過去5年間のうちに新社会人として一人暮らしをした経験のある約2,000人を対象に、社会人としての最初の数年間の「懐事情」を調査しました。社会人の最初の数年は金銭的にかなり厳しいことが分かりました。
セレクトラ・ジャパン株式会社のプレスリリース
セレクトラ・ジャパン株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:グザビエ・ピノン)の運営するオンラインメディア、スマートマネーライフでは、過去5年間のうちに新社会人として一人暮らしをした経験のある約(2,173名)を対象に、社会人としての最初の数年間の「懐事情」について独自調査を行いました。
どうしてお金が足りなくなったか?どうやって解決したのか?また先輩社会人から、フレッシャーズから経験3年目程度の新社会人に対して、経験に基づいた貴重なアドバイスもいただきました。
▶調査結果の詳細:https://smart-moneylife.jp/cardloan/survey-freshers

調査結果まとめ
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一人暮らしの新社会人、2人に1人が「お金に困った」経験あり。
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先輩社会人からのお金に関するアドバイスには、マネーリテラシーに関するものも多かった。
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解決方法の1位は「節約」、2位は「親・家族から金銭的な援助を受けた」、3位は「カードローン」
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新社会人にして、いきなりカードローンを利用しなければならない現実もある。
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カードローンにネガティブな印象を持つ人が多い一方、実際の利用者はスムーズに借入できて「思ったより良かった」という声が多い
一人暮らし新社会人 – 47%が「お金に困ったことがある」と回答
過去5年間に新社会人の経験のある人を対象に、新社会人としての最初の数年でお金に困ったことがあるか質問しました。
有効回答者2173名のうち、1,026名が「お金に困ったことがある」と回答しました。これは全体の47%に相当します。
新社会人としての最初の1~3年間は、 2人に1人が金欠に至った経験があるということになります。

お金が足りなくなった主な理由は?
続いて 「お金に困ったことがある」と回答した方(1,026名)たちに、その理由を聞きました。理由のトップ5は以下の通りです。(当てはまるものを3つまで選んでいただきました。)
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想定していたよりも給料内でやりくりするのが厳しかったから・・・554pt
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想定していたよりも税金や社会保険料の負担が大きかった(手取りが少なかった)から・・・350pt
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想定していたよりも家賃以外の生活費がかかったから・・・190pt
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急な出費(医療・事故など)があったから・・・152pt
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奨学金の支払いが負担になったから・・・125pt
やはり、最初はお給料の範囲でやりくりするのは厳しいことが伺われます。奨学金の支払いを行っている人はなおのこと、自由にできるお金が減るため、さらに大変であることが想像できます。
先輩社会人から新社会人に対してお金に関するアドバイス
アンケートに協力を頂いた方に、経験に基づいてお金に関するアドバイスをもらいました。回答は、お金に困った経験がない人、ある人の両者から頂きました。
「万が一に備えて、自由にできるお金に余裕を持たせておく」、「投資を含むマネーリテラシーを高めておくべし!」といった意見が出ました。
(以下では一部抜粋したものを掲載しています。実際の記事でさらに多くのアドバイスをご確認いただきます。)
新生活を始める前にお金にある程度余裕を持たせておく
・社会人になってすぐの一ヶ月は3月のアルバイト代で生活することになるから、沢山シフトを入れてとにかく稼いだ方がいい。
(広島、現在24歳、女性、会社員、医療・福祉)
・社会人になる前にある程度のお金を貯めておくべし
(東京都、現在30歳、男性、その他、その他)
投資をする、マネーリテラシーに関するアドバイス
・積立NISAしたほうがいい
(埼玉県、現在28歳、女性、自由業、医療・福祉)
・知識は大事だからセミナーや勉学に励むべき
(兵庫県、現在27歳、男性、会社員、建設業)
お金の管理に関するアドバイス
・毎月固定で貯金額を設定して、給料日に自動で他の口座に引き落としされるようにすれば、残った分でやりくりできるので良いと思ってます。
(神奈川県、現在29歳、女性、会社員、情報通信業)
・社会人になったばかりのときに調子に乗って使いすぎた
(岡山県、現在22歳、女性、会社員、医療・福祉)
仕事や余暇に対する態度・考え方
・どんなに嫌なことがあっても、仕事はいきなり辞めるな
(千葉県、現在29歳、女性、会社員、その他)
・人付き合いの為に出かけるのも悪くはないけど金銭的な問題もあるので断れる時はしっかり断ればよかった。
(広島県、現在28歳、女性、無職)
先輩社会人はお金がない時にどうやって切り抜けた?
続いて、「お金に困ったことがある」と答えた人(1,026名)はどのようにそのピンチを切り抜けたのか聞きました。
やはり、最も多かった回答は、「節約」でした。しかしながら節約にも限界があります。節約しても解決できなかった場合は、対処方法の2位にランクした「親や家族にお金を工面してもらう」となるようです。
対処方法の3位は、「カードローンを利用する」でした。事情により親や家族を頼れない場合や、自分の責任で解決したい場合などは、身内以外で信頼できる機関からお金を借りる、という選択肢になることが分かります。
新社会人もカードローンを利用できるのか?
カードローンの申し込みには、年齢の他に、「一定の収入があること」が条件となっています。例えば、パートもアルバイトもしていない専業主婦の方はお金を借りることができません。
それでは、新社会人はカードローンを利用することができるのでしょうか? 優良企業(社員数100名ぐらい)に勤めており、金利や極度額(限度額)を選ばなければ、利用はほぼ可能と考えられます。一般的にはカードローン枠としては10万円程度、クレジットカード枠ならば30万円程度が想定されます。
金欠の対処方法の3位「カードローンを利用した」を深堀り
~ カードローンにネガティブな印象を持つ人が多い一方、実際の利用者はスムーズに借入できて「思ったより良かった」~
利息がかかることを考えるとカードローンの利用はできれば避けたいものです。ただし、どうしても第三者からお金を工面しなくてはいけない状況になることもあるかもしれません。
そのような場合、カードローンは安全に利用できる現実的な手段です。利用方法や注意点を理解した上で利用するならば、ピンチを乗り越えるのに頼りになる手段です。
引き続き、カードローンの利用に関して行ったアンケートを見ていきます。社会人数年目で、金欠をカードローンで乗り切った人、また、カードローンを使わなかった人たちのアンケート結果を詳しくみていきます。カードローンの正しい知識に関しても説明を加えていきます。
カードローンを利用しなかった人 – どうしてカードローンを使わなかった?
お金に困った際にカードローンを利用しなかった人*に対して、なぜカードローンを利用しなかったのか質問しました。
理由のトップとなったのは、「カードローンにネガティブなイメージがあるから」でした。続いて、2位は「利息を払いたくないから」、3位は、「返済ができなかった場合が心配だから」となりました。
*「お金に困った際にカードローンを利用しなかった人」とは、前出のアンケート「お金がない時にどのようにして乗り切りましたか?」の質問に対して、「カードローンを利用した」以外の回答を選んだ890名を指します。
カードローンを利用しなかった理由1位:カードローンにネガティブなイメージがあるから
カードローンの利用にネガティブなイメージを持っている人が多いことが分かりました。
一方、同じ”お金を借りる”という行為でも、住宅ローンやマイカーローンであれば、ネガティブなイメージを持つ人がほぼいないのは興味深い点です。
「カードローンで借りたお金を悪事に利用したというニュース」や一昔前のテレビドラマや小説でよく見かける「怖い人が回収にやってくる」というシーンがカードローンのネガティブなイメージを強めているのかもしれません。
カードローンを利用しなかった理由2位:利息を払いたくないから
何かを借りるのにはレンタル料がかかるのは当然のことと分かっていても、「利息」となると払いたくないという心理が高まるようです。
確かにお金を親や家族から借りることができるならば、利息をとられることはほぼないでしょう。ですから、利息を払いたくない場合は、身内などからお金を借りる方が良いかもしれません。
ただし、身内から借りる場合は、「心配される」ことや、「すぐに希望の額が手に入るか分からない」というデメリットもあります。
カードローンを利用しなかった理由3位:返済ができなかった場合が心配だから
返済自体は、カードローン会社にもよりますが月々2,000円から可能なところ多くあります。毎月の返済額は自分で設定できますので、無理のない返済額を設定すれば、「今月返済ができない。」というケースはほぼ起こらないと考えられます。
ただし、毎月の返済額が少額の場合は、元金がなかなか減りませんから、最終的に払う利息は高くなります。返済期間も長くなりますから、「なかなか完済ができない」ということは起こり得ます。
【知っておくと便利】カードローンの利用は遅延なく完済すればむしろ信用情報にプラス
アンケートの中には、他にも「カードローンを利用すると信用情報に影響する」のでは?という回答もありました。
実は、カードローンは遅延なく計画的に返済したならば、自身の信用情報が向上し、将来、住宅ローンや自動車ローンの審査が通りやすくなります。 ただし、「遅延なく」返済することがとても重要です。
むしろ、クレジットカードの利用がまったくないなど、信用情報(クレジットヒストリー/クレヒス)に履歴が一切ない場合は、逆に将来お金を借りるときネックになります。
もちろん、むやみにカードローンを利用する必要はありません。ただし、「カードローンを利用したら”オワリ”」ということは決してなく、きちんと返せばプラスになるという点は理解しておいて損はないポイントです。
カードローンを利用した人 – 実際に利用してみてどうだった?
お金が足りなくなった際にカードローンを乗り切ったという136人のうち、50人に実際の利用に関してさらに詳しいアンケートを行いました。
カードローンを選んだ理由
ここでは、実際にカードローンを利用した人(50名)に、お金がない時の解決策としてカードローンを選んだ理由をききました。ベスト5は以下の通りです。確かに、カードローンを利用すれば、大手消費者金融なら1時間以内に融資をしてもらうことができますし、誰にも知られず、自分の責任で借りることができます。
親や家族にお金を借りる場合は、利息はかからないかもしれませんが、「すぐ貸してくれ」とはいいにくいでしょう。
「他に選択肢がなかったから」という理由も5位に入っています。様々な理由により家族に頼れない方も多くいることは想像にかたくありません。
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最も早くお金を工面できる方法だったから・・・31pt
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知り合いや家族を煩わせず、自分の責任で借りることができるから・・・17pt
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周りの人に知られずに借りることができるから・・・16pt
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簡単に利用ができると思ったから・・・12pt
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他に選択肢がなかったから・・・8pt
カードローンのお金はどの利用目的のため?
カードローンで借りたいお金の利用目的に関しては、家賃以外の生活費に使うが最も多い目的でした。
どこのカードローンを選んだ?
実際に、新社会人1~3年目の人がお金に困ったときに利用したカードローン会社を聞きました。圧倒的に消費者金融の利用が多いことが分かります。
やはり便利な立地にオフィスがあり、無人契約機も充実している、広告をよく見かけるので馴染みがある、そういった理由により消費者金融を選ぶ人が多いのかもしれません。
また、大手消費者金融はアプリが充実しており、アプリをダウンロードしてから申し込みするケースも多いと想像します。
カードローン会社 |
人数 |
---|---|
1位:アコム |
20人 |
2位:アイフル |
18人 |
3位:プロミス |
14人 |
4位:レイク |
10人 |
5位:モビット |
8人 |
6位:楽天銀行スーパーローン |
7人 |
7位:三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック) |
5人 |
実際に借りた額
カードローンの利用者に実際に借りた額について聞きました。
必ずしも借りたい額が融資されない場合もありますので、希望の額が融資されたかも併せて聞きました。
81万円以上の場合は、希望の融資額ではなかったの声が、「希望していた額だった」を上回っています。しかし、それ以外10万から80万円の融資であれば、「希望してた額」融資してもらえたという人の方が多いことが分かります。
消費者金融の場合は、”総量規制”により、年収3分の1以上は貸付をしないことになっています。したがって、希望融資してもらえたかどうかは、年収にも関係します。
カードローンを利用する前の想像と実際に利用してみての感想
カードローンを利用した50名に利用する前の想像と実際に利用してみての感想について、①申し込み、②審査、③契約から実際の借入、④返済の4項目について聞きました。
「だいたい予想通り(普通)」、か、「想像よりスムーズだった/良かった」と答える人が大多数でした。
④返済に関してのみは、「想像より大変だった/悪かった」と答える人が10%を超え、他の項目に比べると多いことが分かります。
具体的にどのような点が想像と違った?
具体的なコメントを紹介します。カスタマーサービスも充実しており、スムーズに利用できることが分かります。
悪かったと答えた人の多くが、「返済が大変だった」というものでした。
(以下では一部抜粋したものを掲載しています。実際の記事でさらに多くのコメントをご確認いただきます。)
思ったよりも良かった
・想像より良いと思った点 コールセンターやカスタマーサービスが親切に対応してくださり、質問があった際スムーズに対応してくれた。
(東京都、現在23歳、男性、会社員、情報通信業)
・審査がスムーズですぐに借入できたこと
(神奈川県、現在29歳、女性、会社員、情報通信業)
思ったよりも悪かった
・返済期間が長くて負担になった
(熊本県、現在24歳、男性、会社員、製造業)
・思ったより返済が大変
(神奈川県、現在24歳、男性、自営業、サービス業)
【まとめ】 新社会人やりくりは結構大変・マネーリテラシーを高めておけ!の声多数
アンケートを通して、一人暮らしの新社会人が給料の範囲でやり取りするのは、結構大変ということが分かりました。
できれば、事前に貯金をした方がいいという声が先輩から多くあがっていました。時すでに遅し・・・という場合は、節約を心がける必要がありそうです。
また、お金がなくて困った経験者のうち136人(全体の13.3%)がカードローンを利用して解決したという点も注目に値します。これから、一人暮らしをする社会人は出費によく注意した方が良さそうです。
マネーリテラシーは、早めに身に着けて置く方がいい、という声も多くありました。特に、NISAをもっと早くやるべきだった、個人年金保険をもっと早く知っておきたかったという声が目立ちました。
金融知識については、幸いなことに、無料で学ぶ方法がたくさんあります。若い人ほど積極的に学んでみる姿勢が必要になっていきそうです。
アンケート調査概要
調査URL |
|
---|---|
調査期間 |
2025年3月4日~3月12日 |
調査対象 |
・直近5年以内に新社会人として一人暮らしで生活をしていた方2173名 ・新社会人としての最初のおおよそ1-3年のうちでお金が足りず、カードローンを利用した49名 (スクリーニング調査4,000名) |
調査方法 |
インターネット調査 |
調査機関 |
アイブリッジ株式会社 |
設問内容(本調査) |
1.カードローンを利用した理由を教えてください。 2.カードローンを利用した目的として、最も当てはまるものを1つ選んでください。 3.実際にいくら借りましたか?またそれは借入を希望していた額でしたか? 4.どちらのカードローンを利用しましたか?当てはまるものを選んでください。リストにない場合は『その他』を選び、具体的にご記入ください。 5.カードローンを申し込む際によくわからないと思ったこと、わかりづらいと思ったことがあれば教えてください。 6-1.カードローンの実際の利用に関して、以下の4つの項目の感想として最も当てはまるものを選んでください。-申し込み 6-2.審査 6-3.契約から実際の借入 6-4.返済 7.カードローンのどの点が想像と違ったと感じましたか?以下の3つの点から、特に強く感じるもの1つ選び、自由にご記入ください。 1.想像より良いと思った点 2.想像より悪いと思った点 3.上記の範疇以外の点 |
本調査レポートのご利用について
本調査レポートは、マネーリテラシーやカードローンなど、社会人の金銭事情に関する理解を深めるための参考資料としてご活用いただけますと幸いです。
※本調査の内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
引用元が「スマートマネーライフ カードローン部門による調査」である旨の記載
アンケート調査結果掲載ページのリンク設置
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会社概要
代表者名:代表取締役 グザビエ・ピノン
所在地:〒150-0011 東京都渋谷区東1-27-9 奥山ビル5F
設立日:2016年6月2日
運営サイト:
・スマートマネーライフ(https://smart-moneylife.jp)
・料金比較のセレクトラ(https://selectra.jp)
・電力事業所(https://denryoku-jigyousho.jp)
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