タイ大手金融機関カシコン銀行が、JCB のQR・バーコード決済スキームSmart Code™の導入を開始

JCBのプレスリリース

タイの大手銀行カシコン銀行(Kasikornbank Public Company Limited)(本社:バンコク、頭取:カッティヤー インタラヴィチャイ)は、2019年11月8日(金)より、同行のモバイルバンキングアプリ「K PLUS」にて、株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役会長兼執行役員社長:浜川 一郎)が提供するQR・バーコード決済スキームSmart Codeの取り扱いを開始しました。海外の決済事業者がSmart Codeを導入するのは、今回が初となります。
なお、カシコン銀行は、導入開始を記念して2019年12月1日(土)から2020年2月29日(土)までにSmart Code加盟店にてK PLUSを利用した方を対象に、お得なキャッシュバックキャンペーンを実施する予定です。

 

<K PLUSアプリ画面イメージ>

<キャッシュバックキャンペーン告知イメージ>

◆タイのキャッシュレス、QRコード決済市場について
タイでは、政府がキャッシュレスの普及に向けて積極的に取り組んでおり、2017年以降QRコードを用いたモバイル決済サービスが急速に拡大しています。この度K PLUSがSmart Codeを導入したことにより、1,100万以上のK PLUSユーザーが、訪日時にSmart Code加盟店でQR決済ができるようになりました。
JCBとカシコン銀行は、タイ中央銀行の協力のもと、同国内の銀行など各決済事業者のSmart Code導入を可能とするフレームワークの構築を計画しており、今後他のモバイル決済サービスもSmart Code加盟店での利用が可能となる予定です。
タイからの訪日観光客数は2018年に110万人、その消費額は1,400億円を突破し(※1)、今後も増加が予測されます。店舗側は、Smart Code加盟店となることにより、増加するインバウンド消費の取り込みが期待できます。
今後、QRコード決済が発達している他の国・地域の決済事業者も、Smart Codeの導入を予定しています。

◆Smart Codeとは
Smart Codeは、決済事業者や店舗の負荷軽減、また消費者にとって安全・安心な決済を実現する決済スキームです。
JCBが決済事業者と店舗をつなぐ決済情報処理センターの提供や加盟店契約の一本化を行うため、決済事業者は各店舗との契約締結や導入開発無しに全Smart Code加盟店での利用が可能となります。店舗側は、Smart Codeへ加盟することにより、Smart Code参画事業者のコード決済が全て取扱い可能になり、設置端末や精算を一本化できます。また、Smart Codeは国際的な標準規格EMV®(※2)を準用しているため、加盟店は、海外のコード決済を導入する際に必要なシステム対応負荷を軽減することができます。

※1 出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」
※2 EMV: カード決済の安全と普及促進を行う団体「EMVCo」が定める国際的な標準仕様です。ICカードやトークナイゼーションなど様々な仕様を定めており、2017年にQRコードに関する仕様も制定しました。(EMVは米国およびその他の国における登録商標です。EMVの商標は、EMVCoが所有しています。)
注)「Smart Code」は、JCBの商標です。

プレスリリース詳細はこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d11361-20191108-7963.pdf

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