一般社団法人 日本損害保険協会のプレスリリース
お客さま・社会からの信頼回復に向けた取組み
1. 概要
保険代理店の業務品質に関する第三者評価の導入に向けた評価指針(評価基準や運用体制)の検討を行うため、保険代理店と利害関係のない中立的な第三者である弁護士、学識者、消費者団体を構成メンバーとする検討会を設置しました。
同検討会では、公正かつ適切に評価する枠組みを検討し、議論の経過は当協会のホームページ(特設ページ)で公表するとともに、随時意見を受け付けます。また、検討会で取りまとめる予定の評価指針案についても意見公募することで、検討プロセスの透明性・客観性を確保します。
■構成メンバー(五十音順・敬称略)
・古笛 恵子(弁護士)
・嶋寺 基(弁護士)
・中出 哲(早稲田大学商学学術院教授)
・永沢 裕美子(公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会理事)
・唯根 妙子(特定非営利活動法人消費者機構日本理事)
■当協会のホームページ(特設ページ):
https://www.sonpo.or.jp/about/efforts/quality/index.html
2. 今後の対応
第1回検討会は9月25日の開催を予定しています。その後、年内に3回開催し、2025年3月には評価指針を確定し、公表する予定です。
【ご参考】
金融庁の「損害保険業の構造的課題と競争のあり方に関する有識者会議」報告書(※)では、大規模代理店に対する指導等の実効性を確保するため、保険代理店の業務品質を保険代理店と利害関係のない中立的な第三者が一定の基準に基づいて公正かつ適切に評価する業界共通の枠組み(「第三者評価」という)を設けることを検討すべきと指摘されています。
(※)2024年6月25日付「損害保険業の構造的課題と競争のあり方に関する有識者会議」報告書の公表について(金融庁): https://www.fsa.go.jp/news/r5/singi/20240625.html
これまでのお客さま・社会からの信頼回復に向けた取組みについては、こちらをご覧ください。
https://www.sonpo.or.jp/news/shinrai/index.html