iYell株式会社のプレスリリース
iYell株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長 兼 CEO:窪田光洋、以下「iYell」)は、不動産売買取引における真のクライアントファースト実現を目指して設立された「一般社団法人 日本不動産エージェント協会(以下、同協会)」に、賛助会員として参画いたしました。 今後、同協会が掲げる倫理規定の普及を支持するとともに、iYellが有する住宅ローン手続き等のテクノロジー基盤を提供・連携させることで、エージェントが顧客への本質的な提案に注力できる環境を整備し、業界課題の「具体的」な解決を推進してまいります。

《 背景 》
近年の不動産価格高騰や中古住宅流通の活性化に伴い、生活者の住まい選びにおける「不動産仲介(エージェント)」の役割はこれまで以上に重要性を増しています。しかしながら、業界内には依然として「囲い込み」や「情報の非対称性」といった、顧客利益よりも事業者都合が優先される商慣習が一部で残存しており、生活者が安心して取引を行える環境とは言い難い現状があります。iYellは「応援し合う地球へ 〜chain of Yell〜」をビジョンに掲げ、住宅ローン業務の効率化・DXを通じて、住宅事業者様とエンドユーザー様の「幸せ」を追求してまいりました。このたび、同協会が掲げる「真のクライアントファースト」および「エージェントの倫理規定策定」という理念が、iYellの目指す世界観と強く合致することから、賛助会員としての参画を決定いたしました。
《 一般社団法人 日本不動産エージェント協会について 》
同協会は、株式会社TERASS 代表取締役社長の江口 亮介を代表理事とし、不動産売買取引におけるトラブルの減少と業界の健全な発展を目指して、2025年10月に設立されました。
設立の目的として、単なる精神論に留まらない明確な「エージェント倫理規定」や「事業者責務」を制定・普及を掲げています。また、テクノロジーや新しい仕組みを持つ企業と連携することで、不動産エージェントの実務負担を軽減し、かつ顧客満足度を高められる具体的な環境整備(コト・モノ・ルールの共創)を行うことを大きな特徴としています。
《 今後の展望 》
「倫理的でありたい」と願う不動産エージェントが、実際には膨大な事務作業や煩雑な住宅ローン手続きに追われ、結果として顧客と向き合う時間が削がれてしまうという課題があります。iYellは今回の参画を通じ、協会の理念や倫理規定への賛同にとどまらず、以下の領域において実務面での貢献をしてまいります。
1. 住宅ローン業務のDXによる「時間」の創出
iYellが提供する住宅ローン手続き専用スマートフォンアプリ「いえーる ダンドリ」等のテクノロジー基盤を、同協会加盟のエージェント様へ展開・連携します。専門性の高いローン業務をテクノロジーで効率化・分業化することで、エージェントが顧客へのヒアリングや物件提案といった「人間にしかできない本質的な業務」に集中できる時間を創出します。
2. 取引プロセスの透明化支援
ブラックボックス化しやすい資金計画やローン審査プロセスに対し、中立的な立場から最適な金融商品マッチングを提供するiYellのプラットフォームを活用いただくことで、顧客に対する説明責任と透明性を担保します。
iYellは今後も、同協会および加盟各社との共創を通じて、不動産エージェントが誇りを持って働ける環境づくりと、生活者が後悔のない住まい探しを実現できる社会の構築に貢献してまいります。
