消化器疾患の治療革新を目指し次世代アンカーの開発に取り組む株式会社KOEDAに出資

三菱UFJキャピタル株式会社のプレスリリース

三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 小島 拓朗)は、当社が運営するファンド(三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合)より、内視鏡治療で用いる臓器固定アンカーの開発に取り組む株式会社KOEDA(以下、KOEDA社)に対し、出資したことをお知らせいたします。

株式会社KOEDAについて

KOEDA社は、消化器内科医であり内視鏡専門医の奥薗徹氏が東北大学大学院医工学研究科との共同研究成果に基づき創業した医療機器開発スタートアップです。臓器同士を固定するアンカー「KOEDA™」を活用し、急性胆嚢炎をはじめとする消化器疾患に革新的な治療法をもたらすことを目指しています。

最初の適応として開発を進める急性胆嚢炎では、症状を安定させるために胆嚢内の胆汁を排出する治療が行われることがあります。現在主流の体外からカテーテルを留置する方法は、患者様本人の痛みや合併症リスクといった課題がありますが、KOEDA社は独自開発したアンカー技術を用いることで課題を克服しながら、この疾患の外科的な標準治療である内視鏡的胆嚢摘出術へ円滑に移行できる治療法を確立することが期待されます。

急性胆嚢炎に対する開発品はこれまでに探索的治験を完了しており、今後は国内での検証的治験や米国等への展開を進める計画です。次のパイプラインとして胃空腸バイパス術への適応も目指しており、国内およびスペインで動物実験が順調に進んでいます。

出資背景

奥薗氏が内視鏡専門医として臨床ニーズを起点に開発を進めてきた本開発品は、国内外のKOL(Key Opinion Leaders)からも評価を受けており、急性胆嚢炎をはじめとした消化器疾患治療に変革をもたらすことが期待されます。長年にわたり臨床および研究に携わってきた内視鏡専門医である奥薗代表と、大手医療機器メーカーで豊富な経験を有する八木共同代表を中心としたKOEDA社のメンバーであれば、本デバイスの開発に成功し、国内外の多くの患者様に貢献することができると考え今回の出資に至りました。当社は、KOEDA社の革新的な技術を社会実装につなげるべく、MUFGのネットワークを活用し支援してまいります。

担当者:ライフサイエンス部 久保 裕生

【KOEDA社 概要】

会社名:株式会社KOEDA

所在地:宮城県仙台市青葉区

代表者:代表取締役 奥薗 徹 / 代表取締役 八木 雅弘

設 立:2022年9月

事業内容 :内視鏡治療用デバイスの開発

U R L : https://koeda.co.jp/

【三菱UFJキャピタル株式会社について】

三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約930社と、業界トップクラスの実績を有しています。

ライフサイエンス分野においては、2017年2月の1号ファンド以降、「三菱UFJライフサイエンス4号ファンド」(200億円)を含め計500億円と継続的にファンドを設立しています。ライフサイエンスに特化した民間ファンドの運営としては国内最大級であり、創薬、再生医療、医療機器(デジタルヘルスを含む)などのベンチャー企業を対象に最長約12年間の期間で投資を行っています。バイオベンチャー投資にとどまらず、アカデミア創薬、製薬会社のカーブアウト案件、製薬会社の開発プロジェクトへの投資、医療機器関連にも注力しています。

◆会社概要

会社名:三菱UFJキャピタル株式会社

所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F

代表者:代表取締役社長 小島 拓朗

設 立:1974年8月1日

事業内容:ベンチャーキャピタル事業

U R L :https://www.mucap.co.jp/

◆三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合について

投資対象:創薬、創薬基盤、再生医療、医療機器などを中心としたライフサイエンス分野

無限責任組合員:三菱UFJキャピタル株式会社

出資者:株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社

設 立:2023年3月28日

ファンド総額:200億円

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