EBS、次世代型ダイレクト・プラットフォームを導入

CMEグループのプレスリリース

【ロンドン、ニューヨーク、2019年9月19日】 – 外国為替市場における大手電子取引プラットフォームおよびテクノロジーサービスを提供するEBSは、本日、注文執行に要する処理時間50マイクロ秒以下を実現する容量とスピードを強化した次世代型プラットフォーム、EBSダイレクトを導入することを発表しました。

顧客とのベータ・テストが開始された新プラットフォームでは、市場データの配信が一段と高速化するとともに、取引執行の確実性および必要な取引量の確保(フィル・レシオ)が強化されます。EBSは、顧客の新規EBSダイレクト・プラットフォームへの移行を今後18ヶ月の間に4段階で行い、各段階で新規機能の追加や遅延の低減を行う予定です。なお、本システム移行は2021年上期までに完了される見込みであり、その後は現在のEBSダイレクトのアーキテクチャは停止される予定です。

EBSのグローバル・ヘッドであるジェフ・ワードは次のように述べています。「業界トップクラスのプラットフォームを生み出し、顧客のために市場の透明性や流動性を向上させていくという使命を果たすべく、今後もテクノロジーへの投資は継続して行く所存です。今回のEBSダイレクトのアーキテクチャの再構築により、システムの遅延性は大きく改善され、より多くの商品の取り扱いが可能となります。さらに、より予測可能な取引環境を提供することで、より多くの注文形式や執行ロジックに対応することも可能になるでしょう。」

EBSは2013年に、関係性に基づく市場システムであるEBSダイレクトを導入しました。EBSダイレクトは、GUIとAPIを介して、開示取引と非開示取引の両方をサポートします。

EBSについて
EBSはCMEグループ傘下企業です。世界を先導する最も多様なデリバティブ取引所を運営するCMEグループ (https://www.cmegroup.com/) は、先物、オプション、現物、OTC取引を始めとして、ポートフォリオの最適化やデータの分析を通じ、世界中の市場参加者に効率的なリスク管理と取引機会を提供しています。CMEグループの取引所は、金利や株式、外国為替、エネルギー、農産物や金属などに基づくあらゆる主要資産クラスを網羅する世界的なベンチマーク商品を最も幅広く提供しています。先物やオプションはCME Globex®プラットフォーム、有価証券取引はBrokerTec、外国為替取引はEBSのプラットフォームを介して取引が行われています。また、CMEグループは世界最大の中央清算機関であるCME Clearing (クリアリング)を運営しています。さまざまな取引前、取引後を含む取引のライフサイクル全体にわたる商品とサービスを提供するかたわら、TriOptimaを通じた最適化や取引照合サービス、Traianaを介した取引処理サービスも提供しています。

CME Group, Globeロゴ, CME, Chicago Mercantile Exchange, Globex, および E-miniはChicago Mercantile Exchange Inc.の商標です。CBOT、Chicago Board of Trade はBoard of Trade of the City of Chicago, Inc.の商標です。NYMEX, New York Mercantile Exchange、そしてClearPortはNew York Mercantile Exchange, Inc.の商標です。COMEXはCommodity Exchange, Inc.の商標です。BrokerTecはBrokerTec Europe LTD, EBSは EBS Group LTD、TriOptimaはTriOptima AB、Traiana はTraiana, Inc.、それぞれの商標です。Dow Jones, Dow Jones Industrial Average, S&P500、S&PはDow Jones Trademark Holdings LLC, Standard & Poor’s Financial Services LLC、S&P/Dow Jones Indices LLCのサービス、または登録商標で、Chicago Mercantile Exchange Inc.がその使用許可を得ています。その他全ての商標は、それぞれの所有者に帰属します。

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