日本PMIパートナーズ運営のヘルスケアファンドが出資する医療DX企業が人事コンサルティングサービスを提供する株式会社HALZを引受人として第三者割当増資を実施

日本PMIパートナーズ株式会社のプレスリリース

 日本PMIパートナーズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:濱田仁)が運営する、地域医療活性化ヘルスケアファンド投資事業有限責任組合(以下「当ファンド」)が出資する株式会社プレアデスセブン(熊本県熊本市、代表取締役 植木裕一朗、以下「プレアデスセブン」)は、人事コンサルティングサービスを提供する株式会社HALZ(東京都新宿区、代表取締役 藤田敏克、以下「HALZ社」)を引受人とする第三者割当増資により資金調達を実施しましたことをお知らせ致します。

                      

 

 HALZ社はミッションとして「『人』『組織』『経営』ビジネスにおいてお客様のためにではなくお客様の立場に立って我々は『価値訴求』し続けます」を掲げ、企業の外部人事部として単なる給与計算にとどまらず、給与関連データの分析を通して長期的な視点で効果のある経営戦略を提案しています。

 今回プレアデスセブンは医療法人の経営管理や業務プロセス改善に寄与する病院DXツール、「ここりんく」の開発・販売・保守を行い2020年5月の設立以来30以上の病院に導入、現在もその導入数を増加させ、データの活用を通して地域医療の人材不足問題解消推進に貢献してきた点を評価いただき、資本業務協定締結の運びとなりました。

 投資の力で地域包括ケア体制構築に寄与することを目的とする当ファンドとしても、「ここりんく」が病院DXを推進し地域医療に貢献してきたことを評価いただき喜ばしく思うとともに、今回の資本業務協定により一層のサービスの普及とプレアデスセブンの成長が見込まれると捉えております。

 今後も当ファンドは、プレアデスセブンに対するノウハウの提供と連携先企業の紹介を通して開発・販売・導入・保守の各段階において一貫した支援を提供するとともに、他投資先企業への多面的な支援の継続と関連領域企業への更なる投資の推進を通して、日本の地域包括ケアの実現に貢献して参ります。

 

 

【「ここりんく」とは】

 超高齢社会に直面する日本では、2000年度に約30兆円だった医療費が2023年度には47兆円と増加の一途をたどっており、持続可能な医療制度を維持するために医療の効率化による医療費の抑制が急務となっています。一方、医療法人内ではFAXで送られてくるデータをスタッフが手で集計しているケースやデジタル化されていてもExcelや紙の仕様であるためにデータが散在していることも多く、経営効率化に向けた総合的な情報の取得への阻害要因となっています。

 「ここりんく」は医療法人内に散在するシステムデータを統合し可視化するプラットフォームです。電子カルテや医事会計システムなどの情報を自動収集・分析し、部門や病棟単位の日報・週報・月報を自動作成する機能や、サテライト診療所や介護事業所からの情報を収集する機能を備え、日々蓄積される膨大な診療データをタイムリーに経営に反映することが可能です。また、データの可視化だけでなく、地域連携室のベッドコントロール業務のDX化や提携するコンサルタントによる経営支援など、医療法人の経営改善まで結びつけるソリューションの提供により、医療介護事業者様の経営効率化、経営改善をサポートします。

【HALZ社の「外部人事部」サービス】

 本来人事領域は企業経営の中でも重要な地位を占め、人事部の機能は人事ビジョンを策定する企画部門、新卒・中途の採用戦略・オペレーション、社員育成としての研修計画の立案、各種規程・給与体系・評価制度などを整備する制度設計、給与・勤怠・人事管理情報を一元管理し必要な情報をいつでも取り出せるシステム化など幅広く、高度化には往々にして専門的な知見や経験の蓄積が必要です。

 HALZ社は社会労務士法人を源流とし、法律的な知識と実務実践経験に基づく人事の知見を持って企業の幅広い課題の解決に貢献しています。具体的には、労務相談対応や人事関連規定の作成から給与計算代行・各種保険手続き、制度設計・業務改善コンサル、各種研修企画・実施、採用サポートコンサルティングといった業務を受託しており、常駐型で社内に入り込んでのサービス提供も可能である点も強みの1つです。

 徹底して質の高い提案を行うため、通常社会労務士法人が請け負わないものの重要な領域(勤怠チェック、顧客企業社員との直接のやりとりなど)に関しても積極的にサービスを提供してきた点が評価され、小規模事業者を顧客層とする事務所が多い中でHALZ社は大規模事業者を多く顧客としています。

 2013年以降、訪問看護リハビリステーション事業や介護離職防止のための企業人事向けの福利厚生サービスの提供も行い、『採用』という企業と社員の「出会い」から、退職後の人生の最期「看取り」まで、人に寄り添う社会保険労務士法人としての事業展開を進めるなかで、昨今人材不足が叫ばれる医療領域についても離職率の低下に向けたアプローチを加速させるべく、今回のプレアデスセブンとの資本業務協定に至りました。

◆日本PMIパートナーズ株式会社について

当社は「ヘルスケア×PMI(Post Merger Integration)×DX」をコンセプトに掲げ、ヘルスケア分野の投資プロフェッショナルから構成される、日本初となるヘルスケア特化型プライベートエクイティ(PE)ファンド運用会社です。当社はヘルスケア分野の国内中小企業の投資先に対して、事業の再編・統合の局面に於いて最も重要な要素であるPMI(Post-Merger Integration)で支援します。また「ヘルスケア×DX」に精通した外部専門家集団が、投資先の経営効率化のみならず、DXによる新規事業開発を支援する事で、国内ヘルスケア企業の育成・活性化に貢献します。
ホームページ:https://www.nihonpmipartners.co.jp

 

◆地域医療活性化ヘルスケアファンド投資事業有限責任組合について

少子高齢化のマクロトレンドを踏まえ、従来の病院完結型医療モデルから地域包括ケア構想への転換が求められる中では、「医療・介護・住まい」のシームレスな連携が加速度的に進む必要があります。地域医療活性化ヘルスケアファンドはこの転換を投資の力で推し進めるべく、日本PMIパートナーズ株式会社が運営するヘルスケア特化型PEファンドです。当ファンドには、公的機関、上場ヘルスケア企業、複数の金融機関より御出資頂いております。投資対象領域は、医療、介護のDX会社や在宅領域を中心に投資推進中です。当ファンドからの出資をご希望される企業様は、日本PMIパートナーズ株式会社までご連絡下さい。

 

◆株式会社プレアデスセブンについて

設立         :2020年5月1日
代表         :代表取締役  植木 裕一朗
本社         :熊本県熊本市中央区米屋町1丁目7 CORLUX米屋町6F
詳細については会社ホームページ(https://www.pleiades7.co.jp/)ならびに
「ここりんく」商品ページ(https://cocolink.pleiades7.co.jp/)をご参照ください。

 

◆株式会社HALZについて

会社名     :株式会社HALZ
所在地     :東京都新宿区西新宿 8-3-30 カーメルⅡ
代表者     :代表取締役  藤田 敏克
事業内容  :労務顧問・人事関連規程、給与計算・各種保険手続き、常駐型人事サポート、採用支援・研修、制度設計・業務改善コンサル、クラウド人事システム導入支援など
URL        :https://halz.co.jp/

本件に関するお問い合わせ

日本PMIパートナーズ株式会社
代表取締役社長 濵田 仁
Email: hamada@nihonpmipartners.co.jp

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