MILIZE、横浜銀行の投資信託新サービス「Goal Design Lab」を開発

〜ゴールベースアプローチによる最適なポートフォリオ提案を実現〜

株式会社ＭＩＬＩＺＥのプレスリリース

金融機関向けにAIやフィンテックソリューションを提供する株式会社MILIZE（本社：東京都港区、代表取締役社長：田中徹、以下「MILIZE」）は、株式会社横浜銀行（代表取締役頭取：片岡達也、以下「横浜銀行」）が2025年12月15日（月）より開始するポートフォリオ提案サービス「Goal Design Lab（ゴール・デザイン・ラボ）」において、システム開発・制作を担当しましたことをお知らせいたします。

■背景

「人生100年時代」の到来により、資産形成の重要性が高まる中、金融機関には商品の提案のみならず、お客さま一人ひとりのライフプランに寄り添ったコンサルティングが求められています。

横浜銀行では、地域に根ざした金融グループとして、お客さまの資産形成支援をめざし、お客さま一人ひとりのライフプランに応じた目標（ゴール）を設定し、資産運用プランを策定・実行する「ゴールベースアプローチ」の考え方を取り入れています。

しかし、顧客ごとに異なるライフプランやリスク許容度を反映し、長期的な視点でのポートフォリオ提案を行うには、高度なシミュレーション機能と、誰にでも分かりやすいインターフェースが必要不可欠でした。

そこで、数多くの金融機関へファイナンシャル・プランニングソリューションを提供してきたMILIZEが、本サービスのシステム開発を担当することとなりました。

■ 「Goal Design Lab」について

「Goal Design Lab（ゴール・デザイン・ラボ）」は、横浜銀行の各営業店にて取り扱いが開始される、対面コンサルティング専用のポートフォリオ提案サービスです。

＜システムの特徴＞

お客さまごとのライフプランに応じた「ゴール」を可視化し共有

お客さまの資産・負債の状況やご年収、家族構成などをシステムに入力することで、現在の資産状況と将来のライフプランを分かりやすく可視化します。漠然とした将来像を明確にし、お客さまの夢や目的に合わせた具体的な「ゴール（目標）」を画面上で共有しながら設定することができます。
ゴールの実現に適うポートフォリオの提案

ゴールの実現に必要な目標利回りと、お客さまのリスク許容度を照らし合わせ、最適なポートフォリオ（資産配分）を自動で算出・提案します。
定量的なデータ分析に基づく、最適な商品選定

策定されたポートフォリオの資産クラスごとに、最適な投資信託の商品を提示します。　　　　　　投資対象となる資産のリターンおよびリスクの推計値に基づき、最適な資産配分比率を決定しており、定量的な視点から商品を比較検討するロジックを搭載し、客観的な根拠に基づいた提案を可能にします。
ライフステージの変化に寄り添う、継続的な伴走支援

提案・販売して終わりではなく、ゴールに対する運用状況（進捗）を定期的にモニタリングする機能を提供します。お客さまのライフプランの変化や市場環境の変動により、計画との乖離が生じた場合には、適切なポートフォリオの見直し（リバランスやリアロケーション）を提案するなど、長期的な資産形成をサポートします。

■ 今後の展開

今後もMILIZEは、横浜銀行と、本サービスの機能拡充やユーザビリティの向上に努め、同行が目指す地域に根ざした金融グループの実現を継続的に支援してまいります。また、当社の強みであるAIや金融工学のノウハウを活かし、金融機関のDX推進と、その先にいるお客さまの豊かな資産形成に貢献するソリューションを提供し続けてまいります。