裁判所の競売物件出品数、2009年以来15年ぶり増加

FKRのプレスリリース

 
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裁判所の競売物件出品数、2009年以来15年ぶり増加
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2008年から競売不動産のデータを収集・解析している一般社団法人不動産競売流通協会(所在地:東京都港区芝大門2-10-1、代表理事 青山 一広、以下当会)は、当会が運営する競売情報検索サイト「981.jp」の保有データを元に、2024年の競売不動産の出品データを公表いたします。
◇ 競売情報検索サイト https://981.jp/
 
近年の競売市場と背景
 リーマンショック後の2009年、競売不動産の出品数は60,000件を超えました。
その後、中小企業の資金調達や住宅ローン返済の救済を目的とする中小企業金融円滑化法(モラトリアム法)が施行されます。貸付条件の変更申込が増加し、2010年と2011年、競売物件数は大幅に減少しました。
中小企業金融円滑化法が2013年に終了したことで、企業の倒産や競売物件の増加を予想する声も多くありました。実際は2014年以降も金融機関の姿勢は大きく変わらず、競売不動産の出品数も毎年僅かずつ減少を続けました。
 
2024年の競売不動産
競売物件数は11,415件で、2023年の11,086件から329件増加しました。
再出品を含むトータル出品数は16,351件で、前年比1,437件の増加となりました。
増加率は僅かですが、増加という事実が2009年以来15年ぶりの現象となります。
物件種別の内訳は戸建てが69%、マンションが20%、土地が11%となっています。
その他、都道府県の比較や入札数等のデータをホームページで公開しています。
参考)https://fkr.or.jp/stats/
 
【会社概要】
商号   : 一般社団法人 不動産競売流通協会
本店所在地: 〒105-0012 東京都港区芝大門2-10-1 第一大門ビル7階
設立   : 2008年12月
代表者  : 代表理事 青山 一広 (あおやまかずひろ)
事業内容 : 競売を扱う不動産会社が加盟する団体、競売不動産の分析と情報交換事業
 
・WEBサイト https://fkr.or.jp/
・資格試験 「競売不動産取扱主任者」  https://fkr.or.jp/certification/
・競売情報検索サイト https://981.jp/
 
【お問い合わせ先】
競売不動産に関する考察や今後の展望等、取材や講演依頼のご相談はお気軽にお申し付けください。
お問い合わせフォーム https://fkr.or.jp/crm/inquiry/fkr
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