Pepperを活用した授業プログラムに「金融リテラシー教育」を追加

〜Pepperが授業の進行役を務める、次世代の金融リテラシー教育を提供〜

ソフトバンクロボティクス株式会社のプレスリリース

ソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨澤 文秀)は、本日、人型ロボット「Pepper」を活用した授業プログラムのテンプレート集「Robo Blocks(ロボブロックス)スクールテンプレート(※1)」に「金融リテラシー教育」を追加しました。本教材は、ソフトバンクロボティクスが提供する教育機関向け学習サービス「Pepper for Education」および「Pepper 社会貢献プログラム2」(※2)に参加する自治体・非営利団体・教育機関へ提供します(※3)。 

キャッシュレス化が急速に進む中、子どもたちは金融について正しく理解し、「見えないお金」との上手な付き合い方を身につけることが必要とされています。 

本教材は、一般財団法人LINEみらい財団(所在地:東京都千代田区、代表理事:奥出直人、江口清貴、以下LINEみらい財団)が、デジタル時代を生きる子どもたちに必要とされる金融リテラシーの向上を目的に2020年から提供している教材を、人型ロボット「Pepper」で学べるようにしたものです。Pepperがアシスタントティーチャーとして、子どもたちの好奇心を刺激しながらインタラクティブに授業を進行します。 

◾️「金融リテラシー教育」授業プログラムの流れ 

<基本編> 

信用ってなんだろう? 

「信用」と「信頼」の違いや、それらを得ることの難しさ、これからの社会を生きるために信用を積み重ねることの重要さについて、カードワークやユースケースを通して学びます。

<応用編> 

「見えないお金」と上手につきあおう 

売り手(送り手)と買い手双方の視点から、見えないお金である「キャッシュレス」との付き合い方を学び、ワークシートを使って実践的に考えます。 

複利的思考を身につけよう 

「数学」や「計算」のイメージが強い「複利的思考」に焦点をあて、情報の広がり方やウイルス拡散などの身近な複利に関する事例を交えながら理解を深めます。また、利子や奨学金などについて考え、期間や金利に注意しながら複利を上手に活用する方法について学びます。 

※1:Robo Blocks(ロボブロックス)スクールテンプレート 

Pepperのプログラミングツール「Robo Blocks」を使い、プログラミング教育以外でもPepperを活用していただく目的で開発したものです。Pepperをアシスタントティーチャーとして活用し、「防災教育」「環境教育」など、これからの時代に必要とされる領域について学び、考える機会を創出する授業プログラムです。 

https://www.softbankrobotics.com/jp/product/education/school_template/ 

 

※2: 「Pepper for Education」 および「Pepper 社会貢献プログラム2」 

次世代のリーダー育成を目指す教育機関向けプログラムとしてソフトバンクロボティクスが提供しています。現在までに全国約1,300の教育機関でのプログラミング授業や防災授業などに活用されてきました。 

https://www.softbankrobotics.com/jp/product/education/ 

 

※3:「Pepper for Education」および「Pepper 社会貢献プログラム2」のご契約者さまに無償でご提供します。ご利用にあたり、事前申し込みが必要です。  

■ソフトバンクロボティクス株式会社について 

ソフトバンクロボティクスは、2014年にいち早く人型ロボット「Pepper」を発表し、2018年には清掃ロボット、2021年には配膳・運搬ロボット、そして2022年には物流自動化ソリューションの展開を開始しました。多様な製品の取り扱いを通じて得た知見や稼働データを活かし、ロボットを効果的に導入するためのソリューションを提供することで、ロボットインテグレーター(RI)として先駆的な役割を果たしています。現在、世界10カ国に21の拠点を構え、グローバルで製品が活躍しています。このグローバルネットワークを活用し、豊富な経験と膨大な稼働データに基づいて、ロボットトランスフォーメーション(RX)を追求し、人とロボットが共生する社会に向けて邁進していきます。 

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