暗号資産の機種変更を746人に調査。20%が実際に資産を喪失
株式会社Claboのプレスリリース

株式会社Clabo(本社:東京都港区、代表取締役:上野 育真)は、暗号資産投資経験者746名を対象に「スマートフォン機種変更時のウォレットトラブルに関する実態調査」を実施しました。
調査の結果、暗号資産投資家の54.1%が機種変更時に何らかのトラブルを経験しており、そのうち20.1%(5人に1人)が実際に資産を失っているという深刻な実態が判明しました。
特に20代のトラブル経験率は73.7%と突出しており、さらに投資歴が3〜5年に差し掛かる「操作に慣れ始めた層」ほど、バックアップ確認の怠りなどによるリスクが顕著に現れる現状が浮き彫りになっています。
本レポートでは、機種変更時にウォレットの存在自体を忘れ、端末の初期化によってアクセス権を失うケースが14.2%に上る実態や、年代・投資歴によって異なるリスク構造を詳しく解説しています。
デジタル資産を自己管理する上で避けて通れない「端末移行」の壁をいかに乗り越え、大切な資産を守り抜くべきか、その具体的な管理術と教訓を提示してまいります。
■ 調査内容
機種変更トラブル経験者は54.1%

5割超が移行に課題
暗号資産投資家にとって、スマートフォンの機種変更は慎重を期すべきタイミングです。
日常的に使用しているアプリや環境設定とは異なり、ウォレットの移行には複雑な手順やセキュリティの知識が求められるためです。
今回の自社調査において、機種変更時にウォレット関連のトラブルを経験した割合を算出したところ、過半数を超える54.1%という結果が浮き彫りとなりました。
この数値は、半数以上のユーザーが、資産管理の要であるウォレットの移行に何らかの障壁を感じている現実を如実に物語っています。
単なる「操作の難しさ」だけでは済まされない事態が、多くの投資家の身に降りかかっているといえるでしょう。
資産喪失に至る深刻さ
トラブルの内訳を詳細に分析すると、その深刻さがより鮮明になります。
驚くべきことに、移行作業中のトラブルが原因で、実際に資産を失ってしまった投資家が20.1%も存在していました。
5人に1人が致命的な打撃を受けているという事実は、暗号資産管理における自己責任の重さと、リスクの大きさを再確認させるものです。
一方で、困りつつも無事に解決できたという回答も19.8%見られました。
適切な情報アクセスやバックアップ体制があれば、防げたケースも多いはずです。
資産を失うか、トラブルを回避できるかの境界線は、事前の準備状況にあると考えられます。
想定外の記憶漏れリスク
さらに注意すべきなのは、操作ミスや設定トラブルだけではありません。
機種変更のプロセスにおいて、そもそもウォレットの存在自体を忘れてしまい、端末を初期化してしまうというケースが14.2%確認されました。
いわゆる「記憶からの脱落」は、どれほどセキュリティが強固なウォレットを使用していても、ユーザー自身が認識しなければ宝の持ち腐れです。
暗号資産投資における管理責任は、技術的な要件だけでなく、こうした「物理的な管理意識」にも及んでいます。
端末を新しくする際、真っ先にウォレットのバックアップを想起できるかどうかが、資産を守る第一歩となるでしょう。
年代別で異なるトラブルリスク ── 若年層と中堅層の差

若年層で高まる移行の壁
機種変更時におけるウォレットトラブルの経験率を年代別で分析すると、若年層において特に顕著な傾向が浮き彫りになります。
20代においては73.7%もの投資家が何らかのトラブルに遭遇しており、デジタルネイティブ世代であってもウォレットの移行作業は決して容易ではないことが分かります。
この数値の高さは、スマートフォン操作に長けていることと、暗号資産の高度な管理技術が必要とされることの間に、大きな隔たりがあることを示しています。
利便性を優先して複数のアプリを使いこなす若年層だからこそ、管理するウォレットの数が増え、移行時の複雑さが増している可能性も考えられるでしょう。
30代で6割、中堅層も依然高水準
働き盛りである30代では59.3%、40代では47.3%という数値を記録しており、中堅層も決して無縁ではない状況が浮かび上がります。
仕事や家庭で多忙を極める時期にあるこの世代にとって、機種変更時のウォレット移行は時間的・精神的な負担が大きい作業といえるでしょう。
短時間で確実に作業を終えたいという心理が、確認漏れや手順スキップを誘発し、結果としてトラブル発生率を高めている可能性があります。
40代から60代で安定する傾向
40代から60代のミドル・シニア層に目を向けると、トラブル経験率は40%前後にまで低下します。
40代で47.3%、50代で44.4%、60代では39.3%と、年代が上がるにつれて経験率が下がる安定した推移を示しているのです。
この層は保有資産の管理においても、慎重かつ保守的なアプローチをとる傾向があるのかもしれません。
また、頻繁に機種変更を行わない、あるいは使用するウォレットの種類を限定して運用しているといった運用上の工夫が、トラブル回避に寄与しているとも推測されます。
過度なリスクを避け、ひとつひとつの操作を確実に行うスタイルが、移行トラブルを減らす鍵となっているといえるでしょう。
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投資歴3から5年でトラブル最多
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機種変更時にウォレットを忘れる構造
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まとめ
上記内容を含め、アンケートの詳細なレポートは記事本文をご確認ください。
■ 調査概要
調査実施日:2026年4月10日
調査方法:インターネット調査
調査対象:国内在住の男女(暗号資産に投資している人、投資したことのある人)
有効回答数:746名
実施機関:株式会社Clabo
■ 調査設問項目
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暗号資産(仮想通貨)の投資経験はありますか?
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暗号資産への投資経験年数はどのくらいですか?
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機種変更時にウォレットのトラブルを経験したことはありますか?
■ 暗号資産投資に関する免責事項
本レポートは情報提供を目的としており、いかなる投資勧誘や助言を構成するものではありません。暗号資産投資には高いリスクが存在し、投資判断は自己責任で行ってください。本レポートの内容の正確性、完全性、有用性について、いかなる保証も提供いたしません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の判断で行い、必要に応じて専門家の助言を求めてください。
また、株式会社Claboではウォレットの復旧を始めとする、セキュリティ対策、保全手順、暗号資産に対する相談を承っております。
暗号資産に関わるお悩みがお有りの方はぜひ当社の初回無料相談窓口をご活用ください。
詐欺をはじめとするトラブルについてもご相談いただけますが、以下の公的・行政相談窓口のご活用もご検討ください。
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調査主体:株式会社Clabo
公式レポート:https://www.clabo-inc.co.jp/media/divs/crypto-mobile-transfer-trouble-survey
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000178703.html
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■ 会社概要
株式会社Clabo
所在地:〒106-0032 東京都港区六本木一丁目4番5号 アークヒルズサウスタワー16階
代表取締役:上野 育真
設立:2025年7月
X(旧Twitter):https://x.com/clabo_inc

