株式会社MPowerのプレスリリース
ESG重視型グローバルベンチャーキャピタルファンドのMPower Partners Fund（以下MPower）はこのたび、福利厚生の変革を通じて企業の人的資本経営を支援する株式会社HQ（以下HQ）に出資いたしました。
近年、人々の働き方や職場を取り巻く環境、キャリアに対する考え方が急速に多様化する一方で、企業の福利厚生はその変化に十分対応しているとは言えません。企業に人的資本経営への転換が求められるなか、従業員1人ひとりの可能性を最大化し、本質的な組織のパフォーマンス向上につなげるには、福利厚生を人材への戦略的な投資と捉え直し、誰もが自分らしく働ける環境づくりが求められます。
HQはこのような課題に対し、「一人ひとりの人生に寄り添いつづける個別最適なサポート」を実現するためのソリューションを提供しています。同社のサービスであるリモートHQやカフェテリアHQは、妊娠・育児・出産、健康やウェルビーイング、キャリアアップ、介護など、さまざまなライフステージにおける従業員の多様なニーズにきめ細やかに対応し、誰もが自分らしく働くための環境づくりを支援します。またこれらのアプローチを通して、新しい経営を志向する大手企業から、これまで福利厚生サービスの導入が難しかったスタートアップや中小・地方企業まで、規模を問わずより戦略的な人材活用を可能にします。
HQの著しい成長を支えるのは、大きな産業を変革するという情熱を共有する素晴らしいチームです。代表取締役の坂本氏を中心に、多様なバックグラウンドと専門性を有するメンバーが志をともにし、ユーザーとなる従業員1人ひとりの人生に真摯に向き合いながら、従来の福利厚生プランにとらわれない、より新しく多様な働き方を推進するサービスを模索し続けています。
MPower Partnersは、福利厚生のあり方を再定義するHQの大胆なビジョンや、そのコアにある多様性への姿勢、そして中長期的に同社が企業や社会にもたらすポジティブな影響に深く共感し、今回の投資を決定しました。本投資を通じて、HQがさらに多くの企業や従業員に価値を提供し、福利厚生の境界を押し広げるとともに、持続可能な社会を実現するためのインフラとなれるよう全力で支援してまいります。
代表取締役 坂本祥⼆氏のコメント
「テクノロジーの力で、自分らしい生き方を支える社会インフラをつくる」
このミッションを掲げる私たちHQにとって、ESGは本業の一環として取り組むべき経営そのものだと考えています。
福利厚生産業の変革に向けて、私たちが向き合っているテーマは、DEI、子育てや介護のサポート、女性活躍、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方、リスキリング、人口減少社会に向けた多様な労働力の動員、メンタルヘルス、ウェルビーイングなど、非常に幅広いものです。
ESG実装の支援に豊富な知見と経験をお持ちのMPower Partnersとご一緒することで、社会課題の解決と企業価値創造の双方をさらに加速させていきたいと思います。
株式会社HQによる本ラウンドに関するリリース
https://corp.hq-hq.co.jp/news/posts/20241212-hq-series-b-funding
■ 株式会社HQ 概要
代表取締役：坂本祥⼆
設立： 2021年3月18日
従業員数：59名（非常勤社員含む） ※2024年11月現在
所在地：〒108-0075 東京都港区港南1-9-36 アレア品川13階 エキスパートオフィス品川
■ MPower Partners Fund概要
MPower Partners Fundは、ESG重視型のグローバル・ベンチャー・キャピタル・ファンドです。スタートアップがESG（Environment、Social、Governance）の視点を戦略に取り入れることで持続的な成長と社会・環境への好影響が生まれるという信念のもと、テクノロジーで社会的課題の解決に挑む大胆でグローバルな起業家を支援します。創業者をはじめとするチームには豊富な経験と専門知識を有するメンバーが揃っており、日本のベンチャー生態系がよりグローバルかつ多様になり、多くのイノベーションを生み出せるよう働きかけていきます。
ファンドHP：https://www.mpower-partners.com
本件に対する問い合わせ先
info@mpower-partners.com
＊本プレスリリースは、適格機関投資家及びファンドの投資先候補となる企業の皆様への情報提供を目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではなく、また、本ファンドへの買付けの申込みを勧誘・推奨するものではありません。
