トリニティ・テクノロジー株式会社のプレスリリース
■提携によせるコメント
【東邦ガス株式会社 執行役員 営業計画部長 中野 晃一郎様】
東邦ガスは、1922年の創業以来、ガス事業を中心に東海地方のお客さまのくらしを支えてまいりましたが、昨今の多様化するお客さまニーズに幅広くお応えすべく、エネルギーに加えて、お客さまのくらしを豊かにするサービスの拡充を、中期経営計画の中での重要な取り組みの1つとしております。
今回、家族信託に関する深い知見をお持ちのトリニティ・テクノロジー株式会社さまとの業務提携を通じて、お客さまの相続に関する問題の解決に貢献できるよう、取り組みを進めてまいります。
【トリニティ・テクノロジー株式会社 代表取締役・司法書士 磨 和寛】
この度、東邦ガス株式会社さまと業務提携いたしました。
東邦ガスさまは、国内で第三位のシェアを誇り、愛知県・三重県・岐阜県といった中部地域を中心に、「明日のくらしを、今日より豊かに。」をキーワードに、中部地域のインフラとして事業を展開されてきました。
「人×テクノロジーでずっと安心の世界を作る」をビジョンに掲げる我々と同じく、
お客様に寄り添い、価値提供をし続けるスタンスに共鳴し、提携に至ったと感じております。東邦ガスさまのお客様に対しても、おやとこ(家族信託サービス)をはじめとする高齢社会ならではのソリューションを提供させて頂き、共に地域社会への貢献を見据えた連携を進めてまいります。今回の提携を契機に、創業以来ぶれることなく推進してきた家族信託をより一層普及させ、愛知・三重・岐阜地域へも大きく展開していくことで、高齢者の財産管理・財産承継に関する課題を解決してまいります。
■社会背景:超高齢社会の到来と資産凍結問題
日本は超高齢社会の到来により「認知症による資産凍結」という巨大な社会課題を抱えています。
高齢者数の増加と平均寿命の増加が相まって、2020年時点で約630万人の認知症患者は、2050年には1,000万人を超えると推計されています。
認知症になると預貯金の引き出しや自宅の売却などができなくなる「資産凍結」状態に陥ってしまいます。
人生100年時代において、資産凍結は認知症患者ご本人だけでなく、そのご家族の家計をも脅かし生活に大きな不安を与えます。また、2030年には国民総資産の約10%(約200兆円)が認知症患者によって保有されると推計されており、資産の流動性を著しく棄損することから、資産凍結問題は今や日本が抱える巨大な社会課題となっています。
■認知症による資産凍結から親を守る「おやとこ」
当社は認知症による資産凍結問題を解決するため、家族信託を正しく普及させる「おやとこ」を提供しています。
おやとこは、家族信託の組成コンサルティングを専門家が行うだけにとどまらず、信託契約締結後に信託したお金や資産をアプリで簡単に管理することができる、コンサルティングとSaaSプロダクトを掛け合わせた日本初のサービスです。
信託口口座とのAPI連携等を搭載したシステムと、司法書士などの専門家による継続的なサポートにより、家族信託の運用の手間を大幅に省き、かつ家族の財産を安全に管理することができます。
当社は「おやとこ」を通じて、家族信託を全国に正しく普及させることにより資産凍結に悩む人をなくし、日本の巨大な社会課題を解決します。
■会社概要
会社名 :トリニティ・テクノロジー株式会社
所在地 :東京都港区新橋2-1-1 山口ビルディング1階
設立 :2020年10月30日
代表取締役 :磨 和寛(司法書士)
提携企業:司法書士法人トリニティグループ、弁護士法人トリニティグループ、行政書士法人トリニティグループ
会社URL : https://trinity-tech.co.jp/
事業内容 :
・家族信託コンサルティングとSaaSを掛け合わせたサービス「おやとこ」( https://trinity-tech.co.jp/oyatoko/ )
・おひとりの高齢者に家族の代わりにずっと寄り添う「おひさぽ」(https://trinity-tech.co.jp/ohisapo/)
・相続手続きのDX化「スマホde相続」(https://trinity-tech.co.jp/souzoku/)
・家族信託・相続などの専門家コミュニティ「TRINITY LABO.」(https://trinity-labo.com/)
※記載情報は発表日現在のものです。