ブロックチェーン技術を用いたSTO取扱い開始のお知らせ

フィリップ証券株式会社のプレスリリース

フィリップ証券株式会社(本社:東京都中央区日本橋兜町4-2、代表取締役社長:永堀真)は、6月20日付でブロックチェーン技術を活用した資金調達手段STO(Security Token Offering)を取扱うための第一種金融商品取引業の変更登録が完了しましたので以下に報告いたします。

PhillipCapitalグループ(シンガポール)の日本法人であるフィリップ証券はSTO実施のための準備として、Securitize Japan 株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:ジェームス・エイチ・フィン、以下、「Securitize 社」)のプラットフォームを利用し、一般投資家向けにセキュリティ・トークン・オファリング(以下「STO」)サービス開始の準備をしてきましたが、この度、第一種金融商品取引業の変更登録が完了しSTOの取扱いが可能となったことをお知らせします。

STOとは、ブロックチェーンの技術を用いて、電子的に記録された有価証券に表示される権利等を発行する行為です。2020年5月、金融商品取引法(金商法)の改正により、「電子記録移転有価証券表示権利等(ST)」が定義され、有価証券のデジタル化が可能となりました。第三者によるデータの改ざんができないブロックチェーンの技術を使い、安全に資金提供が出来ること、また小口化による少額投資が可能であることから、様々な資産の証券化や多様な権利を生み出す画期的な商品を提供できると考えております。

 

フィリップ証券では、STの技術を生かし、国内のみならず、PhillipCapitalグループの拠点があるシンガポール、更にはアジア、中東各国などにあるネットワークを存分に生かし、グローバル社会におけるダイナミックで画期的な金融商品を生み出していきたいと考えております。投資家の幅広いニーズに応える投資機会が拡大するとともに商品開発の柔軟性向上につながることで、ST市場のさらなる拡大・発展を見込んでいます。

フィリップ証券のSTサービスページはこちらよりご覧ください。

https://www.phillip.co.jp/st

第一号案件については、詳細が決定され次第、改めてご報告させて頂きます。

フィリップ証券株式会社について

フィリップ証券は、「わかる、かわる」をブランドコンセプトに、「投資のことがわかる」「わかって参加する」楽しさを皆様へお伝えしています。PhillipCapital(シンガポール)は世界15の国と地域で展開し、現在世界 26 の主要な金融取引所の会員権を有するグローバル金融グループです。フィリップ証券は1944年に成瀬証券として生まれ、2002年にシンガポールに拠点を持つ、PhillipCapitalグループの一員となりました。成瀬証券時代からの地域密着型営業とグローバル展開が強みです。なお、東京都中央区日本橋兜町にあるフィリップ証券の本社は1935年に西村好時氏の設計により施工され、「レトロな建物」として雑誌「Hanako」やテレビ番組「出没!アド街ック天国」「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」などで紹介されています。また、毎週木曜朝8:30よりラジオNIKKEI「ファイナンシャル・ジャーニー」にて金融業界の最前線を報告させて頂いております。

 

【会社概要】

商号:フィリップ証券株式会社

所在地:東京都中央区日本橋兜町4-2

代表者:代表取締役社長 永堀 真

事業内容: 有価証券等の売買、店頭デリバティブ取引等の金融商品取引業および商品先物取引業並びにそれに付随する事業

設立: 1944年4月

登録番号:金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第127号

商品先物取引業者 経済産業省20240430商第6号 農林水産省指令6新食第341号

加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会、

一般社団法人日本STO協会

HP:https://www.phillip.co.jp/

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