外国債券の投資一任サービス「Smart Bond」を証券取引プラットフォーム「DWM」上で提供開始

500ドルから運用可能。米国上場企業約5,500社から独自選定した複数の現物債券に分散投資

株式会社Finatextホールディングスのプレスリリース

 AI時代の金融インフラを提供するFinatextグループの株式会社スマートプラス(本社:東京都千代田区、代表取締役:小林 紀子、以下「スマートプラス」)は、IFA等の事業者向け証券取引プラットフォーム「Digital Wealth Manager(デジタル ウェルス マネージャー、以下「DWM」)」において、米ドル建て外国債券を投資対象とする投資一任運用サービス「Smart Bond(スマートボンド)」の提供を2026年5月27日(水)より開始します。本サービスは、米国上場企業約5,500社からスマートプラス独自のロジックで選定した複数の現物債券をパッケージ化し、500ドルから運用可能な投資一任サービスです。これまで最低投資金額や銘柄選定の難しさから富裕層に限られていた外国債券による運用を、「DWM」を利用する金融商品仲介業者を通じて、より幅広い個人投資家に提供することを可能にします。

■ 背景

 2024年から開始された新NISA制度を契機に、個人投資家の資産運用に対する関心は一段と高まっています。なかでも、相対的に高い利回りが期待できる米ドル建ての外国債券は、安定的なキャッシュフローと利回り確定型の運用を求める投資家から需要が拡大しており、金融商品仲介業者にとっても提案機会の大きいアセットクラスとなっています。

 一方で、外国債券による運用は、これまで個人投資家にとって、また同時に金融商品仲介業者にとっても、以下のような構造的な課題を抱えてきました。

  1. 最低投資金額の壁:個別の外国社債は銘柄ごとに最小券面が設定されており、銘柄によっては1銘柄あたり最低200,000ドル(約3,500万円)の資金が必要となります。結果として、銘柄選択が制限されるだけでなく、集中投資にもなりかねません。

  2. 銘柄選定の専門性:同一の発行体であっても、発行年・残存期間・利率の異なる数十銘柄が並行して流通しているケースが一般的です。これらの中から、投資家の運用方針に合致する銘柄を選ぶには、高度な専門知識と継続的な市場モニタリングが求められます。

  3. 利金の再投資と毎月の利金受取の困難さ:債券から受け取る利金(クーポン)は半年に1度、銘柄ごとに異なる時期に支払われます。これを月次のキャッシュフローとして受け取るためには、利払月の異なる複数の銘柄を保有する必要があり、また、受け取った利金を再投資して複利効果を得るためには、追加買付のための十分な原資が必要となります。 

 結果として、外国債券による運用は、これまで富裕層・大口顧客の専有領域となってきました。これらの課題を解決し、より幅広い個人投資家層に対して外国債券による運用機会を提供するため、スマートプラスは投資一任スキームによる新しい債券運用サービス「Smart Bond」を開発しました。

■ 「Smart Bond」の概要

 「Smart Bond」は、スマートプラスが新たに提供する、米ドル建て外国債券を投資対象とした投資一任運用サービスです。日米株式を投資対象とするアクティブ型投資一任運用サービス「+Alpha」とは独立した、債券専用ブランドとして提供します。「DWM」を利用する金融商品仲介業者は、本サービスの導入により、株式と債券の両軸で投資一任運用サービスを顧客に提案できるようになります。

【特徴1】高度な銘柄選定プロセスの自動化

 スマートプラスは、米国上場企業約5,500社の中から、債券投資に適切と判断できる発行体を独自のロジックで抽出します。さらに、抽出した発行体が発行する複数の債券の中から、債券単価・残存期間・金利等を考慮し、ポートフォリオへの組入に最適な銘柄を選定します。発行体スクリーニングから銘柄選定までの一連の専門的なプロセスを、スマートプラスが一貫して担います。 

【特徴2】パッケージ化による最低投資金額の引き下げ

 スマートプラスが選定した複数の銘柄を、リスクとリターンのバランスを考慮した最適な比率でパッケージ化します。個々の債券を最小券面未満で保有する仕組みにより、個別の買付では1銘柄あたり数千万円が必要となる銘柄を含む複数の銘柄に対し、500ドルから分散投資することが可能となります。限られた資金でも、自然な分散投資が実現します。

【特徴3】利金・償還金の柔軟な設計

 利払月の異なる債券を組み合わせることにより、ポートフォリオ単位で毎月利金が発生する運用設計を実現します。受け取った利金および償還金は、登録口座での受取と、ポートフォリオへの再投資を任意に選択でき、設定の変更も可能です。再投資を選択することで、現物債券による複利運用が可能となります。シミュレーション機能では、設定期間のトータルリターンと毎月の受取イメージを可視化でき、再投資設定の有無による複利効果の比較も行えます。

■ 「DWM」を利用する金融商品仲介業者に提供する価値

1. 顧客層の拡大

 これまで富裕層・大口顧客に限定的に提案されてきた外国債券による運用が、500ドルから可能となります。「DWM」を利用する金融商品仲介業者は、これまでアプローチが難しかった、より幅広い個人投資家層に対しても、外国債券を組み入れた資産運用提案を行うことが可能となります。

2. 高度な債券投資戦略の提案力向上

 発行体スクリーニング、銘柄選定、ポートフォリオ組成、利金・償還金管理、再投資の実行、満期後の銘柄入替まで、債券運用に必要な一連のプロセスを、スマートプラスが投資一任契約に基づき一貫して担います。IFA個人が有する債券投資の知識や経験に依存することなく、高度な債券投資戦略を組み込んだ運用提案を顧客に提供することが可能となります。これまで一部の大規模金融機関やプライベートバンクのみが富裕層向けに提供してきた水準の債券運用を、「DWM」を利用する金融商品仲介業者が標準的に提案できる環境を整備します。

3. 「DWM」ラインナップの拡充による差別化

 スマートプラスは「DWM」において、日米株式型投資一任「+Alpha」に加えて、本サービス「Smart Bond」と、株式・債券の両軸で資産運用支援のラインナップを拡充してきました。「DWM」を利用する金融商品仲介業者は、これらを組み合わせることで、自社の顧客に対し、より総合的で専門性の高い資産運用提案を行うことが可能となります。

■ 個人投資家に提供する価値

 「Smart Bond」は、これまで一部の限られた投資家層しか享受できなかった外国債券による運用の利点を、より幅広い個人投資家に開放します。

  1. 少額からの開始:500ドルから、これまでアクセスが難しかった米ドル建ての外国債券による運用を開始できます。専門家による銘柄選定:投資家自身で銘柄を選び抜く必要はなく、スマートプラスが独自に選定した複数銘柄に分散して投資できます。

  2. 毎月の利金受取:利払月の異なる複数銘柄を組み合わせたポートフォリオにより、毎月利金が発生する運用が可能です。

  3. 複利運用の選択:利金・償還金を再投資する設定により、現物債券による複利運用を実現できます。

  4. 満期保有による額面償還:現物債券のため、満期保有の場合は途中の時価変動に左右されることなく、額面で償還されます。

  5. 購入時利回りの確定:投資信託やETFと異なり、投資時点で利回りが確定します。

■ 今後の展開

 スマートプラスは、「Smart Bond」の取扱発行体および銘柄の継続的な拡充を進めるとともに、「DWM」における債券関連サービスのラインナップ全体の強化を進めていきます。本サービス「Smart Bond」を中心に、「DWM」を利用する金融商品仲介業者が、情報提供から実際の運用までを一貫して顧客に提案できる、総合的な債券運用支援プラットフォームの構築を目指します。 

■ 「Digital Wealth Manager」について

 「DWM」は、スマートプラスが提供する証券取引プラットフォームです。仲介・媒介業者が容易かつ迅速に独自ブランドの証券サービスを構築・提供することを可能にします。各事業者は独自の運用戦略を採用した投資一任運用サービスを構築することができる他、日米株式を投資対象としたアクティブ型投資一任運用サービス「+Alpha(プラスアルファ)」および米ドル建て外国債券を投資対象とした投資一任運用サービス「Smart Bond」を予め搭載しており、厳選された投資信託および債券の取引機能も備えています。各事業者は自社のニーズに応じた商品を選択して独自色のある証券取引プラットフォームとして活用できます。契約締結後、最短2週間程度でサービス開始が可能な点も特徴です。

 以上

【Finatextグループと株式会社スマートプラスについて】

 Finatextグループは、「金融を“サービス”として再発明する」をミッションに掲げ、AI時代の金融インフラを提供する企業グループです。金融サービスのあるべき姿をユーザー視点から見直し、パートナー事業者と共に新しい金融サービスを開発する「株式会社Finatext」、オルタナティブデータ解析サービスの「株式会社ナウキャスト」、証券ビジネスプラットフォームを提供する「株式会社スマートプラス」、次世代型デジタル保険の「スマートプラス少額短期保険株式会社」、貸金サービスに必要なシステムや業務を一気通貫で提供する「株式会社スマートプラスクレジット」といった事業会社を擁し、「金融がもっと暮らしに寄り添う世の中」の実現を目指しています。

会社名

株式会社Finatextホールディングス

代表者

代表取締役社長CEO 林 良太

証券コード

東証グロース市場 4419

設立

2013年12月

所在地

東京都千代田区九段北一丁目8番10号 住友不動産九段ビル9階

公式サイト

https://finatext.com/

■株式会社スマートプラス

 株式会社スマートプラスは、証券ビジネスプラットフォーム「BaaS(バース):Brokerage as a Service」を軸に、事業者による自社顧客向け証券サービスの提供を支援するフィンテック企業です。AI時代の金融インフラを提供するFinatextグループにおいて、証券領域における金融インフラストラクチャ事業を担っています。

会社名

株式会社スマートプラス

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3031号

代表者

代表取締役 小林 紀子

設立

2017年3月

所在地

東京都千代田区九段北一丁目8番10号 住友不動産九段ビル9階

事業内容

金融商品取引業

加入協会

日本証券業協会

一般社団法人第二種金融商品取引業協会
一般社団法人日本投資顧問業協会

公式サイト

https://smartplus-sec.com/

商号等:株式会社スマートプラス

金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3031号

加入協会:日本証券業協会・一般社団法人資産運用業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会

<重要事項>

■口座開設・お取引に関するご留意事項

・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料(当社との相対取引時に設定されるスプレッドを含みます)や諸経費等をご負担いただく場合があります。

・株式のお取引については、株価の下落により損失を被ることがあります。また、倒産等、発行会社の財務状態の悪化により損失を被ることがあります。投資信託のお取引についても基準価額の下落等により損失が生じる恐れがあります。また、債券のお取引については、相場の下落等により損失を被ることがあります。

・為替取引を伴う外国証券の取引については、前述に加えて為替相場の変動による損失を被ることがあります。

・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。

・資料等の中で個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。

・お取引に際しては当社から交付される契約締結前交付書面、目論見書その他の交付書面や契約書等をよくお読みください。

■投資一任契約に関するご留意事項

・スマートプラスと投資一任契約を締結した際には、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。

・当社がお客様と締結する投資一任契約に基づき投資運用を行うもので、投資元本は保証されるものではなく、運用による損益はすべてお客さまに帰属します。

・投資対象は、値動きのある国内外の有価証券等となりますので、株価、金利、通貨の価格等の指標に係る変動や発行体の信用状況等の変化を原因として損失が生じ投資元本を割り込むおそれがあります。

・投資一任契約お申込みの前に、契約締結前交付書面や約款等をよくご確認いただき、ご理解のうえお申し込みください。

・投資一任契約にはクーリング・オフ(金融商品取引法第37条の6の規定)は適用されません。

・表示される過去の運用成績については将来の運用成果を保証するものではありません。

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