~利便性の裏に潜む資金繰りリスク~
株式会社融資代行プロのプレスリリース

中小・ベンチャー企業の資金調達支援を行う株式会社融資代行プロ(本社:東京都港区、代表取締役:岡島光太郎)は、請求書カード払いサービスを利用したことがある経営者・役員・自営業303名を対象に「請求書カード払いの活用実態調査」を実施しました。
請求書カード払いは、近年、新たな資金繰りの選択肢として認知が広がりつつあります。こうした背景から、実際の利用実態を把握するため本調査を行いました。
調査の結果、導入目的の1位は「急な支払いへの対応」(39.9%)となり、計画的な資金繰り手段というよりも、緊急時の資金対応として利用されている実態が明らかになりました。
また、手数料については約4割が割高と感じており、利便性の一方でコスト負担への課題も浮き彫りになっています。
本リリースでは、請求書カード払いの利用実態を踏まえ、利便性の裏にある資金繰りリスクとその対応について提示します。
1. 約4割が「急な支払い」目的 スポット的な資金対応が実態


請求書カード払いの導入目的は「急な支払いへの対応」(39.9%)が最多となりました。利用頻度も「ほぼ必要な時のみ使用している」(40.9%)が最も多く、緊急時のスポット的な資金対応として活用されている傾向が見られます。
また、メリットとして「すぐに使える」(32.7%)が最多となっており、このスピード面が重視されている点が、緊急時の利用を後押ししていることがうかがえます。

2.約43%が手数料に割高感 コストと利用制約の課題

手数料については「妥当だと思う」(30.7%)が最多となったものの、「やや高い」(30.4%)と「かなり高い」(12.9%)を合わせると約43%にのぼり、全体としては割高感を持つ層が上回る結果となりました。
また、「利用限度額が低い」(19.8%)といった制約もあり、資金需要が大きい場面では十分に対応できないケースも見られます。
こういったコストと制約がある中で、先述した導入目的において13.9%の経営者が「銀行融資の代替」と回答している点は注目されます。
本来は低コストである融資で対応可能な資金需要を、相対的にコストの高い手段で補うことは、中長期的な資金繰りに影響を与える可能性があります。
3.現場の声:利便性の評価と、依存への警戒感
自由回答では、利便性を評価する声とともに、使い方への注意を促す声も多く見られました。
【利便性を評価する声】
・「キャッシュフローに余裕が生まれるのが最大のメリットでした。出費が重なる時期は助かりました。」(40歳男性/自営業)
・「大口の支払いにはあまり向いていないが、小口の支払いには仕事の効率が上がりとても便利です。」(57歳男性/自営業)
【使い方への警戒・警鐘の声】
・「カード払いは確かに便利だが、頼りすぎるとカード代金の決済に追われるハメになるので苦しさもある。」(67歳男性/経営者・役員)
・「手数料も高めなので、補助的に利用したほうが良いと思います。(中略)慎重に業者を決めた方が良いと思います。」(52歳男性/経営者・役員)
こうした結果から、請求書カード払いは有効な選択肢である一方、利用の仕方によっては経営判断に影響を与える可能性があることが示唆されます。
4.主な資金調達手法のメリットと注意点
本調査を通じて、請求書カード払いの利便性とそれに伴うリスクが浮き彫りになりました。企業が健全な資金繰りを維持するためには、各資金調達手法の特性を理解し、適した場面で使い分けることが重要です。
参考として、一時的な資金需要に対する主要な手法の特長を整理します。

【代表コメント】株式会社融資代行プロ 代表取締役 岡島光太郎

「現場では『請求書カード払いという選択肢は視野に入っていなかった』という声を耳にする一方で、その利便性に気づいて導入される経営者の方も多くいらっしゃいます。今後、このサービスは資金調達の選択肢としてさらに拡大していくでしょう。審査不要で即座に使える非常に便利な選択肢ですが、手軽さゆえに、使い方を誤ると後々の資金繰りを圧迫するリスクも伴います。新しいサービスが拡大していくからこそ、目先の支払い対応だけでなく、専門家の視点を取り入れながら全体の財務戦略を立てることが重要です。」
【代表プロフィール】
岡島 光太郎(株式会社融資代行プロ 代表取締役)
累計6,200社以上の資金調達の相談受付実績。金融機関ネットワークと財務知見を活かし、資金調達から条件設計までを実務レベルで支援する融資コンサルタント。
詳細プロフィール:https://financing.web-matching.com/profile-of-okajima-kotaro/
■調査概要
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調査タイトル:請求書カード払いの活用実態調査
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調査期間:2026年3月17日
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調査対象:請求書カード払いサービスを利用したことがある経営者・役員・自営業
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有効回答数:303名(男性254名/女性49名)
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調査方法:インターネット調査
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調査結果詳細:https://financing.web-matching.com/news/survey-invoicepayment-by-creditcard/
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
※アンケート結果を引用する場合は「引用:株式会社融資代行プロ」と記載し、該当ページのURLをリンクしてください。
■ 場当たり的な資金繰りから脱却し、中長期的な財務改善を
請求書カード払いは、急な資金需要への対応として有効な手段の一つです。一方で、単一の手段に依存するのではなく、融資などを含めた複数の選択肢を組み合わせ、全体として最適な資金調達を設計することが重要です。
株式会社融資代行プロが運営する「御社の財務責任者」では、元金融機関出身者が専門家の知見によって最適な資金調達をサポートしています。
■【会社概要】
会社名:株式会社融資代行プロ
URL:https://financing.web-matching.com/
代表取締役:岡島光太郎
所在地:東京都港区南青山2-2 5F
事業内容:財務コンサルティング、融資コンサルティング、銀行融資コンテンツ制作
■【お問い合わせ】
株式会社融資代行プロ 広報担当
お問い合わせフォーム:https://financing.web-matching.com/contact/
※取材のご依頼も歓迎しております。

