~機械学習の進化によって売掛債権の回収精度を向上~
株式会社セレスのプレスリリース
ラボルは、フリーランスやSMB(小規模事業者)向けに請求書買取を行うAIファクタリングサービス「labol(ラボル)」と、費用の支払いをクレジットカードで先延ばしすることができるカード決済サービス「labol(ラボル)カード払い」を通じて、会員の資金繰り改善をサポートしています。
一方、東京大学 大学院工学系研究科の田中謙司研究室は、物流ネットワーク・電力エネルギー等の需要予測に代表される大規模データを活用した社会システムの研究、およびその手段としての機械学習分野に専門性を有しており、培われた知見を活用しながら企業とともに社会課題の解決へ向けた研究成果の社会実装を行っています。
「labol(ラボル)」が提供するAIファクタリングサービスでは、担当者による買取審査を補助する目的で、独自開発の機械学習モデルを活用してまいりました。「labol(ラボル)」は会員にとって利便性が高い2者間(ラボル、会員)ファクタリングを採用しておりますが、当社が買い取る売掛債権において一定数の未回収が生じてしまい、そのコントロールに苦慮しておりました。
今回の共同研究では、豊富な機械学習ノウハウを持つ東京大学 大学院工学系研究科の田中謙司研究室とともに、当社が会員から取得するあらゆるデータを用いて新しい機械学習モデルを開発・運用することで、当社が執り行う売掛債権の回収を精度高く行うことが可能となります。これをはじめとして、積極的にテクノロジーを活用することで「labol(ラボル)」がより一層利用者にとって使いやすく、資金調達の実現機会がさらに高まるようサービス品質の向上を進めてまいります。
今後もラボルは、「インターネットマーケティングを通じて豊かな世界を実現する」を掲げるセレスのグループ企業として、テクノロジーを生かした金融サービスの開発・運営を通じ、利用者みなさまの事業成長を後押ししてまいります。
<田中 謙司 教授について>
田中 謙司 教授(東京大学 大学院工学系研究科 田中謙司研究室)
博士(工学) 東京大学 大学院工学系研究科 修士課程修了後、マッキンゼー・アンド・カンパニー、日本産業パートナーズを経て、東京大学 大学院工学系研究科助教、特任准教授、准教授、2024年より現職。現在の研究領域は、データ駆動型の分散誘導による協調メカニズム。
研究分野:分散誘導型協調メカニズム/社会システムデザイン/ビジネス・サービスデザイン/シミュレーションベースドデザイン/電力流通システム/物流交通システム/ブロックチェーン/都市の脱炭素化/再生可能エネルギー
・田中謙司 研究室URL:https://www.ioe.t.u-tokyo.ac.jp/
<「labol(ラボル)」サービス概要 >
「labol(ラボル)」は、フリーランス・個人事業主やSMB(小規模事業者)への資金調達手段として、Webで完結できる「請求書買い取りファクタリングサービス」です。独自開発のAIが行う機械学習により、請求書の買い取り可否を正確かつ即座に判定することで、会員登録から入金完了までが完全オンライン、かつ最短60分での資金調達を実現できます。
・「labol(ラボル)」URL: http://labol.co.jp/
<「labol(ラボル)カード払い」サービス概要 >
「labol(ラボル)カード払い」は、カード決済を行いたい事業者と、カード決済を受け付けていない取引先(カード非加盟店)の橋渡しを行う金融サービスです。会員登録後、24時間365日、時間・場所を選ばずにWeb上でお申込みいただけます。ご希望の振込先にラボルが最短60分で振込払いを実施し、利用者はクレジットカードで本サービスを利用することで最大60日間※1におよぶ支払いの先延ばしが可能となります。
※1:ご利用カードのお支払いサイクルによって延長できる日数は異なります。
・labol(ラボル)カード払い(フリーランス・個人事業主向け)URL:https://labol.co.jp/lp/bpsp
・labol(ラボル)カード払い(法人向け)URL:https://labol.co.jp/lp/bpsp-enterprise
■ラボル 会社概要
会社名:株式会社ラボル
代表者:代表取締役CEO 吉田 教充
所在地:東京都渋谷区桜丘町1番1号 渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー 21階
■セレス 会社概要
会社名:株式会社セレス
代表者:代表取締役社長 都木 聡
所在地:東京都渋谷区桜丘町1番1号 渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー 21階