香川から世界へ! 持続可能な水インフラを守る取組に挑戦する森清掃社を応援 投資型クラウドファンディング「Sony Bank GATE」新規ファンド募集(12月23日募集開始)

ソニー銀行株式会社のプレスリリース

ソニー銀行株式会社(代表取締役社長:南 啓二/本社:東京都千代田区/以下 ソニー銀行)は、2025年12月23日(火)より、投資型クラウドファンディングのプラットフォーム「Sony Bank GATE」において、有限会社森清掃社を営業者として出資募集の取扱を開始しますので、お知らせします。なお、香川県内企業として初の Sony Bank GATE ファンド組成となります。

香川県琴平町にて約80年前に創業した森清掃社。同社は、地域の水環境を守る存在として、浄化槽の維持管理・清掃や排水管高圧洗浄などを通じて地元のかたがたから厚い信頼を得てきました。近年、老朽化した下水管が原因で道路陥没事故が起きるなど全国各地で水インフラの問題が発生している中、下水道の維持や更新に今後30年間で約38兆円もの費用が必要といわれており、財政的な負担などから複数の自治体が下水道から浄化槽への転換を図り始めています。このように、国内での浄化槽活用のニーズが増加する兆しがある一方で、維持・管理する浄化槽管理士の人材不足と高齢化が業界全体の課題となっています。

そこで、同社は大阪大学発のスタートアップである株式会社地球観測と共同研究を重ね、世界初(*)となる浄化槽内の汚物量を自動測定するセンサーを中核技術とした遠隔監視システムを開発しました。このシステムにより、浄化槽管理士の現場負担は約20分の1まで減らせるとみられており、業界の課題解決に寄与するだけでなく、今以上に水質を守ることが可能になる見込みです。

また、今後の展望としてAIやIoT技術を活用した浄化槽管理の完全自動化システムの開発を進めていくことで、国内の水インフラ業界の課題解決を行い、ゆくゆくは海外の新興国などに技術移転をすることで、世界の水インフラ問題の解決や環境保護に寄与することを目指しています。

ソニー銀行は、社会的な課題解決を目指す企業と投資を通じて社会課題解決を担いたいお客さまとをつなぐプラットフォームの提供を通じ、持続可能でよりよい社会への貢献を目指しています。

Sony Bank GATE では、当事業を含む事業運営への出資を1口10,000円、目標募集金額5,000,000円で募集します。

(*)「汚損防止のための水中退避・重力落下機構を採用した、浄化槽用自律型汚泥界面検出装置として世界初」(2025年11月 有限会社森清掃社調べ。世界の主要な排水処理計測機器メーカーの公開製品情報を調査。)

ソニー銀行では、銀行事業を通じた価値創出および価値創出のための基盤強化を通じた、SDGs(持続可能な開発目標)の達成への貢献も目指しています。

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