日本初の訴訟・仲裁ファンド設立のお知らせ – Trailblaze Asset Management, Inc.

Trailblaze Litigation Fund I Cayman LP.

Trailblaze Asset Management, Incのプレスリリース

「新たなオルタナティブ投資の形を開拓し、全ての人々が平等に最低限のリスクで訴訟・仲裁システムへアクセス可能な社会を実現する。」をミッションに掲げ、アジアや米国を主なターゲットとして「公共データを活用した訴訟・仲裁ファイナンス」の提供を目指す、株式会社Trailblaze Asset Management（CEO＆Managing Partner：米田尚輝、本社：東京都港区）は、日本初となる訴訟・仲裁ファンド「Trailblaze Litigation Fund I Cayman LP.」を設立いたしました。

Trailblaze Asset Managementは本ファンドをアメリカ・シンガポールにて運用を行い、日系企業及び現地企業間の訴訟・仲裁への投資活動及びその他専門的支援を実施してまいります。

■ 日本初の訴訟・仲裁ファンドを設立した背景・想い

Trailblaze Asset Management, Inc.のCEO & Managing Partnerの米田は、アメリカにてChild Sexual Abuse Materialに関する研究・分析や新規プロジェクトの立ち上げ、Fund of Funds設立に従事する中で、「民事訴訟における経済的格差」と「訴訟・仲裁ファンド」がグローバルで課題解決及び格差解消の一翼を担い、個人及び企業の権利保護を支援していることを認識しました。

一方で、訴訟・仲裁ファンドは1970年代後半から存在しているにもかかわらず、これまで日本（日本資本のファンドを含む）においては、ファンド設立に関する挑戦こそあったものの、設立・運用には至らない現状がありました。また、ファンド運用においては、ファンドサイズおよびAUM（運用資産総額）の拡大に伴い、基本的なファンド運用戦略への依存体質からの脱却や、アセットクラスとしての安定したリスク・リターンコントロールが求められる課題も存在していました。

この状況を打破するため、市場分析を経て1号ファンドの運用戦略を構築し、現在資金調達のニーズが最も高く、市場が急拡大しているアメリカおよびシンガポールを対象に、「日系企業が関連する訴訟・仲裁」および「現地企業間の訴訟・仲裁」をターゲットに投資活動を始めることとしました。さらに、運用戦略の中核として、「公共データベースを活用した案件ソーシング」および「判決予測・意思決定モデル」の活用を推進してまいります。

最後に、本ファンドは高い専門性を持ちながらも国内では前例のない取り組みであり、また21歳という若いCEO & Managing Partnerが率いるファンドに出資をご検討・ご決断いただいた投資家の皆様に、心より感謝申し上げます。

今後も、ビジョンである「挑戦を、超えていく。」を基に、1号ファンドのクローズおよび運用、次号ファンド以降の規模拡大、新たなアセットクラスの開発・参入に邁進してまいります。

■ファンド概要

ファンド名	Trailblaze Litigation Fund I Cayman LP.
General Partner	Trailblaze Litigation Fund I Cayman GP Co. （株式会社Trailblaze Asset Management、米田尚輝）
ファンドサイズ	最大20億円
ファンド運用期間	6年
運用開始時期	2025年4月
運用国	アメリカ、シンガポール
投資対象	アメリカ・シンガポールにおける日系企業及び現地企業間の訴訟・仲裁
投資額	3,000万円 – 1.5億円（共同出資枠にて最大3億円まで投資可能）