MUFG US Direct Lending Fund I の運用開始について

三菱UFJ信託銀行株式会社のプレスリリース

 株式会社三菱 UFJ銀行(取締役頭取執行役員 半沢 淳一、以下 三菱UFJ銀行)、および三菱UFJ信託銀行株式会社(取締役社長 窪田 博、以下 三菱UFJ信託銀行)は、米国の成長するプライベート・クレジット市場に対し、国内機関投資家向けに新たな投資ファンド、MUFG US Direct Lending Fund I(以下 本ファンド)を設立し、このたび運用を開始いたしました。

 

 本ファンドは、三菱UFJ銀行が米国の中堅企業を対象に組成したシニア・ローン(以下 ダイレクト・レンディング)に分散投資する、ミドルリスク・ミドルリターンを追求するファンドです。米国のプライベート・クレジット市場におけるダイレクト・レンディング投資はこれまでプライベート・クレジット・ファンドが先行して取組んでおりましたが、三菱UFJ銀行や米国地方銀行などの伝統的な銀行も各種規制に準拠した資金の出し手として重要な役割を担っております。本ファンドは、投資環境の不確実性が増すなか、より安定的なリターンを求める機関投資家のニーズに応えるべく、進化・拡大を続けるダイレクト・レンディング投資において、銀行の融資基準及び融資条件に適合する優良な案件に投資することで、安定したリターンを追求してまいります。

 

 三菱UFJ信託銀行は、オルタナティブ投資の拡大を推し進めるなかで、2022年のオセアニアM&Aファイナンスに投資するファンド設立を皮切りに、2023年には国内M&Aファイナンスに投資するファンドを設立・運用しております。本ファンドはM&Aファイナンス領域における三つ目のファンド設立であり、米国ダイレクト・レンディングに特化した初のファンドとなります。

 今後も三菱UFJ銀行と三菱UFJ信託銀行は、ファンド設立による金融ソリューションの提供を通じて、魅力ある投資機会を創出し、資産運用立国の発展にも貢献してまいります。

                                          以 上

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