CRIFはESGFintech100企業です
CRIF Japan株式会社のプレスリリース
信用調査およびビジネス情報システム、分析、アウトソーシングおよびデータ処理サービスのほか、高度なデジタルおよびオープンバンキングソリューションを専門とするグローバル企業のCRIFは、ESG AnalyticsとSynesgyの統合ソリューションにより金融サービスにおける持続可能性を推進していることが評価されESGFinTech100に選出されました。
この発表は、金融サービスプロバイダーのESGクレデンシャルの重要性を調査したCRIFの「Banking on Banks」レポートの公開に続くものです。このレポートでは、プロバイダーは、環境、持続可能性、優れたガバナンスへのコミットメントが不可欠な世界で既存客と見込み客の価値観に寄り添うサービスを提供する上で役立つ重要なインサイトを得ることができます。
CRIFのESG Analyticsは、持続可能性の革新推進を促し、これにより、銀行、保険会社および企業は、関係する企業、顧客およびサプライヤーのESGコンプライアンスを包括的に理解できます。
英国やEU全27か国で活動する組織は、CRIFの自動化されたESGインサイトをそれぞれのコアプロセスに統合して、規制の枠組みに従って移行リスク、物理的リスクおよび環境リスクを評価できます。これらのインサイトは、官民両方のデータに基づいた140を超える独自の主要指標から得られたものです。
このソリューションは、シンプルな情報入力(VAT番号や企業/建物の住所)から始まるAPIまたはバッチ処理により、合成ESGスコアと、環境、社会およびガバナンスに関するきめ細かい指標を提供します。
ESG Analyticsソリューションは、中小企業から大企業まで企業が自社とサプライチェーンのESGを自己評価できるスタンドアロンプラットフォームであるSynesgyを補完するものです。Synesgyは、企業がオンラインアンケートを介してきめ細かいレベルでESGデータを取集および管理できるプラットフォームであり、国内外の持続可能性基準(SDGs、ESRS、GRI)に基づき、CRIF Rating Agency(CRA)認定を受けています。
Synesgyの主な用途は2つあります。1つは、顧客に対して詳細なESGスコア、認定証、ESG問題を解決するためのインサイトを提供することです。もう1つは、サプライチェーン全体で企業の資産に関する脱炭素化や環境リスクなどの問題に取り組み管理することです。
企業の運用およびESGコミットメントの透明性を高めることは、信頼を築く上で不可欠なことです。CRIFの最新のESGレポートで証明されているように、消費者はこれまで以上に、運営方法と目標とする価値を公にしているプロバイダーを選ぶようになっています。
これらの主要分野で行動することで、金融機関は、変化する顧客の期待と、エシカル消費への高まる需要に応えながら、信頼性を高め、既存および新規の顧客との関係をより強化できます。
ESG重視の技術への高まる需要に対処する企業をサポートするために、ESGFinTech100は、ESG戦略を展開するすべての金融機関が知っておくべき技術革新者トップ100を認定しています。
業界の専門家やアナリストから成るパネルが、500社を超えるESG技術企業を綿密に調査し、この分野におけるリーダーを選出しました。パネルは、FinTech Globalから提供された包括的なデータにより、業界の重要課題に取り組む革新的な技術ソリューション、および顧客のESG規則と持続可能性の向上への貢献度に基づいて企業を選出しました。
CRIFについて
CRIFは、信用およびビジネス情報システム、分析、アウトソーシング、データ処理サービスのほか、事業開発やオープンバンキングの最先端デジタルソリューションを専門とするグローバル企業です。CRIFは、信頼できる情報とソリューションを提供し、より強力な意思決定を可能にして、デジタルイノベーションを加速させることで、コンシューマーと企業に価値を生み出し、新たな機会を創出するというミッションを掲げています。
CRIFグループは現在、欧州において、信用情報を中心とした金融サービスのリーディングカンパニーであり、グローバル市場でも、ビジネス・商取引向け総合情報サービス、与信・マーケティング管理サービスなどの分野で確固たる地位を築いています。絶えずイノベーションを追求するCRIFは、最先端のテクノロジーに加え、情報を徹底的に管理する企業文化を強みとして、50カ国以上で、金融機関や信用組合、保険会社、通信会社、メディア、電力およびエネルギー企業、ビジネス、そして消費者を支えています。また、CRIFはエンドツーエンドのソリューションの一環として、個人や中小企業向けのサービスを拡充させており、ファイナンシャルウェルビーイング、不正やサイバーリスクの防止と保護強化といったサービスにも対応しています。ESMA(欧州証券市場監督局)からECAI(適格格付機関)の認定を受けた信用格付サービスであるCRIF Ratingsは、EU内に拠点を置く非金融企業の格付も行います。さらに、CRIFは2019年、AISP(口座情報サービス提供者)として、対応範囲をオープンバンキングの枠組みを定めたPSD2(欧州決済サービス指令第2版)の対象となる欧州31カ国へと拡大しました。
CRIFのサービスは現在、4つの大陸で、1万500社あまりの銀行や金融機関、600社超の保険会社、合計8万社以上の企業ユーザーと100万名以上のコンシューマーにご利用いただいています。