耐震スコアでリートの選別が進むか? 不動産テックのツバイスペースと親会社の投資会社グッドヒルズの運営する「REIT JAPAN」が耐震スコアを使ったカナリーインデックスを発表、結果は?

株式会社ZWEISPACE JAPANのプレスリリース

ブロックチェーンやAI、耐震技術等の特許技術を多数持つ「ツバイスペース」と、親会社で投資会社のグッドヒルズが、共同で運営するリートの情報サイト「REIT JAPAN(リート・ジャパン) http://reitjapan.com 」が、耐震強度等を元にAIを使って経済的価値の調整を行うカナリーインデックスを発表する。先月、ファンドの規模によらないNAMAZU耐震スコアの上位10リートを発表し、その後の1か月間の動きなどについて、昨日同サイトで発表した。

耐震スコア、ベストスコアは、六本木ヒルズなどを保有する森ヒルズリート、森トラストで納得だ。また、注目すべきは、Jリートの中では新興ともいえる不動産デベロッパー系も上位に入り健闘している点だ。

[ REIT JAPAN より引用 ]

カナリーインデックスの採用基準の一つ、耐震スコアの上位法人を発表します。
カナリーインデックス、耐震スコア上位  (NAMZU耐震スコア 低い方が安全)

1位 森ヒルズリート投資法人 平均 9.00
2位 スターツプロシード投資法人 平均 9.29
3位 森トラスト総合リート投資法人 平均 9.44
4位 サムティ・レジデンシャル投資法人 平均 9.51
5位 日本アコモデーションファンド投資法人 平均 9.54
6位 積水ハウス・リート投資法人 平均 9.59
7位 タカラレーベン不動産投資法人 平均 9.68
8位 コンフォリア・レジデンシャル投資法人 平均 9.68
9位 アドバンス・レジデンス投資法人 平均 9.72
10位 ジャパンエクセレント投資法人 平均 9.94

 

8月21日の発表から、1か月が経過した9月20の時点の、上位銘柄の東証REIT指数との比較についての分析結果が紹介された。
http://reitjapan.com/カナリーインデックスの発表について/

[ チャート参照元: Google Finance ]

 ツバイスペースは、耐震診断アプリNAMAZUの他、IoTセンサーを利用し、AIとブロックチェーンを活用した次世代の耐震ソリューションを開発提供している。
http://zweispace.co.jp/2019/03/18/地震データの改ざんを防ぐ、ブロックチェーンを/
http://zweispace.co.jp/2019/09/24/ツバイスペースは、東京のアパートに設置した地/

「 日本の不動産投信となるJ-REITは、株式などと比較して約5%程度の安定した利回りを期待できる投資対象だとされているものの、まだまだ全体でも14兆円程度の規模で、アメリカなどに比べて規模が小さく、1000兆円を超える国内の個人資産の受け皿としては不十分だ。地震の多発する日本や東京において、耐震性能にすぐれた優等生であるREIT保有の物件などが、より多く建設され、結果REIT市場全体も少なくとも3倍程度には広げていけるよう、耐震技術の開発提供とともに、REIT JAPANというメディアを通じて、業界の発展に貢献したい」 としている。(Hayato Kameta 氏)

今回のインデックスには、東京を中心に地震の多いアジア各国の不動産投資でキャリアの長いHowie Wu氏、グッドヒルズ代表取締役兼ZWEISPAC JAPAN CEOのHayato Kameta氏、同ZWEISPACE JAPANのHiroshi Shibata氏、その他にも元ブラックロックのインデックスファンドマネージャー等の参画が既にきまっているそうだ。

ZWEISPACEは、人間の約30,000倍の高速でプランが入る、AIロボット建築士、鑑定士 『オートカルク』や、耐震強度測定アプリ 『NAMAZU』を発表し、また、金融業界を中心に、最先端技術の一つとして期待されている、ブロックチェーンを活用した不動産売買管理システム(特許取得済)の提供を開始するなど、各方面から注目されており、今回は、耐震ソリューション技術の一つ、耐震診断アプリNAMAZUを使った耐震スコア上位リートの発表と、親会社グッドヒルズと運営するREITメディア「REIT JAPAN」によるインデックについての発表となる。

 

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