NISA未利用者には「制度をよく知らないことや利用開始時の手続きの複雑さや手間」が理由の方も
株式会社400Fのプレスリリース
国内最大級(※1)の家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ、本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村 仁、以下「当社」)は、昨年1月より開始された新NISAに関して、認知度や利用率の実態を探るべく、全国の『オカネコ』ユーザーの584人を対象に「オカネコ 新NISAの利用意向調査2025年1月」を実施しました。
なお、新NISAに関する調査は制度開始の2024年1月から3ヶ月に1度のペースで実施し、継続的に状況を調査しております。
※1:現時点での当社データベース及び他社公開情報の比較調査による
※2024年1月実施調査の詳細はこちら ※2024年4月実施の詳細はこちら ※2024年7月実施の詳細はこちら ※2024年10月実施の詳細はこちら
「オカネコ 新NISA利用意向調査2025年1月」結果サマリー
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認知率 9割超。一方で約4人に1人は「内容把握していない」
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新NISA利用率は約6割に。うちつみたて投資枠86.8%、成長投資枠84.0%
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新NISA“つみたて投資枠“での毎月の積立平均金額は6万2,361円。”成長投資枠“での平均金額は133万2,509円
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人気の投資先ランキングは? 地域別1位全世界株、タイプ別1位成長株、投資信託ETFのタイプ1位インデックスファンド(投資信託)
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NISA利用者9割が「満足している」と回答、7割はNISA利用後「投資意欲高まった」
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NISA未利用者には「制度をよく知らないことや利用開始時の手続きの複雑さや手間」が理由の方も
「オカネコ 新NISAの利用意向調査2025年1月」の結果
■認知率9割超。一方で、約4人に1人は「内容把握していない」
「2024年1月から新しいNISA制度が導入されたことを知っていますか?」という質問に対して「知っている」と回答した方は90.2%となっており、「知らない(アンケートで初めて知った)」と回答した方が9.8%という結果になりました。昨年1月の制度開始直後に当社が実施した調査(※)では「知っている」は86.6%であった為、1年で認知率は3.6ポイントアップした結果となりました。
さらに、新しいNISA制度が導入されたことを知っていると回答した方へ「新しく導入されたNISA制度についてご自身の状況に最も当てはまるものはどれですか?」と質問したところ26.8%の人が「内容について把握していない」と回答(2024年1月調査は32.4%)しており、制度開始から1年経過し、5.6ポイント減少したものの、相変わらず約4人に1人は新NISA制度が導入されたことは知っていても内容までは把握出来ていないことが分かりました。
■新NISA利用率は約6割に。うちつみたて投資枠86.8%、成長投資枠84.0%
「2024年1月から始まった新NISAを利用していますか?」という質問に対して前回調査と比較すると、「利用している」は昨年1月調査37.8%から19 ポイントアップして56.8%、「利用を検討している」は昨年1月調査20.0%から4.4ポイントダウンして15.6%、「利用していない」は1月調査42.2%から14.6ポイントダウンして27.6%という結果となりました。
更に投資枠についても質問したところ、「つみたて投資枠を利用している」86.8%、「成長投資枠を利用している」84.0%という結果になり、どちらも利用している人が多い結果になりました。
■新NISA“つみたて投資枠“での毎月の積立平均金額は6万2,361円。”成長投資枠“での平均金額は133万2,509円
新NISAを利用していると回答した方への、「新NISAではつみたて投資枠の年間非課税投資枠が40万円(月3.3万円)から120万円(月10万円)になりましたが、毎月の積立金額を教えてください。」という質問に対し「9万円以上~10万円以下」と回答した人が45.5%と最も多く、毎月の積立平均額は6万2,361円となりました。
また、「新NISAでは成長投資枠の年間非課税投資枠は240万円になりましたが、実際に昨年(2024年1月~12月)投資した金額を教えてください。」という質問に対しては、「220万円以上~240万円以下」と回答した人が41.2%と最も多く、平均額は133万2,509円となりました。現時点での投資額の分布は、上限に対して控えめな額を選択する方と、上限枠に近い額を選択する方の二極化の傾向が見られました。
■人気の投資先ランキングは? 地域別1位全世界株、タイプ別1位成長株、投資信託ETFのタイプ1位インデックスファンド(投資信託)
新NISAを活用して投資している対象について、地域別、タイプ別、投資信託ETFのタイプ別で質問したところ、地域別1位は「全世界株」63.9%、タイプ別1位は「成長株」56.9%、投資信託ETFのタイプ1位は「インデックスファンド(投資信託)」87.9%という結果になりました。
■NISA利用者9割が「満足している」と回答、7割はNISA利用後「投資意欲高まった」
「旧NISAを利用していた」または「新NISAを利用している」と回答した方へ「NISAを利用した感想として当てはまるものを教えてください」と質問したところ、「満足している」91.8%、「満足していない」8.2%という結果になりました。
さらに投資意欲の変化について質問したところ、「投資意欲が高まった」70.2%、「投資意欲の変化はない」27.9%、「投資意欲は低くなった」1.9%という結果になりました。
投資意欲の変化の理由として「投資意欲が高まった」と回答した方へ、その理由を聞いたところ、「投資でより利益を追求したいと思ったから」67.9%、「投資が面白いと思ったから」41.7%、「投資について自信がでてきたから」16.2%、「投資が簡単だと思ったから」13.5%という結果になりました。NISAが投資意欲にポジティブに影響していることが分かりました。
■NISA未利用者には「制度をよく知らないことや利用開始時の手続きの複雑さや手間」が理由の方も
「新NISAを利用していない」と回答した方へ「利用しない理由を教えてください」と質問したところ、「投資初心者なのでリスクが怖い」44.7%と最も多く、次いで「新NISAを利用するまでの手続きが面倒・億劫だから」26.7%、「聞いたことがない/知らない」17.4%、「新しいNISA制度とこれまでのNISA制度の違いがわからず、具体的な行動に移せない」16.1%、「新NISAの制度が自分にはあっていないと感じる」7.4%、「これまでのNISA制度での投資分で充分だと感じている」6.8%という結果になりました。
「NISA制度をよく知らないことや利用開始時の手続きの複雑さや手間」が理由である方も少なくないことから、手続きサポートサービスの需要性が伺えます。
当社は今後も家計診断・相談サービス「オカネコ」により、多様化するお金の悩みに寄り添い、FP(ファイナンシャルプランナー)や公的保険アドバイザー等の資格を持つお金のプロに気軽に相談できる環境を整え、お金の不安が解消できるよう、今後もユーザー満足度向上を目指してまいります。
調査概要
調査名:オカネコ 新NISAの利用意向調査 2025年1月
調査方法:WEBアンケート
調査期間:2025年1月6日(月)~2025年1月8日(水)
回答者:全国の『オカネコ』ユーザー584人
回答者の年齢:20代以下4.4%、30代 17.6%、40代 24.7%、50代 31.9%、60代 以上21.4%
回答者の世帯年収:400万円未満25.0%、400万円以上600万円未満22.8%、600万円以上800万円未満16.1%、800万円以上1,000万円未満12.7%、1,000万円以上1,200万円未満7.0%、1,200万円以上9.8%、分からない6.7%
※調査結果データの引用、転載に際しては必ず『オカネコ 新NISAの利用意向調査2025年1月』または『家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ』と記載してください。
『オカネコ』について
スマホから居住地や年齢、年収、家族構成などの約20問の質問に答えるだけで、同エリア・同年代・同世帯構成の人と比較したユーザーの家計状況を診断。さらに、診断結果から推定した簡易ライフプランやFP(ファイナンシャルプランナー)や公的保険アドバイザー等の資格を持つお金のプロから個別アドバイスコメントが届き、ユーザーはチャットや面談で個別相談もすることができます。匿名・無料で気軽に利用できるオンラインサービスです。
株式会社400Fについて
“お金の問題を出会いで解決する”ことを理念に2017年11月に設立。証券・保険・銀行などさまざまなアドバイスをワンストップで無料相談できる国内最大級のプラットフォーム『オカネコ』を運営。どんな立場の人にも有効な「お金の問題解決」の機会を提供し続けます。
・会社名:株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ)
・本社:〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町9-1 兜町第2平和ビル FinGATE BLOOM 4F
・設立: 2017年11月1日
・代表者:代表取締役社長 中村 仁
・事業内容 :『オカネコ』の運営、金融オンライン・アドバイザー事業(金融サービス仲介+保険代理店事業)、顧客接点最適化に関するコンサルティング事業、オウンドメディア『オカネコマガジン』の運営、転職サービス『オカネコ転職』の運営、保険比較サイト『オカネコ保険比較』の運営
・会社HP