ちゅうぎんインパクトファンドによる株式会社パワーエックスに対する追加出資について

株式会社中国銀行のプレスリリース

ちゅうぎんキャピタルパートナーズ(本社:岡山市北区、代表取締役:小橋栄紀)は、社会課題や環境問題の解決に貢献する企業やプロジェクトを投資対象とする「ちゅうぎんインパクトファンド」にて、株式会社パワーエックス(本社:東京都港区、取締役兼代表執行役社長CEO :伊藤正裕)の第三者割当増資を引受けました。パワーエックスに対しては、2023年2月に続いて2度目の出資となります。

パワーエックスは、自然エネルギーの爆発的普及を目指し、岡山県玉野市の国内最大級蓄電池工場『Power Base』にて大型蓄電池を製造・出荷し、法人向けの電力供給、EV充電ステーション、電気運搬船などの事業を展開するスタートアップです。

エネルギー資源に乏しい日本において、脱炭素とエネルギー自給の双方を実現するために蓄電池は不可欠です。時間帯や天候によって余剰や不足が発生する自然エネルギーの効率的な活用手段を提供するパワーエックスの製品とサービスは、脱炭素社会実現へ貢献が期待されます。

持続可能な社会の実現、地域の脱炭素推進は、ちゅうぎんフィナンシャルグループの目指す重要戦略の1つであり、パワーエックスの挑戦を日本の未来へと繋げるために、岡山県の地域金融グループとして、地元サプライチェーン構想の実現や蓄電池の普及推進、安定的な再生可能エネルギー供給のサポートをおこない、瀬戸内経済圏の脱炭素推進を一緒に取り組んでまいります。

1.投資案件の概要

投資先名(本社所在地)

株式会社パワーエックス(東京都港区)

代表者

伊藤 正裕

設立日

2021年3月22日

事業内容

・⼤型蓄電池の製造・販売

・EVチャージステーションのサービス展開

・電気運搬船の開発・製造

・再生エネルギー等の電力供給

ホームページ

https://power-x.jp/ja/

株式会社パワーエックス 取締役兼代表執行役社長CEO 伊藤氏からのコメント

この度は、ちゅうぎんキャピタルパートナーズ様に追加出資をいただき、深く感謝申し上げます。今回のシリーズCラウンドは、大型定置用電池の量産・出荷が本格的に始まった弊社のさらなる成長のための資本調達です。弊社の製品はすべて岡山県玉野市で製造されており、地元金融機関グループの一員であるちゅうぎんキャピタルパートナーズ様よりご支援を賜ることを大変嬉しく思います。地元岡山から全国に電池を出荷し、長期的な脱炭素社会の実現に貢献できるよう、社員一同邁進してまいります。重ねてのご支援に深く御礼申し上げます。

岡山県玉野市で生産された大型蓄電池「Mega Power」と超急速EV充電器「Hypercharger」

2.「ちゅうぎんインパクトファンド」の概要

名称

ちゅうぎんインパクトファンド投資事業有限責任組合

運営会社

ちゅうぎんキャピタルパートナーズ

ファンド総額

40億円

出資者

中国銀行、ちゅうぎんキャピタルパートナーズ

投資対象

・環境・エネルギー・不動産・設備投資等を行う企業やプロジェクト

・地域エネルギー会社(SPC含む)等

・社会インフラ、脱炭素、エネルギー関連等に該当する未上場企業

以上

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