世界初!新たな購買体験を実現するUWB(Ultra Wide Band)決済実用化に向けた基本合意書の締結について

~UWB通信を用いたお客さまの購買体験価値の向上と店舗オペレーションの省力化を目指す~

株式会社ジェーシービーのプレスリリース

株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役会長 兼 執行役員社長:二重 孝好、以下「JCB」)と株式会社りそなホールディングス(本社:東京都江東区、取締役兼代表執行役社長兼グループCEO:南 昌宏、以下「りそなグループ」)は、新たな購買体験を実現するUWB※1決済の事業化に向けて、本日、「基本合意書」を締結しました。UWB決済の本格的な実用化に向けた活動は世界初※2となります。

スマートフォン等を鞄やポケットから取り出さないハンズフリー決済等の新しい購買体験や、店舗側では顧客が登録した情報を活用し、レジ袋の有無や決済方法を事前に共有することで、レジ業務の効率化や省人化の実現を目指します。

※1  超広帯域無線通信技術の略称で、非常に広い周波数帯域を使用する無線通信技術。短時間のパルス信号を用いて高精度な位置測位や近距離での高速通信を実現。主な特徴としては「広い帯域幅」、「高精度な位置測位」、「低消費電力」

※2 2026年2月18日時点 JCBおよびりそなグループ調べ

背景・目的

UWB通信とは、Wi-Fi等と同程度の距離で通信が可能な次世代の無線通信技術です。店舗の決済端末にかざすNFC※3やスマートフォン等で画面の読み取りが必要な二次元コード決済とは異なり、数十メートルの距離があってもデバイスの正確な位置の特定や高速通信が可能であることから、決済や要望の伝達におけるユーザーおよび店舗の課題を解決する新たな店舗内体験の実現手段として注目されています。

JCBとりそなグループは、2024年1月よりスマートフォン操作が不要な「タッチしないタッチ決済」プロジェクトを開始し、新たな決済体験の構築を目指しています。さらに、JCBは2024年5月にUWB通信等を用いて新たな購買体験を実現する「近づいてチェック™」プロジェクトを開始し、プロトタイプを開発しました。実際に UWB通信等を用いて動くアプリと、店舗レジ機材の基準モデルを制作し、ユーザーテストを開始しています。

JCBが協業先と実施した調査によると、購買時の商品の受け渡しをはじめ、決済手段の選択や決済処理が顧客にとって大きなストレスになっていること、店員にとってもレジ作業が業務の負担や接客トラブルの原因になっていることが判明しています。また、日本はUWBに対応したスマートフォンが普及しているため、UWB通信を実現する環境が整っています。

これらの課題や環境を踏まえて、JCBとりそなグループは、新たな決済体験の実現や店舗向け付加価値ソリューションの提供に向けて、2026年度からUWB決済の技術実証を開始し、2028年度の本格的なビジネス化を目指します。

※3 13.56MHzの周波数帯を使用した近距離無線通信技術で、主に数センチから最大10センチ程度の距離でデータ通信が可能

スマホの取り出しや要望の伝達がいらない便利な購買体験と顧客に応じたマーケティングの実現を目指します

正確な位置特定と高速通信が可能なUWB通信に加え生体認証を活用することで、店舗の決済端末から離れていてもスマートフォン等を鞄やポケットに入れたままで支払いができるハンズフリー決済等の新しい購買体験の実現を目指します。さらに、レジ袋の有無や決済手段の指定等の要望事項を事前に登録することで、レジでの細かなやりとりが不要となります。店舗側にとっても、レジ業務の削減による省人化に加えて、外国語対応を含めたコミュニケーション障壁等の店舗の課題改善や、蓄積される購買データを活用して特定の顧客に向けたクーポンの配信や優遇価格の提示等の精度の高いマーケティングを展開でき、顧客満足度の向上につなげることができます。

UWB決済の事業化に向けた取り組みは世界初!技術の普及や活用の促進を後押しします

JCBは「近づいてチェック™」プロジェクト開始以来、ユーザーヒアリングや店舗との議論を通じてUWBの使い方について理解を深め、2025年よりUWB通信の普及や実用化を目指すFiRa Consortium※4に決済事業者から世界で初めてAssociateメンバーとして参画し、プロジェクトの成果やそこで得た知見を発信しています。また、りそなグループも銀行業として世界で初めて、2026年3月にFiRa ConsortiumのAssociateメンバーとして参画します。JCBとりそなグループは、参加企業から様々な知見やノウハウを得ながら、りそなグループがもつ金融データや顧客基盤、グループアプリで培ったUI/UXの知見と、JCBが持つキャッシュレス決済に関するノウハウ・技術・決済ネットワークを掛け合わせて、UWBを活用した新たな決済体験の創出や店舗向け付加価値ソリューションの提供を目的としたUWBの普及や利用に貢献します。

※4 超広帯域無線(UWB)技術が持つ安全な高精度距離測定および測位機能を活用し、正確な位置情報に基づく新たな価値創出を推進する会員主導の組織。また、技術仕様および認証制度の策定を推進するとともに、実効性のある規制に向けた提言を行い、さらにUWBの幅広いユースケースを定義することで、この目的を実現

JCBとりそなグループは、UWB決済の事業化に向けて、国内外の様々なパートナーと協業し、お客さまに新たな体験価値の提供を目指します。

今後のスケジュール

2026年度

技術実証を開始

2027年度

小規模商用化

2028年度

本格的なビジネス化を目指す

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