〜 一方で3割が「日々の生活費で手一杯」と回答。教育資金への関心が高まる中、親子での「資金管理」の重要性が浮き彫りに。〜
株式会社スマートバンクのプレスリリース
親子で支出管理ができるAI家計簿アプリ「ワンバンク」を提供する株式会社スマートバンクは、18歳以下の子どもを持つ親1,092名を対象に「子ども向けNISA(未成年対象の非課税投資制度)に関する意識調査」を実施いたしました。
19日に自由民主党・日本維新の会より公表された「令和8年度与党税制改正大綱*」にて、未成年を対象とした新たな非課税投資制度(いわゆる「子ども向けNISA」)の創設方針が明記されました。
2023年末で終了した「ジュニアNISA」の実質的な後継制度として、親世代から大きな注目を集めています。本調査では、親世代からの新制度への期待感と、そこに見え隠れする家庭の経済的な課題が明らかになりました。
*自民党ホームページ「令和8年度与党税制改正大綱」:https://www.jimin.jp/news/policy/212129.html
<調査結果サマリー>
・【関心の高さ】 検討中の「子ども向けNISA」の創設検討について、8割以上が認知(「知っていた」「なんとなく聞いたことがある」の合計)。
・【利用意向】 新制度が実現した場合、72.8%が「利用したい」と回答。旧ジュニアNISA利用率(36.3%)の約2倍にのぼる潜在需要。
・【目的】 投資資金の使い道は「大学・専門学校などの進学費用」が40.2%で最多。受験費用も含めると6割以上が「教育資金」目的。
・【課題】 利用をためらう理由の1位は同率で 「生活費で手一杯で資金がない」「よくわからない」(各28.5%)。
■ 調査概要
調査名称:子ども向けNISAに関する意識調査
調査主体:AI家計簿アプリ「ワンバンク」運営会社
調査期間:2025年12月4日~12月
調査対象:18歳以下のお子様がいらっしゃる男女
有効回答数:1,092名
調査方法:インターネットリサーチ
※調査結果を使用する場合、「出典:AI家計簿アプリ「ワンバンク」運営会社」と記載してご利用ください。
■ 調査結果詳細
新しい「子ども向けNISA」、実現すれば約73%が利用意向あり
「もし新しい『子ども向けNISA』が実現した場合、利用したいですか?」と尋ねたところ、「ぜひ利用したい(33.1%)」「やや利用したい(39.7%)」を合わせると72.8%に達しました。 2023年に終了した旧「ジュニアNISA」の利用経験者が36.3%であったことと比較すると、新制度への期待値が非常に高いことがわかります。

投資の目的は「教育費」が圧倒的。想定積立額は「月1万〜3万円」がボリュームゾーン
資金の使い道については、「大学・専門学校などの進学費用(40.2%)」がトップ。「中学・高校などの受験費用(22.1%)」と合わせると、全体の6割以上が子どもの教育資金として備えたいと考えています。 また、現実的な月々の積立額は「1万円~3万円未満(30.4%)」が最も多く、次いで「5,000円~1万円未満(28.9%)」となりました。無理のない範囲でコツコツと積み立てたい意向が見て取れます。
利用のハードルは「資金不足」と「知識不足」
一方で、利用をためらう・決めかねている理由(Q8)を聞いたところ、最も多かったのは「日々の生活費などで手一杯で、投資に回す資金的な余裕がない(28.5%)」と「NISAがどんなものかよくわからない(28.5%)」でした。 「教育費のために投資をしたいが、現在の家計収支に余裕がない」というジレンマや、制度への理解不足が、資産形成の足かせとなっている現状が浮き彫りになりました。

■ 家計リサーチャーによるコメント

瀧本はろか(株式会社スマートバンク UXリサーチャー)
2022年4月より株式会社スマートバンクにUXリサーチャーとして入社。年間100件を超える生活者へのインタビューを担当し、これまでに累計約500世帯を超える家庭の暮らしについてインタビューをおこなってきた。著書に『UXリサーチの活かし方 ユーザー視点を意思決定につなげるためにできること』(翔泳社)。プライベートでは2児のママ。
今回の調査では、将来の教育資金に対する親御さんの切実な思いと、新制度への高い期待が明らかになりました。一方で、『日々の生活費で手一杯』という声も多く聞かれます。 投資などの資産形成を行うためには、まずは足元の家計管理を整え、資金を捻出することが第一歩です。また、子ども自身がお金の使い方を学ぶ機会を作ることも、将来的な資産形成のリテラシー向上につながります。 当社が提供する『ワンバンク ジュニアカード』は、親子で一緒にお金の流れを可視化できるサービスです。例えばこのようなアプリを通じて、来る春の新学期に向け、親子でお金について話し合い、家計を見直すことがキャッシュレス時代の金融教育の一助になると考えています。
■ 「ワンバンク ジュニアカード」について
親のアプリから子どものカードにお小遣いをチャージすれば、子どもは専用のVisaプリペイドカードで支払いが可能。親子でリアルタイムに支出履歴を確認できるキャッシュレスサービスです。
特徴1: アプリで入金・管理が完結。カード紛失時は即時停止も可能。
特徴2: 利用履歴がリアルタイムで親に通知されるため、見守りの役割も。
特徴3: 「使っていいお金」の範囲内でやりくりを学べる金融教育ツール
<サービスサイトURL> https://onebank.jp/card/junior/

■AI家計簿アプリ「ワンバンク」とは
ワンバンク(旧名称:B/43)は、日々の支出をかんたんに記録でき、無理なく続けられる次世代の家計管理アプリです。Visaプリペイドカードを発行するとキャッシュレス決済にも使え、使いすぎを防ぎながら安心してお買い物ができます。シンプルな家計簿にAIが搭載されているため、レシート整理から改善提案まですべて自動でやってくれます。さらに、日々、家計管理をするだけでポイントが獲得でき、続けるほどおトクになります。家族やパートナーとふたりでひとつの口座で家計を一緒に管理したり、子ども用カードで親子の支出をリアルタイムに把握したりと、家族のスタイルに合わせた使い方も可能。支払い・家計簿・共有管理・ポイント獲得まで、これひとつで完結する新しい家計管理体験を提供します。
2021年4月のリリース以降、ユーザーの皆様にご活用いただき、2025年7月時点で累計ダウンロードは200万件にまで拡大しています。(サービスサイト:https://onebank.jp/ )
■会社概要
会社名:株式会社スマートバンク
代表者:代表取締役 堀井 翔太
設立:2019年4月9日
業務内容:家計管理サービス「ワンバンク(旧B/43)」及び決済事業の運営
資金移動業者 関東財務局長第00084号
前払式支払手段 関東財務局長 第00782号
