ナレッジアート合同会社(本社:京都府福知山市、代表 山下哲生、以下当社)は、新NISA2年目のタイミングに合わせて、「新NISAの利用実態と投資意識」に関するアンケート調査を実施しました。
ナレッジアート合同会社のプレスリリース
新NISA2年目のリアル

近年、物価上昇や将来不安の高まりを背景に、2024年から始まった新NISA(少額投資非課税制度)への関心が継続的に高まっています。
新NISAは投資枠の拡大や恒久化により、長期的な資産形成を後押しする制度として人気を集めていますが、開始から2年目を迎えた現在、活用実態や利用者の意識は十分に可視化されていません。
当社の資産運用メディア「Asset Knowledge(アセットナレッジ)」では、現在投資を行っている全国の男女を対象にアンケートを実施し、新NISAの利用実態と投資意識を調査しました。
■ 調査概要
調査名:新NISAの利用実態と投資意識に関するアンケート調査
調査主体:資産運用メディア「Asset Knowledge(アセットナレッジ)」(ナレッジアート合同会社)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年3月10日〜3月11日
調査対象:現在投資を行っている全国の男女
有効回答数:300件
新NISA利用率は81%

「新NISAを利用していますか?」と質問したところ、「現在利用している」が243人(81.0%)と、新NISAの利用率は8割を超えていました。
一方で、「これから利用予定・検討中」は33人(11.0%)、「利用していない」は24人(8.0%)と、何らかの投資をしていて新NISA未活用の人は2割以下です。
本調査は現在投資を行っている層を対象としていますが、投資家の新NISAの浸透度の高さがうかがえます。
年間投資額は「50万円未満」が最多

「新NISAの年間投資額はいくらですか?」と質問したところ、最も多かった回答は「50万円未満」で137人(45.7%)でした。
次いで、「50万円〜100万円未満」54人(18.0%)、「100万円〜240万円未満」42人(14.0%)と続きます。
一方で、「240万円以上」は15人(5.0%)にとどまり、多くの投資家が非課税枠を満額活用できていません。
制度上は大きな投資枠が用意されているものの、実際の投資額は比較的控えめな傾向です。
値動きや投資枠に戸惑いも

「新NISAを始めて想定外だったことはありますか?(複数回答可)」と質問したところ、最も多かった回答は「特にない」で122人(40.7%)でした。
一方で、「値動きが思ったより大きかった」が50人(16.7%)、「投資枠を使い切れなかった」が40人(13.3%)と続きます。
「含み損が出た」は28人(9.3%)、「手続きや仕組みが難しかった」は26人(8.7%)です。
約4割が想定外はないと回答していて、新NISAの制度自体は一定程度浸透している様子ですが、値動きの大きさや投資枠の活用に戸惑う声もあり、制度理解やリスク許容度の課題が浮き彫りとなりました。
資産運用の不安は高水準

「現在の資産運用に不安はありますか?」と質問したところ、「ややある」が151人(50.3%)、「非常にある」が50人(16.7%)と、合計201人(67.0%)が何らかの不安を感じていました。
一方で、「あまりない」は91人(30.3%)、「まったくない」は8人(2.7%)にとどまっています。
新NISAの利用率が81%と高水準の中、約3人に2人が現在の資産運用に不安を抱えている実態が明らかに。
制度の活用は広がっているものの、市場環境や将来の見通しなどを背景に、投資家心理は依然として慎重であるとうかがえます。
増額予定は3割強、約8割が現状維持以上

「今後、投資額を増やす予定はありますか?」と質問したところ、「現状維持」が145人(48.3%)と最も多い結果となりました。
次いで、「増やす予定」は104人(34.7%)、「まだわからない」は42人(14.0%)、「減らす予定」は9人(3.0%)と続きます。
「増やす予定」と「現状維持」を合わせると249人(83.0%)にのぼり、多くの投資家が投資を継続する意向です。
一方で、増額を明確に予定している層は約3人に1人にとどまり、積極的な拡大よりも慎重な継続姿勢が主流になっています。
新NISA2年目の実態は利用拡大と慎重姿勢
今回の調査では、300人のうち8割超の新NISAの利用率から、制度自体は広く浸透し「資産形成のインフラ」に定着しつつあるとわかりました。
一方で、現在の資産運用には67%が不安を感じており、年間投資額も「50万円未満」が最多。
今後の投資意向では「増やす予定」は約35%にとどまり、「現状維持」が約半数を占めています。
新NISAは“よく利用されている制度”で利用者は増えているものの、投資家心理は決して強気一辺倒ではないのが実態です。
市場環境や家計状況、将来の不安を踏まえた“慎重な継続姿勢”が主流で、投資は積極的な資産拡大の手段ではなく「不安に備える前提の行動」の位置付けになっていると言えるでしょう。
当社が運営する資産運用メディア「Asset Knowledge(アセットナレッジ)」では、今後も新NISAをはじめとした制度の活用実態や個人投資家の意識変化を継続的に調査し、生活者目線に立った信頼性の高い情報を発信していきます。
社名:ナレッジアート合同会社
本社所在地:京都府福知山市三和町中出463番地
代表:山下哲生
事業内容:SEOコンサルティング、Web広告運用、Webメディア運営
設立: 2024年11月

