ブロードリッジ、生成AI搭載の分析機能でマルチアセット・ポストトレード・プロセシングを強化

株式会社ブロードリッジ・ジャパンのプレスリリース

フィンテック大手のブロードリッジ・フィナンシャル・ソリューションズ(本社:米国ニューヨーク州、NYSE:BR、以下「ブロードリッジ」)は本日、マルチアセット・ポストトレード・プロセシングとオペレーションのレポーティングの簡素化を促進するため、生成AI搭載の高度な分析機能をプラットフォームに追加したと発表しました。このAI搭載の新機能、OpsGPT®アプリケーションにより、ユーザーはデータ移行手続きの必要なく、自然言語を使用して取引データから直接、インサイトや視覚的な情報を得ることができます。

ブロードリッジの国際ポストトレード部門の責任者であるダニー・グリーンは、次のように述べています。「このAI搭載の高度な分析機能を当社のポストトレード・プラットフォームに統合することで簡素化とイノベーションをもたらし、リスク管理と業務効率が大幅に向上され、特に高まる規制要件に対応することが可能になります。多言語機能とシームレスな統合により、証券会社や銀行はより容易にソリューションを利用することが可能になり、従来の複雑なレポーティング・ツールを利用することなく、ユーザーは迅速に実用的なインサイトを得ることができます」

ブロードリッジのOpsGPTに含まれるこの新機能は、生成AIと自然言語の相互作用を活用し、直感的で使いやすいインターフェースを通して、即時レポートや視覚的な情報、要約を素早く作成・提供します。この新機能の主な利点は、手動でのレポーティングへの依存を減らし、英語や日本語など複数の言語(近日中に中国語も追加予定)に対応するAI駆動型の分析ツールに置き換えることにあります。

この高度な分析機能は、変化する規制や市場動向への対応が必要な国際的な企業にとって非常に有益です。このツールにより、レポーティング業務を簡素化することで、欧州・中東・アフリカ諸国(EMEA)やアジア太平洋地域(APAC)におけるポストトレード・プラットフォームの現行および見込みユーザーは、業務をより適切に管理しコンプライアンスを維持しながら、決済サイクルの短縮化やマージンの圧縮といった課題への対処する事が可能となります。

この機能は、ブロードリッジのデータとAI戦略及びユーザーの生産性や能力、コンプライアンスを強化するためのイノベーションに取り組む姿勢を明確に示すものです。より迅速かつ詳細なデータ分析により、ユーザーは素早く問題を検出・修正することができ、また、予測分析を活用することで潜在的な障害を予測・軽減することができます。

ポストトレード・オペレーションの簡素化に関する詳細については、こちらをご覧ください。

ブロードリッジについて

ブロードリッジ・フィナンシャル・ソリューションズ(NYSE:BR)は、定評のある専門知識と変革を促進する技術で、お客様や金融サービス業界の業務、革新、成長を支援する世界有数のテクノロジー企業です。お客様の投資、ガバナンス、コミュニケーションを強化することで、オペレーショナル・レジリエンスを高め、業績を向上させ、投資家エクスペリエンスを変革します。

ブロードリッジのテクノロジーやオペレーションのプラットフォーム上では、全世界で1日に平均10兆ドル超の証券取引の処理が行われています。S&P 500®指数構成銘柄であるブロードリッジは、世界21カ国で1万4,000人超の社員を擁しており、「働きがいのある会社(Great Place to Work®)」にも認定されています。

ブロードリッジの詳細については、ウェブサイトをご覧ください:www.broadridge.com/jp

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