【最新トレンド】リテール業界(小売/調剤薬局・ドラッグストア/アパレル)M&A動向レポートを公開

リテール3業態で再編本格化、勝者戦略が鮮明に

フーリハン・ローキー株式会社のプレスリリース

米投資銀行フーリハン・ローキー(Houlihan Lokey, Inc./NYSE:HLI)の日本法人であるフーリハン・ローキー株式会社は、各業界別のM&A動向における独自の洞察を示す「セクターレポート」を公開しております。

この度、リテール業界主要3セクター(小売/調剤薬局・ドラッグストア/アパレル)各社の2025年度決算概要をもとに分析を行い、M&A動向レポートを公開しました。

3セクターに共通し、事業ポートフォリオの転換や業界再編が本格化し、成長戦略としてのM&Aが鮮明化しました。

<調査結果サマリー>

小売業界
―“売るだけ”では、勝てない

2025年の小売業界では、“売上成長”だけでは評価されない時代に突入。

業態間・企業間の格差がさらに拡大。PB、DX、データ活用、高付加価値化など“収益性”を高められる企業へ、市場評価が集中。

(レポート詳細:https://japan.hl.com/insight/consumer/131737
  • 小売M&Aは、単なる規模拡大から“戦略転換”のフェーズへ。食品スーパーでは再編機運が加速し、ホームセンターでも提携・統合の動きが本格化

  • いま、小売の競争軸は「店舗」から「機能」へ。“何を売るか”ではなく、“どんな価値を提供できるか”が問われる時代が始まっている

  • コンビニ(セブン-イレブンなど)は中食・利便性需要を背景に底堅く推移する一方、GMSは売場改革や収益構造改革が引き続き課題

  • ファーストリテイリング(ユニクロ)や良品計画(無印良品)などは、高付加価値商品とブランド力で成長を維持。PPIH(ドン・キホーテ)などは、PB(自社ブランド)や価格競争力を武器に市場シェアを拡大 

調剤・ドラッグストア業界
―「再編×成長」の新局面へ

2025年の調剤薬局・ドラッグストア業界は、薬価改定や人件費上昇といった逆風が継続する中においても、大手企業を中心に業界再編が進行。
特に、電子処方箋やオンライン服薬指導等の制度対応、薬剤師不足への対応など、個社単独での対応が困難な環境変化を背景に中小薬局の経営統合や売却が進むとともに、業界再編の中で、大型M&Aや非公開化案件なども含め、印象的な案件が相次いだ。

(レポート詳細: https://japan.hl.com/insight/consumer/131577

  ドラッグストア業界:

  •  ドラッグストア市場は10兆円規模に拡大。物価高を背景に客単価上昇で増収基調。ウエルシアHDとツルハHDの統合等、業界再編が進む

  • 食品・日用品を含めた「医療・予防・生活を統合したヘルスケアプラットフォーム化」や、調剤併設による医療機能の取り込みが進むなど、従来の業態の枠組みを超えた事業モデルの構築が進む

  • 特に、大手ドラッグストア各社では、差別化競争が激化しており、マツキヨココカラ、スギHD、サンドラッグ、コスモス薬品、クスリのアオキなどは調剤・食品・PBなどドラッグ以外の分野をそれぞれ強化し成長を企図 

調剤薬局業界:

  •  中小薬局は電子化・人材不足を背景に淘汰圧力が強まり、大手による取り込みが進展 

  • アインHDによるさくら薬局買収やアドバンテッジパートナーズによる日本調剤買収など、大手への集約やPEファンドによる買収が進む。薬価改定や人件費増で収益環境は厳しい一方、M&Aを通じた規模拡大で成長を確保

アパレル業界
―「成長と再編」の二極化へ、
2025年度決算が示す構造転換

2025年のアパレル業界は、コロナ禍以降の各社の施策が、財務パフォーマンスとして顕在化し始めた年であったと認識される。

(レポート詳細:https://japan.hl.com/insight/consumer/131100
  •  アクティビストによるキャンペーン活動の活発化や、グループ戦略推進のための大胆なM&Aが見られ、ブランドビジネス特有の性質上必ずしもM&Aとの親和性が高いとは言えない中、印象的な案件が相次いだ

  • M&Aが成長戦略の中核に浮上し、オンワードHDによるウィゴー買収、TSI HDによるデイトナ・インターナショナル買収など、小売機能の獲得が加速

  • 特に、デジタル化とSNSの浸透に伴うカスタマージャーニーの複雑化により消費者の購買チャネルが多様化する中、ECチャネルの強化にとどまらず、消費者とブランドをつなぐ接点としてのオフラインチャネルとの更なる融合や、さらにはアパレルの枠を超えた商材や空間を通じたブランド価値の表現が、今後の成長のカギとなると推察

<調査概要>

調査名

リテール業界(小売/調剤薬局・ドラッグストア/アパレル)の2025年決算概要とM&A動向」に関する調査

調査対象

リテール業界(小売/調剤薬局・ドラッグストア/アパレル)国内主要企業各社

調査方法

各社決算報告をもとに当社分析

<当社コンシューマーグループのご案内>

フーリハン・ローキーのコンシューマーグループは、M&Aアドバイザリー、財務リストラクチャリング及び資金調達において、クライアントの最善の利益を追求するセクターチームアプローチによって優れた成果を上げ、高い評価を得ています。

ライフスタイルやコンシューマーヘルスケア関連の消費財、食品、小売などの主要セクターを中心に、幅広いクライアントにアドバイザリーサービスを提供しています。

<セクターレポートのアーカイブ>

当社ウェブサイトにてご覧いただけます。

<お問合せ先>

フーリハン・ローキー株式会社
マーケティング部

https://japan.hl.com/contact-us

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フーリハン・ローキーについて

フーリハン・ローキー(Houlihan Lokey, Inc. NYSE:HLI)は、企業、機関投資家、投資ファンド、および政府機関に対し、独立した立場から戦略的・財務的な助言を提供する、世界トップクラスの投資銀行です。独自の深い業界知識と広範なグローバル・ネットワークを背景に、信頼を礎としたパートナーシップを重視し、M&A、キャピタル・ソリューション、事業再生(フィナンシャル・リストラクチャリング)、財務・評価アドバイザリーの各分野において、革新的かつ統合的なソリューションを提供しています。また、業界屈指の圧倒的な成約実績から得られる、客観的データに基づいた独自の視点を活用することで、クライアントの最も重要な目標達成において確固たる価値を提供しています。

公式ウェブサイト https://japan.hl.com/

LinkedIn https://www.linkedin.com/company/houlihan-lokey/

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