~企業システムの基幹業務の再構築から現場ごとの個別の課題の効率化までをワンストップで解決~
TIS株式会社のプレスリリース
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役執行役員社長:當麻 隆昭、以下:SCSK)が提供するノーコード開発ツール「CELF」に関するパートナーシップ契約を締結したことを発表します。これにより、「CELF」をTISの取引先企業へも提供できるようになり、企業の業務効率化と蓄積されたデータの利活用を通じたワンストップでのDXの実現に貢献します。

背景
業務効率化や生産性向上のためのDX推進が進む中、多くの企業で依然としてExcelを利用したデータ収集や管理が行われています。しかし、Excelを用いた業務は現場ごとに特化しており、DX推進の障壁となることが少なくありません。このような課題に対し、TISの取引先企業からも、「Excelの操作性などのメリットを活かしつつ、Excelに依存しないデータ一元管理の新たな仕組みを構築したい」といった業務全体の効率化に関するニーズが挙げられていました。
そこでTISは、現場が使い慣れたExcelの利点を活かしつつ、手作業での集計・転記業務の負荷や入力ミスの発生といった欠点を補い、取引先企業のDX推進をサポートするために、SCSKとパートナーシップ契約を締結し、「CELF」を活用したシステム構築の支援を開始します。SCSKと共同でノーコード開発ツール「CELF」の販売・導入支援を行うことで、企業の業務全体の効率化を可能とし、蓄積されたデータの利活用を通じて企業のDX推進に貢献します。
概要
今回のパートナーシップ契約締結による主な取り組みは以下の通りです。
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TISによる「CELF」のライセンス販売
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「CELF」を活用した企業システムのアプリ開発、支援(教育や相談会含む)

TISの金融業界および決済領域における半世紀以上の開発実績と顧客基盤を活かし、これまでのシステム開発支援のみだけでなく、システム化が難しかった現場個別業務にも目を向け、金融業界の企業を中心に業務全体の効率化を支援します。
「CELF」の特長
SCSKが開発した「CELF」は、Excelに似た操作性およびインターフェースで業務アプリを作成、利用できるノーコード開発ツールで、国内外で約1,300社以上の導入実績があります。予算実績管理や見積・案件管理、マスター管理など現場に密着した業務で高い効果が発揮でき、リレーショナルな形式のデータベースによりデータの蓄積や利活用、他システムへの連携などにも対応しています。
詳細は以下URLをご参照ください。
https://www.tis.jp/service_solution/tis_celf/index.html
今後について
金融機関をはじめさまざまな業種・業界の企業における現場ごとの業務の可視化や、業務効率化・自動化を幅広く推進し、ITの力で企業のDX推進をワンストップでサポートします。
SCSKについて(https://www.scsk.jp/)
SCSK株式会社は、コンサルティングから、システム開発、検証サービス、IT インフラ構築、IT マネジメント、ITハード・ソフト販売、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)まで、ビジネスに必要なすべての IT サービスをフルラインアップで提供しています。また、「2030 年 共創ITカンパニー」の実現に向け、IT を軸としたお客様や社会との共創による、さまざまな業種・業界や社会の課題解決に向けた新たな挑戦に取り組んでいます。
TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/)
TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客さまのあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客さまと共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。
TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心としたさまざまな社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
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◆本サービスに関するお問い合わせ先
TIS株式会社 フィナンシャルビジネス営業部
E-mail:8210_back-sales@ml.tis.co.jp