木更津市のデジタル地域通貨「アクアコイン」、希望する市役所職員等の一部給与支払いに対応

株式会社アイリッジのプレスリリース

 株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所マザーズ:3917、以下「アイリッジ」)の連結子会社でフィンテック事業を展開する株式会社フィノバレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:川田 修平、以下「フィノバレー」)の電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を利用した、千葉県木更津市を対象とする電子地域通貨「アクアコイン」は、2019年11月より、希望する木更津市職員、君津信用組合職員、木更津商工会議所職員を対象とした一部給与支払いに対応します。

 本取り組みは、2019年11月支給分より、希望する職員に対して給与の一部をアクアコインへの自動チャージで支払うものです。地方公務員法および労働基準法の規定によって、職員の給与をアクアコインで直接支給することが出来ないため、口座に振り込み後、予め申し込みを済ませた任意の金額分をアクアコインにチャージする運用を行います。

 アクアコインは、行政と地域金融機関、商工会議所が三位一体となって取り組む全国初のデジタル地域通貨です。この座組みを活かし、これまで、市民の地域への貢献を評価する行政ポイントのプラットフォームとして市民協働のまちづくりを推進したり、プレミアム商品券の電子版対応によるコストの大幅削減を進めるなど、さまざまな取り組みを実施してまいりました。本取り組みでは、毎月の一定額自動チャージを通してアクアコイン利用の利便性を上げ、さらなる流通拡大を目指します。

アクアコインについて
 アクアコインは君津信用組合(本店:千葉県木更津市、理事長:宮澤 義夫)、木更津市(市長:渡辺芳邦)、木更津商工会議所(会頭:鈴木克己)の3者が連携し普及を推進している、スマートフォンアプリ上で利用できる電子地域通貨です。利用者は加盟店に設置された二次元コードを読み取ることで手軽に決済できます。加盟店は二次元コードの設置のみで初期導入費用負担が少なく簡単に即座に導入が可能で、売上金として入金されたコインは預金口座へ換金入金するだけでなく、コインのまま他加盟店への支払い(送金)にも使え、域内のお金の循環を活性化できる仕組みです。
https://www.kisarazu-aquacoin.com/

MoneyEasy(マネーイージー)とは
 株式会社フィノバレーが提供する、電子地域通貨サービスを短期間で安価に開始できるプラットフォームシステムです。スマートフォンアプリを使って、チャージから決済までを可能にします。支払方法として二次元コード読取方式を採用しているため、店舗側での初期投資や手間がかからず導入できることが特長です。また、グループ会社である株式会社アイリッジのスマートフォン向け位置情報連動型O2Oソリューション「popinfo」と組み合わせることでマーケティング機能を融合した決済基盤が構築でき、地域活性化への活用が期待できます。オフィス内通貨としても利用できるため、社内制度との連携や社員間のコミュニケーション活性化施策などにも応用できます。

株式会社フィノバレー
 株式会社フィノバレーは、電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を軸としたフィンテックソリューションを通じて、世の中の様々な課題の解決を目指しています。地方活性化を目的とした岐阜県飛騨・高山地方の電子地域通貨「さるぼぼコイン」を筆頭に、小田急電鉄の新宿シネマ&バルWEEKの電子地域通貨「シネバルコイン」などの支援実績があります。2018年8月より株式会社アイリッジのフィンテック事業を承継する子会社として新たに事業をスタートしました。
https://finnovalley.jp/

株式会社アイリッジ
 株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、昨日よりも便利な生活を創る。」という理念のもと、スマートフォンを活用した企業のO2O(Online to Offline)支援を軸に、フィンテック、不動産テック、VUI(音声インターフェース)等、幅広い領域で事業を展開しています。O2O支援ではアプリの企画・開発における業界トップクラスの実績に加え、アプリのマーケティング施策にも強みを持ち、ユーザーごとに結び付きの強さを判断し優良顧客へと育成するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を通じて、購買促進やCX改善の支援を行っています。
https://iridge.jp/

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