物価の上昇を体感している人は90%以上!物価高にどう向き合う?最新のお金事情

生活が苦しくなったと答えた人は全体の46%。若年層ほど投資を重視する傾向に|投資と貯金、家計に関するアンケート【2024年最新】

ココザス株式会社のプレスリリース

ココザス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:安藤 義人)は、同社が運営する個人向けライフスタイルメディア「COCO the Style( https://cocozas.jp/coco-the-style/ )」において「投資と貯金、家計」についてのアンケート調査を実施しました。

今回のアンケートは1529人にアンケートを回答いただいた数値の集計です。

1:直近1年の家計に関する調査

(1)ここ1年で給料は増えましたか?

ここ1年で給料が増えたかどうかのアンケートでは「現状維持」と回答した方が最多でした。

増えたという回答が20%程度で、減ったと回答した方は15%程度とあまり差がないという結果になりました。

年代別で見てみましょう。

若年層は増えたと答えた人の割合が多く、50代以上は減ったと答えた人が多いという結果になりました。

20代は現状維持の割合が1番低く、ここ1年の変動が比較的多いと言えます。

年代が高くなるにつれて「現状維持」または「減った」と答えた人の割合が増えています。

(2)ここ1年で生活が苦しくなったと感じますか?

ここ1年で生活が苦しくなったと回答した人は全体の46%程度でした。

約半数の人が直近で生活が苦しく変化していることがわかります。

(3)ここ1年で物価の上昇を感じますか?

直近1年で物価の上昇を感じている人は90%以上でした。

生活が苦しくなった原因は物価の上昇も影響していることが伺えます。

物価の上昇を感じる時に関するコメントは下記の通りです。

「食費が上がり、生活費を圧迫している。」

「貯金に回せるお金が減ったとき」

「趣味や娯楽に使う余裕が少なくなってきた時。」

2:貯金に対する意識調査

(1)貯金に対してあなたの意見は?

余剰資金は全て貯金するという方が1番多く、全体の34%でした。

計画的に貯金をしている人と合わせると67%程度に及び、貯金を重視している人は依然として多いようです。

貯金に対して寄せられたコメントとしては、下記の意見が寄せられました。

「貯金したいができない」

「将来不安だから」

「稼ぎが少ないから」

苦しい状況や不安感などから貯金を重視している人も見受けられました。

また、

「将来病気などで大金が必要になったら心配なので」

「何かとお金が必要な世の中で、いざという時にお金がないと何もできないので、貯蓄は日頃からしておくことが大事だと思います」

など堅実的に貯金されている方のコメントもありました。


年代別に見てみましょう。

年代が上がるにつれて貯金を重視している比率が高くなっていることがわかります。

特に70代は60%以上が「余剰資金は全て貯金にする」と回答しており、60代も40%以上とその割合が高くなっています。

計画的に貯金している比率は40代を境に徐々に下がっています。

男女別で見てみましょう。

男性より女性の方が貯金に対して積極的な意識を持っていることがわかります。

余剰資金は全て貯金にしている」と回答した割合は男性が約30%だったのに対して女性は約39%でした。

最低限のみ」と回答した割合は男性が31%と高く、女性は19%程度でした

貯金に対するコメントとしては下記の意見が寄せられました。

「貯金はある程度あればいいので、あとは投資に回したい(20代・女性)」

「手元に置いておくと使ってしまうので、預金している。(40代・男性)」

「働けなくなった時の蓄え、老後資金など(60代・男性)」

3:投資に対する意識調査

(1)投資についてあなたの意見は?

投資に対する意見で多かったのは「最低限で良い」「計画的に投資している」という意見で、どちらも30%程度でした。

最低限で良い」という回答は「投資は不要」と合わせると50%を超え、貯金と比べると投資に積極的でない人が目立ちます。

年代別でも見てみましょう。

最低限で良い」「投資は不要」と回答した人の比率は年代が上がるにつれて徐々に多くなっていることがわかります。

計画的に投資をしている人は20代〜40代にかけて徐々に割合が増え、50代を境に下がっています。

投資に対する具体的なコメントとしては、下記の意見が寄せられました。

「リスクは極力避けたい。(40代・男性)」

「お金に働いてもらいたい(30代・女性)」

「積立nisaはやった方がいいと良く聞くのでやってます(30代・男性)」

特にリスクを気にされている人が多く、投資=怖いというイメージがまだまだ強いということが言えます。

(2)保有している金融資産の額は?

1番多い回答は「金融資産を保有していない」で全体の24%でした。

保有している金融資産の額で1番多いのは10万円〜100万円未満で14%程度の方が該当すると回答しました。

次に多いのは100万円〜500万円未満の方で、多くの方が500万円以下の金融資産を保有しています。

年代別にみると、20代は500万円未満に集中していることがわかります。

30代になると1000万円未満まで分布が広がります。

当たり前かもしれませんが、年代が上がるごとに年齢の中での保有金融資産が多い人の割合が増えていることがわかります。

60代では10万円〜100万円が35%と回答した方が最多で、次に1000万円〜5000万円が約22%と多いいということから、高齢層では保有金融資産の二極化が進んでいるとも言えます。

(3)どのような投資商品に投資をしているか?

株と回答した人が最多でした。

外貨預金や債券、不動産などの投資は取り組んでいる人が極端に少ないという結果になりました。

一方、充分にお金があったとしたらやりたい投資は投資信託が大きく下がり、不動産や外貨預金などの比率が増えました。

特に不動産投資は融資の関係で取り組みたくても取り組めないという方も多い投資です。

昨今の不動産価格の上昇などで、取り組みたいと感じている人も多いのではないでしょうか。

単位(人)


男女別で見てみましょう。

男性の方が投資に対する積極的な意識を多く持っているということが窺えます。

計画的に投資している人は男性で34%、女性で26%という結果になりました。

女性の方が投資より貯蓄を重視しているという結果になりました。

今回の調査のまとめ

物価が上昇したことにより、生活が苦しくなっている人が増えています。

貯金も大切ですが、インフレが進むと貯金は相対的に価値を落としてしまいます。

資産を分散することが豊かな暮らしを維持するために大切なことといえるでしょう。


ココザス株式会社は個人のお客様に向けた資産形成の無料相談を行っています。

「将来に向けてどうしたら良いのかわからない」「投資をやりたいがやり方がわからない」などのお声に力になることができますので、ぜひ一度ご相談ください。

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【今回の調査概要】

調査概要:投資と貯金、家計に関する意識調査

調査期間:2024年6月23日〜2024年7月7日

調査人数:1529人

調査方法:インターネット調査

モニター提供元:クラウドワークス

調査元:ココザス株式会社(自社調査)

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