きらぼしキャピタル・マーキュリアインベストメント投資事業有限責任組合
株式会社マーキュリアホールディングスのプレスリリース
株式会社マーキュリアホールディングスのグループ中核会社である株式会社マーキュリアインベストメントは、株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ(本社:東京都港区 代表取締役社長:渡邊 壽信)の子会社であるきらぼしキャピタル株式会社(本社:東京都港区 代表取締役:田中 俊和)と共同し、国内中堅・中小企業の円滑な事業承継および成長支援を目指す「きらぼしキャピタル・マーキュリアインベストメント投資事業有限責任組合(通称:夢・かがやき1号ファンド)」(以下「本ファンド」といいます。)を2018年11月に組成しております。
今般、本ファンドの第一号案件として2019年8月に投資を行った株式会社マーク電子(代表取締役社長 大津 恭男、以下「マーク電子」といいます。)の全株式をパスレル株式会社(代表取締役 大津 恭男、以下「パスレル社」といいます。)に譲渡しましたのでお知らせいたします。
【マーク電子について】
マーク電子は医療機器・各種計測機器の企画・開発メーカーで、設計開発部門に強みを持ち、その製品・技術力は大手医療機器メーカーや大学・研究機関から高い信頼を獲得しています。しかしながら、創業から50年を迎え、創業経営者の高齢化や次世代への承継という大きな課題を抱えており、そうした状況下、本ファンドが事業承継を目的として株式を取得いたしました。以来、5年に亘り組織の再編・強化、収益管理システムの構築、営業力の強化など、事業の発展・成長を支援する中、2024年10月、新経営陣はマーク電子の株式を取得するためパスレル社を設立しました。
【株式譲渡の背景】
本ファンドといたしましては、新経営陣によるMBO(マネージメント・バイアウト)*を行うことが、マーク電子の将来における更なる企業価値向上に繋がると判断し、今回の株式譲渡に至りました。
なお、今回のMBOに際し、きらぼしグループの株式会社きらぼし銀行(取締役頭取 渡邊 壽信、以下「きらぼし銀行」といいます。)、および株式会社日本政策金融公庫(代表取締役総裁 田中 一穂)が、パスレル社に対して協調融資にて当該株式取得資金を交付しており、きらぼし銀行は、引き続きメイン行として支援を継続するとのことです。
*MBO(Management Buyout)とは、企業の経営者や現経営陣が、自社の株式を買い取り、企業の所有権を取得する手法です。言い換えれば、経営陣が自社の経営権を握ることを目的とした買収のことです。この手法は、企業の独立性を保ちながら経営の自由度を高め、意思決定のスピードアップや従業員のモチベーションの向上等のメリットがあります。
以上
【マーク電子の概要】
<会社名> 株式会社マーク電子
<本社所在地> 神奈川県相模原市緑区橋本台1-32-1
<事業内容> 医療機器、計測機器、制御機器の製造
<代表者> 代表取締役社長 大津 恭男
<Website> https://markd.co.jp/
【マーキュリアインベストメントの概要】
<会社名> 株式会社マーキュリアインベストメント
<本社所在地> 東京都千代田区内幸町1丁目3番3号 内幸町ダイビル
<事業内容> 投資助言業、投資運用業、第二種金融商品取引業
<代表者> 代表取締役 豊島 俊弘
私たちは「ファンドの力で、日本の今を変える」をミッションとし、事業を行っています。
※本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社マーキュリアホールディングス
事業企画部
<Tel> 03-3500-9870
<Mail> info@mercuria-hd.jp
<Website> https://www.mercuria.jp/