減らす

    完成された画面パターンをもとに、はじめから具体的な画面を見ながら検討できます。

  2. ベンダーや関係者との共通言語をつくる

    実際の画面を参照しながら議論できるため、「なんとなく違う」といった認識のずれを減らし、改修や追加開発の方向性を共有しやすくなります。

  3. 改善理由を説明しやすくする

    設計意図や関連法令、WCAGの考え方とあわせて参照できるため、なぜ見直す必要があるのかを説明しやすくなります。

FINUIは、毎回ベンダーに確認しなければ判断しづらい状態から、金融機関自身が改善の方向性に当たりをつけやすい状態へ近づけるためのリファレンスです。

◾️FINUIの3つの特徴

※デモ画像

1. 利用シーン単位で整理された参照デザイン

「他行宛・初回振込」「口座開設(eKYC)」など、金融機関で発生する業務シナリオをステップ単位で整理しています。例えば「他行宛・初回振込」では、誤振込防止、特殊詐欺警告、名義照会などを含む11ステップを用意し、各ステップの設計意図まで確認できます。

2. FigmaファイルとStorybookによる実装コードの提供

デザイントークン・コンポーネント・パターン・テンプレートの4階層を、Figmaファイルとして閲覧できるだけでなく、Storybookの実装コードとしても受け取れます。画面を見て、触りながら確認できるため、検討初期の叩き台として活用でき、SIer・ベンダーとの議論における共通言語の土台にもなります。なお、本実装はアジケとのプロジェクトの中で進めます。

3. 法令・WCAGの考え方とデバイス横断での整理

利用シーンごとに、関連する法令や準拠の考え方、WCAG対応項目を併記しています。また、モバイル、デスクトップ、ATMなど、複数のデバイスを横断して参照できるよう整理しています。

◾️金融UI領域における実績

アジケはこれまで、金融機関向けのUI設計・デザインシステム構築において、以下のようなプロジェクトを支援してきました。

  • メガバンクにおける大規模デザインシステムの構築・継続運用を支援

  • ネット系銀行におけるインターネットバンキングの全面リニューアル

  • 地方銀行における口座開設アプリの設計

  • 地方銀行における店頭接客タブレットの設計

なお、上記はいずれも各金融機関向けに個別構築したプロジェクト実績です。FINUIで提供するのは、これらの支援を通じて培ってきた金融UI設計の型・考え方であり、特定の金融機関向けに構築した成果物そのものではありません。

◾️コメント

株式会社アジケ 代表取締役社長 梅本周作

銀行の画面ひとつで、人は安心も不安も覚えます。その一画面の質を、各社が毎回ゼロから議論し直す——私たちはこの状態を、ずっともったいないと感じてきました。FINUI は、これまで積み上げてきた金融機関UIの設計の型を、業界の議論の起点として使える形にしてお渡しする試みです。アジケ なりの「金融機関における定石UI」を、銀行のみなさまに役立てていただきたいと考えています。

◾️ご利用の流れ

FINUIは、実際の画面・リファレンスをご覧いただき、金融機関ごとの課題と照らし合わせるところからご利用いただけます。気になる画面を1つ選び、アジケのデザイナーが確認するところから始めることも可能です。

  1. 画面・リファレンスの確認

    FINUIの画面と、金融機関ごとの課題を照らし合わせ、改善の方向性を検討します。

  2. 対象画面の確認・評価

    気になる画面を1つ選び、アジケのデザイナーがUIの観点から確認・評価します。改修を検討する際のきっかけとして活用できます。

  3. カスタマイズ・実装への展開

    金融機関ごとのブランドや要件に合わせたカスタマイズ、実装への展開まで、アジケがプロジェクト単位で支援します。

進め方は、各金融機関の状況や課題によって異なります。実際の参照デザインをご覧いただきながら、最適な進め方をご提案します。

・費用について

 閲覧・ご相談は無償です。実装・カスタマイズは有償で、規模に応じてお見積もりします

・情報の取り扱いについて

 お預かりした情報は、秘密保持契約(NDA)を締結のうえ、適切に取り扱います

◾️お問い合わせについて

FINUIに関する資料請求、デモのご相談、料金に関するお問い合わせを受け付けています。閲覧・ご相談は無償です。なお、FINUIは金融機関およびそのプロジェクトに関わるパートナー企業を対象に提供しています。

▶︎資料ダウンロード:https://ajike.co.jp/download/finui

▶︎FINUIサービスサイト:https://finui.ajike.co.jp

▶︎お問い合わせ:https://ajike.co.jp/contact

◾️FAQ(よくあるご質問)

Q1. どのような企業・組織が閲覧できますか?

FINUIは、金融機関および金融機関のプロジェクトに関わるパートナー企業を対象に提供しています。安心してご活用いただくため、閲覧は金融機関・パートナー企業に限定しています。お申込みの際に、ご所属を確認させていただく場合があります。

Q2. 既存のSIer・ベンダーと併用できますか?

はい。FINUIは、既存のSIer・ベンダーと並走して活用できます。Figmaライブラリや参照デザインを共通言語として使うことで、要件定義や改修・追加開発の検討を進めやすくなります。なお、実装への展開はアジケとのプロジェクトの中で進めます。

Q3. カスタマイズはどの程度可能ですか?

ブランドカラー、タイポグラフィ、ロゴ、文言などは、デザイントークンの差し替えにより調整できます。金融機関ごとのブランドやサービス要件に合わせながら、参照デザインを土台に検討を進められます。

Q4. 法令・WCAGについては、どのような考え方で整理されていますか?

犯収法・eKYC省令などの関連法令や、WCAG対応の考え方を、利用シーンごとに設計上の参考として併記しています。個別の準拠判断は、各金融機関の要件に応じて行う必要があります。

Q5. FINUIは購入して利用するプロダクトですか?

いいえ。FINUIは単体で販売するプロダクトではなく、金融UI設計を参照するためのリファレンスです。FigmaファイルとStorybookの実装コードを参照しながら、各金融機関のブランドや要件に合わせたカスタマイズ、実装への展開をアジケとのプロジェクトの中で進めます。

Q6. まず何から相談できますか?費用はかかりますか?

まずは資料請求やデモの確認からご相談いただけます。既存画面の課題整理や、気になる1画面の確認など、各金融機関の状況に応じて進め方をご提案します。閲覧・ご相談は無償です。実装やカスタマイズを行う場合は、内容や規模に応じて個別にお見積もりします。

◾️サービスデザイン会社「アジケ」について

「人にとって豊かな体験をデザインすることで、『味気ある世の中をつくる』」をミッションにしたデザイン会社です。

会社名 :株式会社アジケ
所在地 : 〒153-0042 東京都目黒区青葉台3-10-9 VORT青葉台 4階
代表取締役 : 梅本 周作
設立年月 : 2007年8月27日
事業内容 :UXデザインコンサルティング、サービスデザイン、スマートフォンアプリの開発
URL :https://ajike.co.jp/


本件に関するお問い合わせ

PR・マーケティング担当
pr@ajike.co.jp

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