民間版の世界銀行を目指す五常・アンド・カンパニー、Baobab Groupへの出資を通じてアフリカに進出

五常・アンド・カンパニー株式会社(以下、「五常」)は、アフリカ最大級のマイクロファイナンスグループであるBaobab Group*(以下、「Baobab」)の発行済株式の16.4%を取得しました。

五常・アンド・カンパニー株式会社のプレスリリース

Baobabは、ブルキナファソ、コンゴ民主共和国、コートジボワール、マダガスカル、マリ、ナイジェリア、セネガルのアフリカ7カ国に拠点を有しています。五常のアフリカ大陸における初の出資であり、五常は同地域における有用かつ手頃な金融サービスへのアクセスを強化し、世界中で金融包摂を推進します。

「中小零細事業者の金融包摂と持続可能な成長を加速させる」というミッションを掲げるBaobabは、中小零細事業者向けの1,000ユーロ以下の少額融資から、最大30万ユーロのビジネスローンまで、多様な金融商品を提供しています。Baobabは、融資に加えて、預金、決済、保険等の包括的な金融サービスを提供しています。Baobabのモバイルアプリを通じて、顧客はデジタル・ナノローンの申し込み、送金、ローン返済記録の確認を簡単に行うことができます。 2023年12月時点で、Baobabは約46万人の顧客**にサービスを提供しており、営業貸付金は約8億3,000万ユーロとなっています。

BaobabのCEO Philip Sigwart氏コメント

Baobabは、五常を当社の株主として迎え入れたことに大きな喜びを感じています。私たちが共有するビジョンと価値観によって、アフリカ大陸全域における金融包摂がさらに進展すると確信しています。


五常のManaging Partner Arnaud Venturaコメント

五常はBaobabの長期的なパートナーとして、アフリカ大陸における拡大と、それを可能にする多様な資金源へのアクセスをサポートし、より多くの顧客にサービスを提供していきます。


* グループ持株会社であるBaobab S.A.Sの株式を取得

**顧客数は、過去1年にBaobabの口座を利用して取引を行った中小零細事業者数

Baobabについて

Baobabは、アフリカ最大級のマイクロファイナンスグループであり、7つの子会社を通じて、2023年12月時点で約46万人の中小零細事業者に金融サービスを提供しています。Baobabは、データとデジタル技術を活用することで、アフリカ新興市場の中小零細事業者へのリーチを拡大し、小口融資、預金、決済などの金融サービスを展開しています。4,800人の従業員とともに、伝統的な銀行が十分にサービスを提供していない人々の金融アクセスを拡大し、より利用しやすく、包括的で透明性の高い金融サービスの提供に取り組んでいます。

五常について

五常はアジア及びアフリカの12カ国で事業を展開するグループ会社を通じ、途上国においてマイクロファイナンスを展開するホールディングカンパニーです。金融包摂を世界中に届けることをミッションとして、2014年7月に設立されました。低価格で良質な金融サービスを50カ国に届けることを目指しています。2024年3月末時点で1万人を超えるグループ従業員を擁し、グループ合算の顧客数は240万人を突破しました。

ビジョン:誰もが自分の未来を決めることができる世界

ミッション:金融包摂を世界中に届ける

長期目標:低価格で良質な金融サービスを50カ国に届ける

本社所在地:東京都渋谷区

代表執行役:慎泰俊

設立日:2014年7月4日

問合わせ先:info@gojo.co

会社HP:https://gojo.co

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