Funds Startupsが独立系VD初!経産省の「ディープテックベンチャーへの民間融資に対する債務保証制度」の指定金融機関等に

Funds Startups株式会社のプレスリリース

Funds Startups株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:前川寛洋、以下 当社)は、この度、当社が運営する「Funds Venture Debt Fund 1号投資事業有限責任組合(以下 当ファンド)」が、経済産業省が実施する「ディープテックベンチャーへの民間融資に対する債務保証制度」に申請し、銀行等の預金取扱等金融機関グループに属さない独立系のベンチャーデットファンドとして初めて指定金融機関等となりましたことをお知らせいたします。

■「ディープテックベンチャーへの民間融資に対する債務保証制度」について

本制度は、経済産業省に事業計画を認定されたベンチャー企業が、経済産業大臣に指定された民間金融機関から行う一定の借入れについて、独立行政法人中小企業基盤整備機構の債務保証制度を利用できる制度です。

経済産業省「ディープテックベンチャーへの民間融資に対する債務保証制度」
https://www.meti.go.jp/policy/newbusiness/debt.html 

■申請の背景
ディープテックスタートアップにおいては、事業化・収益化までの期間が長期化しやすく、研究開発(R&D)費用や製品の量産・販売に向けたグロース資金など、多額の資金調達が必要となります。このため、持続的な成長を見据えた資本政策として、エクイティに加え、デットによる資金調達のニーズが高まっています。

しかしながら、一般的な企業に比べて事業見通しの不確実性が高く、キャッシュフローが安定しにくいこと等の理由から、民間金融機関による資金供給の難易度は、一般的に非常に高いのが現状です。

当社は、「金融機関共同研究型」というコンセプトのもと、ディープテックスタートアップのような既存金融の仕組みでは資金供給が難しい分野や企業に対しても正面から向き合い、資金供給を推進することを目標としております。

この度、経済産業省が実施する「ディープテックベンチャーへの民間融資に対する債務保証制度」の指定金融機関等となったことにより、ディープテックスタートアップへのリスクマネーの供給を一層促進し、日本における先端技術の産業化および社会実装を積極的に推進してまいります。

また、本制度を通じて当ファンドのLP出資者である金融機関との協調融資の取り組み強化に努めてまいります*。当ファンドがリードとして参画することで、LP出資者である金融機関に対して、資金供給難易度の高いディープテック領域への実践的な知見・ノウハウに加え、多様な共同投融資の機会を提供いたします。

*協調融資においては、指定金融機関が貸付条件等の変更の意思決定ができる権限を有している場合、すべての参加行が指定金融機関である必要はありません。

■Funds Startupsについて
Funds Startups株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:前川寛洋)は「社会的インパクトを創出するスタートアップが、最も理想的な成長を遂げられる仕組みを開発する」をミッションに据え、ファンズ株式会社の100%子会社として2023年12月に設立されました。Funds Startupsでは、Funds Venture Debt FundのGPとして、ファンド運営ならびに金融機関へのベンチャーデットに関する支援を中心に行います。今後については当事業を中核としつつも、スタートアップ専門の投資銀行部門のような役割として、スタートアップの資金調達手段の多様化や環境整備等も手掛けていく予定です。
https://social.funds.jp/fsrelease

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