セントラル・タンクターミナル株式会社のプレスリリース
セントラル・タンクターミナル株式会社(本社：東京中央区、代表取締役：宮川靖嘉、以下「CTT」)は2024年12月27日に内外輸送株式会社（本社：神奈川県横浜市、以下「内外輸送」）の全株式を取得致しましたのでお知らせします。
CTTは国内最大級の独立系ケミカル・タンクターミナル会社で、約40万立方メートルの保管容量を備え、東京湾、大阪湾と名古屋、北九州周辺の戦略的ハブ拠点に9つのターミナルを保有しています。当社はパブリックタンクターミナルおよび付帯関連サービスを提供しており、特に液体化学品のタンク保管や危険物倉庫でのドラム保管および荷姿変更業務の提供を中心に安全・安心で付加価値の高い業務の提供により、お客様の良きパートナーとして共に成長し、業務を継続することで社会に貢献することを目指しています。現在大手化学企業など100社超の優良企業と長年にわたる顧客関係を構築・維持しています。
内外輸送もCTTと同様に、化学品・石油製品・アルコールなどの液体危険物貨物を中心とする総合物流倉庫・タンクターミナル会社で、危険物物流サービスを専門に、長年にわたって技術とノウハウを蓄積しており、タンク・倉庫・各種充填設備を駆使して総合物流サービスを提供しています。危険物パブリック倉庫・タンクターミナルとして、安全で魅力ある物流サービスの向上に努めています。
CTTと内外輸送が手掛ける液体化学品保管事業は、近年においては少量多品種化や高付加価値化が進み、今後もさらなる需要の増大が見込まれています。CTTでは、2024年1月に名古屋事業所南ターミナル第2エリア（名古屋市港区）にタンク9基を増設、２期工事としてさらに９基の増設を計画しています。また、横浜事業所（横浜市鶴見区）では、構内再編により13基を建設予定です。さらに、CTT・川崎事業所南エリアでは、非稼働のタンク3基の建て替えを実施しています。今回、内外輸送を子会社化したことにより、稼働タンク数は合計443基（427,165㎘）、計画中のものを含めると465基（445,145㎘）となります。
CTTの宮川靖嘉社長は次のように述べています。「遊休地の活用による拠点の再構築・効率化のノウハウが蓄積され、それが当社の強みとなっています。タンクターミナルは重要な社会インフラであり、その機能を維持していくことは重要です。両社が手を組むことでキャパシティとスケールを確保し、将来的には大きなシナシナジー効果も創出できると考えています。」
（ご参考）
両社の会社概要
会社名 セントラル・タンクターミナル株式会社
所在地 東京都中央区日本橋堀留町2-1-3
代表者の氏名 宮川 靖嘉
資本金 4億1千万円
事業内容 パブリックタンクターミナルとこれに付帯関連する事業
従業員数 280名
大株主および持ち株比率 KKRが運用するファンド（100%）
会社名 内外輸送株式会社
所在地 神奈川県横浜市鶴見区大黒町100-3
資本金 １億円
事業内容 液体危険物貨物を中心とした総合物流倉庫・タンクターミナル事業
従業員数 40名
当開示は任意開示であるため、一部開示を省略しております。
以上
