大和アセットマネジメント株式会社のプレスリリース
大和アセットマネジメント株式会社(代表取締役社長:小松幹太、以下「当社」)は、2024年11月29日に「第4回情報交流会」を開催しましたのでお知らせいたします。
本交流会は特定テーマにフォーカスし、企業間で知見を共有する場を提供するものであり、第4回となる今年は「人的資本」をテーマに、ベストプラクティス企業や課題がありながらも前向きに取り組んでいる企業の人的資本キーパーソン、外部有識者にご登壇いただきました。
1. テーマ「PBR1倍その先へ ~人的資本が高める企業価値~」
企業価値評価において「ミエナイチカラ」※1の重要性が高まっているなか、人的資本は全ての資本と密接に関連する中核的な経営資本であり、企業はその充実に、株主・投資家はその適切な評価に取り組んでいると認識しています。2023年から有価証券報告書における人的資本開示が制度化されたほか、今後の日本版サステナビリティ開示においても人的資本が対象になることが想定されています。また、「東証要請」への対応として、ROE・ROICを直接的に高めるアクションが多くなっていますが、持続的な企業価値向上の観点からは、「ミエナイチカラ」の中核である人的資本の重要性をもう一段強く認識する必要もあると考え、本交流会のテーマといたしました。
2. 開催概要
日時 |
2024年11月29日(金)15:30-18:00 ※17:30~ネットワーキング |
グループディスカッション登壇企業および有識者 |
グループディスカッション登壇企業 計7社 リンクアンドモチベーション、パーソルホールディングス、日清食品ホールディングス、三井化学、東京応化工業、中外製薬、日本瓦斯 ※証券コード順
有識者 計5社 アクロポリス・アドバイザーズ株式会社、オープンワーク株式会社、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)委員、株式会社サーバントコーチ、Unipos株式会社 ※五十音順 |
聴講企業 |
14社 |
※有識者は、有識者の所属する企業・団体名を記載
3. 参加企業からのフィードバック
・いずれのグループディスカッション企業も、信念を持って取り組んでおられるのが非常に印象的でした。聴講企業の皆様も先進事例から学ぼうと真剣に話を聞いておられました。
・各社の取り組みを聞ける良い機会であり、皆様ご苦労されていることやそれに対し様々なアプローチからチャレンジされている旨をお聞きし、大変勉強になりました。
・ディスカッション内容も大変豊富で、「人的資本経営に対する注目度の高さ」を感じる機会となりました。
本交流会は「リンゲージメント®」※2の中核的活動であり、当社独自の取り組みとして開催しています。今後もこうした「情報交流会」を継続的に開催し、企業同士の「知の共有」の場を設けることで、企業の課題解決を通じて企業価値向上に貢献してまいります。
以 上
※1 ミエナイチカラ:財務・非財務情報に関わらず、経営基盤として企業が保有する価値創出源でありながら測定が難しいものを当社では「ミエナイチカラ」と称しており、例えば無形資産である人的資本、知財、ブランド等が該当。
※2 リンゲージメント®:Linkage「リンケージ(連携)」と Engagement「エンゲージメント(対話)」を組み合わせた当社独自の造語であり、投資先企業が直面する課題に対してベストプラクティス企業の担当者やマネジメント層との議論の場を提供し、今後の企業価値向上の参考としていただく取り組み。
(ご参考)プレスリリース 企業と企業の議論の場「リンゲージメント®」を商標登録