社会変革推進財団、三菱UFJ信託銀行のシステムチェンジ投資に関する研究におけるアドバイザリー提供の契約を締結

一般財団法人社会変革推進財団のプレスリリース

2017年より日本国内のインパクト投資市場の拡大に努めてきた一般財団法人社会変革推進財団(理事長:大野修一、所在地:東京都港区、以下「SIIF」)は、インパクト投資の発展版であり、社会と環境の課題を根本的・構造的に解決する投資のあり方として、欧米諸国で注目され始めているシステムチェンジ投資に関し、三菱UFJ信託銀行株式会社(代表取締役社長:長島巌、所在地:東京都千代田区、以下「三菱UFJ信託銀行」)へアドバイザリーを提供する契約をこの度締結いたしました。

SIIFは、2024年5月に、システムチェンジ投資を実施している欧米諸国の投資家の発信内容の調査や、個別のヒアリングを経て、「システムチェンジ」や「システムチェンジ投資」の概念を整理し、欧米諸国において、システムチェンジ投資の取り組みが着目され始めている社会的背景などを掲載したデータベース「システムチェンジ・ライブラリ」を公開しました。また、「社会課題の構造的な解決」を誘発する取り組みのひとつとして、2022年にSIIFインパクトキャピタル株式会社(SIIFIC)を設立し、ウェルネス領域におけるシステムチェンジを目指す他、2023年にシステムチェンジコレクティブ事業を開始し、機会格差、地域活性化の分野で課題解決を目指す事業者の公募等を行う等、システムチェンジ投資の実践にも取り組んでいます。

システムチェンジ・ライブラリ

https://note.com/siif_pr/m/ma872b9be42ba

システムチェンジを目指すSIIFの実践

https://www.siif.or.jp/social_agenda/

今後、SIIFは、三菱UFJ信託銀行へのアドバイザリーの提供により、国内初となる上場企業を通じたシステムチェンジ投資のモデル開発に貢献するとともに、SIIFとしての実践から得た知見を業界に共有することで、システムチェンジ投資の普及と促進に努めてまいります。

社会変革推進財団(SIIF)     

 2013年より日本財団内においてインパクト投資に関する調査研究に着手し、日本財団から助成金を受けて、2017年社会的投資推進財団として設立されました。その後、2019年社会変革推進機構と合併し、社会変革推進財団となりました。GSG国内諮問委員会の設立や賛同メンバーの招集や、インパクト投資における提言書や現状を記した報告書の発行、金融庁との共催で金融機関等との勉強会の開催などインパクト投資の推進のための活動をしています。様々な社会課題が山積する日本において、自助・公助・共助の枠組みを超え、社会的・経済的な資源が循環する社会の実現を目指し活動をしています。

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