Stripe 、急増する越境決済ニーズに応え JCB カードの多通貨決済を提供開始

ストライプジャパン株式会社のプレスリリース

プログラマブルな金融サービスを構築する Stripe は、本日、日本の事業者向けに日本発唯一の国際カードブランドである JCB のカードに対応した多通貨決済の提供を開始したことを発表しました。これにより、Stripe ユーザーは、複数の通貨で JCB カード決済を受け付けることが可能となります。デジタル経済が益々グローバル化する中、越境 EC の増加や事業の海外展開、高まるインバウンド需要など、円建て以外の通貨で販売できる柔軟性へのニーズが高まっており、多通貨対応の決済ソリューションが求められています。国内外の会員数 1 億 6,977 万人* を抱える JCB のカード決済が多通貨対応になることにより、日本の事業者の事業機会を拡大します。

* 2025 年 3 月末時点

急増する越境決済ニーズ

多通貨対応の決済ソリューションが求められる顕著な傾向として、海外の消費者による日本製品や国内サービスの購買の増加があります。

  • 経済産業省は、日本発コンテンツを自動車産業に次ぐ基幹産業と位置付け、2033 年までに海外売上高を 20 兆円に引き上げを目指すと発表しており、海外でも人気の日本のグッズやゲーム・アニメなどのコンテンツなど、日本のコンテンツビジネスのグローバル展開に期待が持たれています。

  • 昨年の年間訪日客数は約 3,687 万人を達成し、消費額も約 8.1 兆円と過去最高を記録しているなど、急増するインバウンド旅行者による国内観光ツアーやイベントチケットの販売などで幅広い需要が見られています。

しかし、急増するこれらのグローバルな事業拡大の機会において、多通貨決済が受け付けられないと、機会損失に繋がるほか、会計処理などに余計な事務作業や費用を要します。

Stripe の JCB 多通貨決済

JCB カードの多通貨対応により、グローバルに事業を展開する Stripe ユーザーは JCB カードのグローバルネットワークを活用できるようになります。

  • 100 以上の通貨による JCB 決済を受け付け、自動的に日本円へ換算し指定口座に直接入金。事業者の会計・資金管理を大幅に簡素化します。

  • 越境 EC や輸出事業者など、国際展開を目指す幅広い事業者のニーズに対応するグローバルソリューションです。

  • JCB カード会員は、国内外で自国通貨での決済が可能となるため、為替手数料などの追加の支払いがない表示価格そのままの金額を支払うことができ、より気軽に越境製品やサービスの購入ができるようになります。

ストライプジャパン株式会社の代表取締役であるダニエル・ヘフェルナンは次のように述べています。

「Stripe が世界で提供する多通貨決済が JCB カードにも対応できるようになり、事業者はグローバル市場での成長に不可欠な多通貨決済をシームレスに活用できるようになりました。国内初となる本サービスが提供できることをとても嬉しく思います。決済環境はテクノロジーの進化により目まぐるしく変化しており、ビジネスニーズに寄り添ったより効率的な決済や資金移動が可能となってきました。今後も、グローバル基準のテクノロジーで、日本の事業者の事業拡大を支援してまいります。」

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Stripe について

Stripe は、プログラマブルな金融サービスを構築する企業です。世界の何百万もの企業が Stripe を利用して、オンラインおよびでの決済や組込型金融、収益モデルのカスタマイズを推進し、より収益性の高いビジネスを築いています。サンフランシスコとダブリンに本社を置く Stripe は、世界の GDP の 1.3 % に相当する年間 1.4 兆 ドル (約 210 兆円) 以上の決済を処理しています。Stripe を利用する企業には、Fortune 100 の半数、Forbes Cloud 100 の 80 %、Forbes AI 50 の決済を行うほぼ全ての企業が含まれています。AI とステーブルコインにフォーカスを置いた事業拡大と研究開発への投資を通じて、Stripe はグローバル経済における最先端技術の普及に貢献しています。

詳しくは https://stripe.com/jp をご覧ください。

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