購入者、運営者共に決済方法の豊富さがキーワード
株式会社DEGICAのプレスリリース
デジタル決済プラットフォーム「KOMOJU(コモジュ)」を展開する株式会社 DEGICA(本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長:モモセ・ジャック・レオン)は、近年多様化するECサイトでの決済方法(購入する際の支払い方法)の実態を調査することを目的に、ECサイトで買い物をする男女400名と、ECサイトで商品販売を行うショップの事業者100名を対象に、「ECサイトでの決済方法に関する実態調査」を行いました。
<調査概要>
調査手法:オンライン調査
調査対象者:18歳~69歳の ECサイトで買い物をする男女400名/ECショップの事業者100名
有効回答数:500
調査実施期間:2024年4月15日(月)~2024年4月17日(火)
<調査結果まとめ>
■購入者
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ECサイトで最も利用する決済方法トップ3は、1位「クレジットカード」、2位「デジタルウォレット(QRコード、ECスマホ決済など)」、3位「コンビニ決済」。決済の際は「ポイント」、「普段使い」、「利便性」を重要視。
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3位「コンビニ決済」選択の理由は、「コンビニに行くついで」、「近くにある」など日本の環境や生活スタイルが影響
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全体の50%以上の人が、希望する支払い方法がなくわずらわしさを感じたことがある、と回答、そのうち約半数が他のECサイトで購入した経験あり
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ECサイトで重要視するのは、1位「価格」、2位「購入までの使いやすさ」、3位「セキュリティ」
■運営者
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決済システムを選ぶ際に重要視するのは「利用料金の安さ」、「入金の早さ」、さらにシステム導入後に求めることは「セキュリティ強化」、「決済方法の増加」
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国外からの注文があるECサイトは50%以上、購入比率の高いトップ3は「韓国」、「台湾」、「中国」
■購入者からの調査結果
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ECサイトで最も利用する決済方法トップ3は、1位「クレジットカード」、2位「デジタルウォレット(QRコード、ECスマホ決済など)」、3位「コンビニ決済」。決済の際は「ポイント」、「普段使い」、「利便性」を重要視。
ECサイトで商品を購入する際、最も利用する支払い方法は1位「クレジットカード」(79%)、2位「デジタルウォレット」(9.3%) 、3位「コンビニ決済」(5.0%)となり、クレジットカードが圧倒的第一位ではあるものの、近年台頭してきているPayPay・LINEペイ等のデジタルウォレットや、一方で現金払いであるコンビニ決済もランクインという結果になりました。
また、ECサイトで利用することがある(複数回答)決済方法も、1位「クレジットカード」(88.5%)、2位「デジタルウォレット」(27%) 、3位「コンビニ決済」(10%)と不動のトップ3となり、浸透度の高さがうかがえます。
最も利用する支払い方法の理由に関しては、「ポイントが貯まる・使えるから」(65.5%)、「普段お店でも使っている方法だから」(38.5%)、「既にECサイトに登録している支払い方法だから」(28.3%)となりました。普段の買い物でも“ポイント”という言葉が良く聞かれますが、ECサイトでのショッピングにおいても例外ではないようです。
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3位「コンビニ決済」選択の理由は、「コンビニに行くついで」、「近くにある」など日本の環境や生活スタイルが影響
ECサイトでの購入に際し、オンラインの利便性という点で優位なキャリア決済やプリペイド決済、長年親しみのある「銀行振込」、「代金引換」などを抑えて3位に食い込んでいるのが「コンビニ決済」です。コンビニ決済を利用している理由のトップ3は1位「コンビニに行くついでに支払えるから」(35%)、2位「24時間営業のコンビニが家の近くにあるから」(32.5%)、3位「現金で支払いたいから」(27.5%)となりました。1位、2位の理由からは、全国に55,000店舗以上あり(※1)、日本の日常生活に浸透するコンビニエンスストアの利便性と活用度の高さが伺えます。また、3位以外にも「クレジットカードを持っていないから」、「確実で信頼できるから」の声も聞かれ、多様化する決済方法の中に根強く残る現金払いへの信頼度の高さがうかがえます。
※1 日本フランチャイズチェーン協会調べ
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全体の50%以上の人が希望する支払い方法がなくわずらわしさを感じたことがある、と回答、そのうち約半数が他のECサイトで購入した経験あり
「オンラインショッピングサイトの支払い時に、希望の支払い方法がなく、わずらわしさを感じたことがありますか。」という質問に対し、「よくある」(4.8%)、「たまにある」(45.8%)と約50%の購入者がわずらわしさを感じた経験があると回答しています。
そのあとの行動を聞くと、「別のオンラインショッピングサイトで買い物をした」(47%)、「買い物自体をやめた」(37.6%)と、多くの人がサイトから離れてしまうという結果になりました。
また、ECサイト利用時にあったら信頼できる点(複数回答)は、「ポイントが貯まる・使える」、「普段使っている支払い手段が使える」などが上位に挙げられており、普段使用している決済方法があることで、利便性だけでなく、ECサイトの信頼性も高まるということが分かりました。
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ECサイトで重要視するのは、1位「価格」、2位「購入までの使いやすさ」、3位「セキュリティ」
購入するECサイトを選ぶ際、最も重要視するのが1位「商品価格が安い」(44%)、2位「商品検索から購入まで使いやすい」(17%)、3位「セキュリティがしっかりしている」(14.8%)という結果が出ました。価格やサイトの使いやすさも重要ですが、個人情報を扱うためか「安全面」も重要視されているようです。
■運営者からの調査結果
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決済システムを選ぶ際に重要視するのは「利用料金の安さ」、「入金の早さ」、さらにシステム導入後に求めることは「セキュリティ強化」、「決済方法の増加」
ECサイト運営者が決済システムを選ぶ際に重要視する点(複数回答)は、「料金の安さ」(62%)、「入金の早さ」(57%)、「使いやすさ」(53%)、「決済方法の豊富さ」(51%)という結果が出ました。
さらに、今後追加して欲しい機能として(複数回答)「セキュリティの強化」(55%)、「決済方法数の増加(50%)、「入金サイクルの短縮」(46%)という声が聞かれました。
決済システムを選ぶ際に重要視する点において、「決済の安全さ」は49%でしたが、システム導入後は“セキュリティの重要性”、“決済方法の豊富さ”に関しても強化すべき点として認識されているようです。
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国外からの注文があるECサイトは50%以上、
購入比率の高いトップ3は「韓国」、「台湾」、「中国」
海外を含め、どの国から注文があるかについて、「国内からの注文のみ」が46%、「国外からの注文あり」が54%と半数以上が国外からの注文を受けています。
注文が多いトップ3の国は「韓国」(37%)、「台湾」(33%)、「中国」(32%)と、近隣諸国が占めており、次いでアメリカ・カナダ(27%)、そして「東南アジア」(22%)と、アジア圏を中心に多くの諸外国から注文が入っているという結果が出ました。
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まとめ
ECサイトにおける購入者の決済方法の選び方は「ポイント」、「利便性」、「普段使い」が重要視されており、「コンビニ決済」の利用事例からは、「環境」や「ライフスタイル」も影響していると考えられる結果となりました。
そして、希望する支払い方法がない場合は、過半数がわずらわしさを感じ、うち半数近くが他のサイトで購入した経験があるようです。
運営者は、決済システムを選ぶ際は「料金の安さ」、「入金の早さ」、「使いやすさ」を重要視しますが、実際に運営し始めると「セキュリティ」、「決済方法の多さ」を、より強化していきたいポイントとして認識しています。さらに、半分以上のECサイトは、日本国内に限らず国外からも注文を受けており、国外向け決済への対応も考慮すべき点のひとつと考えられます。
【KOMOJUの優位性】
デジタル決済プラットフォーム「KOMOJU」 は、EC サイト(越境ECを含む)を運営する事業者様へ、クレジットカード決済、コンビニ決済、ECスマホ決済、ペイジー、電子マネー決済、銀行・ATM振込、後払い決済などの国内外の決済手段を一括導入することができる決済代行サービスです。Shopify、Wix などのEコマースプラットフォームとの連携からAPIでの直接導入など、より簡単で使いやすいソリューションを提供しています。初期費用と月額費用が完全無料で、売上の入金サイクルは週次と月次から選択できる点、安心・安全に導入いただき、導入後のサポートも日本語と英語対応が可能なカスタマーサクセスチームの存在もKOMOJUが選ばれる理由です。
※KOMOJU「コモジュ」は、「購入モジュール」の略称です。
KOMOJU 公式サイト https://ja.komoju.com/
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